お菓子時々パン日記

LAで製菓学校を卒業後、オランダ、ロンドン等を経て今は名古屋在住です。
私の作るお菓子やパン、その他色々の日記です。

BK181 ~7日目~  ジンジャーブレッドハウス

2006年05月31日 | CSCA

今日の授業は

・Citronettes
・Gingerbread House

でした。

Citronettesは、この前作ったOrangettesとほとんど同じです。使うものがオレンジの皮じゃなくてレモンの皮になっただけ。甘そうに見えますけど、ちょっと苦味もあっておいしいです。

Citronettesは全然手間がかからないので、今日のメインはジンジャーブレッドハウスでした。お菓子の家。いつか作ってみたいなあとは思ってたんですけど、こんな形で作ることになるとは。昨日、型紙を見つけながらどんなのを作ろうかと考えていたんですけど、Chef の説明では、カラフルなキャンディで飾ったりする子供向けのじゃなくて、3日もかけて作るんだから出来る限り本物に近い物を目指しなさい、と。見本として数年前の生徒が作ったという家を見せてくれました。

Chef 的には、これも見本とは言えないそうなんですけど・・・。もっとWorkmanshipで隅々まで綺麗に仕上げなさいと。でもまあ基本はこんな感じらしいです。窓は板ゼラチンで、木はコーンフレークなどで作ってあるそうです。煙突の煉瓦は細切りアーモンドだそう。家じゃなくても、ジンジャーブレッドが土台になっていればソリとかランタンとか、なんでも作っていいということでした。私は、最初これぞお菓子の家~っていうようなクリスマスっぽいシンプルなのを作ろうと思っていたんですけど(こんなのです。このサイト、すっごく充実してます。型紙もたくさんあるし、お勧め。)、こんな形の本当の家って見たことないし、違う型紙で作ってみることにしました。

ジンジジャーブレッドの茶色はシナモンとかジンジャーとかのスパイスの色かと思っていたら、違いました。たっぷり入るモラセス(糖蜜?)の色なのですね~。焼き上がり、いい香りです。でも今は食べられないけど。

手前に見えるリボンの先みたいなのは、煙突になる予定。

窓ガラスは板ゼラチンもいいけど、こちらの方法のが本物ぽく見えると言われたので、アイソモルト(色付かない砂糖みたいなの)を320度(華氏)まで熱してから冷ましてキャンディにし、それをくだいたものを窓枠の中に入れてジンジャーブレッドと一緒に焼きました。たしかに、ガラスみたいに見えるかな?写真でわかるでしょうか・・。これ以外にも、歩道に敷き詰めようと思って煉瓦用のも焼いてみました。

このジンジャーブレッドはテストとして評価対象にはならないらしいし、食べられる物ならば何を使ってもOK、売ってるキャンディやクッキーや何でもいいわよ~ということで、どうやって飾ろうか考えるの楽しいです。今日は学校から帰ってきて、久しぶりにRlphasへ行き(いつもTrader Joe'sばかりなのです)、ガムとか、グラハムクラッカーとか買ってきました。でもこれって、全然お菓子作りじゃないですよねえ。工作みたい。面白いからいいけど。コルドンブルーでこんなことするとは思わなかったな~。


BK181 ~6日目~  実技テスト

2006年05月30日 | CSCA

今日の授業は

・Practical Exam - Chocolate Box with two kinds of Candies

でした。

Presentationは9時45分ということで昨日のうちにタイムスケージュールを考えてたんですけど、時間が足りないんですよね~。しょうがないから初めに考えたものより飾りを減らしたりしたんですけど、でもどう考えてもぎりぎり。全く余裕なし。なので6時から3時間45分、必死で頑張りました。タイムスケージュールどおりぴったりに進み、5分前に仕上がったので5分でテーブルを綺麗にして、45分ぴったりにどうにかPresentation 出来ました。ふぅ~。こんなに長時間集中したのは初めてかも。まだ仕上がってない人も結構いたんですけど、今のChef は厳しいので、時間ぴったりに全員作業を止めるように指示が。そして、テーブルはそのままの状態で30分間教室から出て行きなさい、と。

Chef の採点中は、カフェで早めのお昼ご飯を食べてました。みんな、疲れ切っていて口数も少なめ・・・。まあでも無事終わってよかった~。夕べは夢の中でもChocolate Boxを作ってました、私。出来上がりはこちら。

側面とふたは、Transfer Sheetを使ってチェック柄にしてみました。バラと葉はModeling Chocolateです。中身はこんな風。

茶色いのがCarioca Truffles(コーヒー味のガナッシュを固めて切り分けてから、表面だけにココアをふって側面はダークチョコでコーティング)、もう1つはSplitter Truffles(アーモンドとヘーゼルナッツを、プラリネ入りのホワイトチョコで和えた)です。

出来上がってる人のものだけ、いくつか写真を撮ってきました。私は普通に四角い箱にしちゃったんですけど、みんな色んな形にしてあって面白かったです。

まずは丸形。

星形のも。上に乗ってるのは何だろう・・?

こちらはピアノ形。

棺桶形!も・・・。

一番形が上手だなあと思ったのはこちら。

ビーチにある、監視小屋(?なんて言うんでしょうね?)ですね~。すごい。梯子も綺麗にできてるし。型紙色々作ってありました。これを作ったのはTeaching Assistantの人です。さすが。

授業のあとはCareer Servicesに行って、昨日のうちに書いてみたResumeとCover Letterのチェックをしてもらいました。直した方がいい箇所をいくつか教えてもらったので、これから清書です。大学の時に履歴書のOKが出るまで就職課に通ったのを思い出します。

明日からは3日間かけてGingerbread Houseを作ります。これから型紙探さなきゃ。


BK181 ~5日目~  ファッジ・マシュマロ

2006年05月26日 | CSCA

今日の授業は

・Orange Squares
・Fudge
・Marshmallow

でした。

今日はどれも2人1組で作りました。オレンジスクエアは、マジパンにオレンジピールを加えて好きな形にし、チョコにくぐらせたものです。

オレンジピールが少なかったのか、マジパンの味が強い。オレンジオイルも入れたんですけど、あんまり分かんなかった。

マシュマロは、湯煎で溶かしたゼラチンを泡立てているところに熱いシロップを加えてかなりしっかり泡立てたものをコーンスターチと粉砂糖をあわせたものの上に落として固めました。板状のものと丸いのと2種類。

好きな味にしていいと言われたので、オレンジエクストラクトを加えました。何も入ってないもはゼラチンの味が目立っていてちょっと・・・という感じだったのですが、オレンジ味の方はおいしかった。丸い方、ぽよぽよに柔らかくてさわってると気持ちいいです。板状の方は固めるのに時間がかかるので、来週切り分ける予定。

ファッジは、溶かしたチョコにバターとコンデンスミルクを加えて固めただけです。簡単~。

ナッツは塩水にくぐらせてあるので、ほんのり塩味が効いててそれもおいしい。今日作ったのは本当のファッジの作り方とはちょっと違うみたいです。本来は熱いミルクとシロップをあわせたものに冷ましながら空気を入れて結晶化させるらしいです。たしかに、前にお店で食べたものをちょっとしゃりしゃりしてて今日のとは違ったような。Chef は、今日の作り方のが滑らかでおいしいから好きだと言ってました。私はどっちも好き。

さっさとこの3種類を作り終えてからまたChocolate Box の練習をしようと思ってたんですけど、あんまり時間がなくて途中まで組み立てたところで終わっちゃいました。月曜がメモリアルデーで学校もお休みなので、連休で今日からバケーションに行っちゃってる生徒も多く(10人位いなかった)、Chef がじゃあちゃんと学校に来ているあなた達にはちょっとご褒美ね、ということで今日は2人1組で作ってよし、さらに授業もいつもより1時間早く終わらせましょう、ということになったのです。

来週の火曜日はChocolate Boxの実技テスト。私はまだテンパリングが不安なので練習用にチョコを持ち帰ってきました。ちょっとは上達するといいなあ。中身も2種類作らないとなので、どれにするか決めなくちゃ。


BK181 ~4日目~  トフィー・ナッツブリトル

2006年05月25日 | CSCA

今日の授業は

・Toffee
・Nut Brittle
・Orangette

でした。

トフィーもナッツブリトルも、カラメルにバニラやベーキングソーダを入れて固めるだけです。Orangetteは、オレンジの皮の細切りをシロップでゆっくりじっくり透明感が出て苦味がなくなるまで煮るだけだし。さっさと終わらせちゃってすぐにChocolate Boxの練習に取り掛かろうと思ってたんですけど・・・。なんだか今日はどれも上手に仕上がりませんでした。

まず、トフィーは300度(華氏)まで熱しなさいって言われてたんですけど、どうやらそれよりも温度が低かったらしくて、Crystalizedしてしまいました。なんか真っ白。ナッツブリトルはそんなことはなかったんですけど、ディップしたチョコがきちんとテンパリングできてなくて、こんなふうなっちゃいました。

チョコがつやつやじゃなくてにごっててカッコ悪いです。

でもとにかくChocolate Boxの練習したかったのでやり直さず。こちらも、どうもテンパリングが上手に出来なくて。やっぱり苦手だわ。こないだOrange Truffleのテンパリングが出来てたのはたまたまだったのでしょう・・・。テンパリングマシン欲しいよ~。

これはテンパリングできてないとカッコ悪いだけじゃなくて強度もなくなってしまうので、やり直しました。Chef が壁紙を使ったところは、Transfer sheetを使ってみたんですけど、この写真だと分かりにくいかな・・・?

どうもこれもちゃんとはテンパリングできてないと思います。明日、またやり直す時間があるといいな~。

Orangetteは、煮て少し乾かしてからグラニュー糖をまぶしました。

普通はもっと太めだと思うんですけど、これは明日作るOrange Squareというものの飾りに使うらしいので、それ用に細くしなさいということで。ちょっとだけチョコにディップしてつまんでみたけどおいしかった。


BK181 ~3日目~  キャラメルアーモンド・チョコレートボックス

2006年05月24日 | CSCA

今日の授業は

・Caramel Almonds
・Splitter Truffles
・Chocolate Box (Demo only)

でした。

キャラメルアーモンドは、アーモンドにキャラメルを絡め、3粒ずつ固めて下半分をチョコにディップしたもの。Splitter Trufflesは、細切りのアーモンドとチョップしたヘーゼルナッツに、ホワイトチョコとプラリネペーストを混ぜたものを絡めたものです。これも固まってからダークチョコをディップしました。どちらか1つだけ作ってみなさいということで、おいしそうだったSplitter Trufflesを。

ものすごく大量に出来ました。200個くらい作ったかなあ。半分の量でもいいかどうか聞いた人がいたんですけど、カリキュラムがこのレシピを要求しているから一人ずつ全量作りなさい、と。大量に作る練習?根気?も授業のうちなのでしょうか。

Chocolate Boxは、来週の実技テストの課題です。今日はChef が作ってるのを見てただけでした。明日からはこれを練習しなさいね、と。テンパリングしたチョコで箱を作って、中に2種のチョコを入れるというのが課題です。箱の形や飾り、チョコの種類はなんでもいいみたい。Chef の箱は、まず飾りにModeling Chocolate(チョコとコーンシロップを2:1で合わせたもの)でリボンを作りました。

なんか太くて大きいです。ウエディングケーキのTopper にリボンを作りたいって私が言ったときもこのタイプのリボンを作るように言われたんですけど、私は細めのが好きだったの変えちゃったんですよね~。左後ろに見える4つの丸は、箱の足になる部分です。

箱に模様をつけるのに、こういうテクニックもあるわよ、ということで壁紙を使って方法を教えてくれました。こんなふうに凹凸がある壁紙に

今回は赤く着色されてるココアバターを塗って、軽くスパチュラで表面をなでると、凹の部分だけ赤くなります。それを固めてから、普通にテンパリングしたチョコを流して固めれば模様つきのチョコの板が出来上がり。用意しておいた型紙に沿ってこのチョコを切り分け、こんな風に組み立てていきます。

組み立て終わったら、絞り出したチョコで継ぎ目などを隠せば出来上がりです。

中身はこんなふう。

明日の授業では、とりあえずChef のデモと同じような感じで作ってみようと思います。テストの時はどんな風にしようかな~。


BK181 ~2日目~  トリュフ仕上げ

2006年05月23日 | CSCA

今日の授業は

・Tempering Chocolate
・Truffle Finishes

でした。

テンパリングは前にも習ったのでざっと復習のみ。もう温度計は使わないで見た目や指で触った感じで判断できるようにしましょうとのことでした。

Port Truffle は中身を丸めたあと、ミルクチョコレートにディップしてとげとげになるようにチョコレートフォークでつつきまわせば出来上がり。

Carioca Truffle は板状に固めてあるものを四角く切って、表面だけにココアをまぶし、表面以外の面にセミスィートチョコをディップ。



Orange Truffle は、こんな型を使いました。

これにチョコを流しいれ、

逆さにして固めてから、中身を絞り出し、その上からさらにチョコを流して固めます。私はなんだかテンパリングに苦手意識があって、今回は温度計も使わなかったしきちんと固まってくれるかどうか心配だったんですけど、この通り。

つやつやに成功しててよかった~。Chef にもテンパリングがよく出来てると褒められました。でも、底の部分がちょっと厚くなっちゃった。

それに、一部のチョコはこんな風に表面に気泡ができてしまいました。

まだ中身が残ってるので、明日は気泡も無く回り全部が均等に薄くなるように頑張ります。中身はもっとオレンジ風味が強くてもよかったかな~。

Cassis Truffle は中身を丸めてからホワイトチョコレートにディップし、さらにパウダーシュガーをまぶしました。

これはテンパリングもチョコの厚みもOKでした。味もよかったんですけど、でも中身がちょっとなめらかじゃないというかなんというか。昨日のうちに作っておいたので、ディップする前にもっとしっかり溶かしてよく混ぜておかないといけなかったみたいです。

みんな2種類ずつ作ったので、Port Truffle や Carioca Truffleを作った人と、私のOrangeやCassisをちょっと交換してもらいました。

左がPortで右がCariocaです。Cariocaはほんのりコーヒー風味。PortもほのかにアルコールっぽいのでこれがPortなんでしょうね。

今日は授業の終わりに就職課の人が来て、卒業までの6週間、どういうスケジュールで活動していけばいいのかということを説明してくれました。学科はワインのクラスで終了だと思ってたら違ってた。私はまだ就職するかも分かんないんですけど、「Professional Dvelopment Seminar」ということでこれもしっかり成績がつけられるみたいです。一週目に個人面談、2週目までにレジュメを書いてセミナーに出席、3週目までに就職希望先を提出、などなど・・・。親切ですよね~。卒業までに就職が決まらなくても、決まるまで面倒みてくれるんだそうです。面談の予約はしてきたので来週までにレジュメを書かなきゃ。見本をもらってきたんですけど、英語で書くなんて大変そうだわ・・・。


BK181 ~1日目~  トリュフ4種

2006年05月22日 | CSCA

今日からは、BK181  Advanced Techniques Moduleというコースです。1週目はチョコレート、2週目はジンジャーブレッドハウス、3週目はシュガーショーピースの予定。

今日の授業は

・Orange Truffles
・Carioka Truffles
・Port Truffles
・Cassis Truffles

でした。

どれも中身を作っただけで、明日仕上げ予定です。デモは4種類全部だったんですけど好きなのを2種類選んで作りなさいとのことで、私はOrange と Cassisを作りました。Orangeはオレンジジュースやグランマニエを入れて温めた生クリームに泡立てた卵黄を混ぜ、それにセミスイートチョコを加えたもの。Cassisは温めた生クリームにカシスシロップやCreme de Cassisというリキュールを加え、ホワイトチョコと一緒に溶かしたもの。ホワイトチョコにカシス入れたら、綺麗なピンク色になりそうじゃないですか?でも実際の色は、こんな。

なんかがっかり~。

Cariocaは、ホワイトチョコとセミスイートチョコを溶かしたもにバターをココア、インスタントコーヒーを加えたものです。Portは、セミスイートに生クリームとバター、ポートを加えただけ。みんなで、ワインクラスでポートとチョコをあわせたらとっても合ってたもんね~って言ってました。私はその時欠席だったから知らないんですけどね・・・。

あっという間に作業が終わったので、9時半くらいからはチョコに関するビデオを観ました。

それから、先週のウエディングケーキなどのテスト結果と、総合成績が渡されました。総合ではA、ウエディングケーキもPortfolioも満点でした♪頑張りが報われたというもの。

あと、Chef がシュガーショーピースはこんなの作るのよ~って、以前自分が作ったものを見せてくれたんですけど、とても自分でこんなのをお砂糖から作り出せるとは思えません・・・。

フルーツバスケット。これは吹いて作るんだそう。ガラスみたいですね。プラムの質感は、コーンスターチなどをまぶして作ったそうです。

ピエロ。ストライプのリボンが可愛いです。

Asian Ladyだそう。髪の毛くるくる。

シュガーショーピースが、このコースのFinal Practical Examです。こんなの作れたらすごいな~。


BK171 ~14日目~  ウエディングケーキ仕上げ

2006年05月19日 | CSCA

 今日の授業は

・Final Practical Exam-Wedding Cake

でした。

まあ、この一週間ずっとそうだった訳ですが、今日はついにPresentationです。クラスは朝6時からなのですが、今日だけは30分早く来て作業していてもいいと言われたので5時半に到着しました。Presentation も9時の予定だったのを30分ずらしてくれて9時半に。

ウエディングケーキのデザインにはクラスの課題としての決まりがあって、

・ケーキサイズは6.10.14インチの3段重ね(積み重ね方はどうでもいい)
・Cornelli Laceを使う
・Filigree LaceをCornelli Laceの周りに使う
・Swiss Dots を使う
・花や葉は出来る限り本物に近いものをフォンダンで作る
・ケーキの一番上にはPastillage で作ったTopperをのせる

などなどを満たしていないと点がもらえません。私が作りたいとイメージしていたケーキはこれらの条件を満たしていなかったのでしょうがなく変更しました。

まずはロイヤルアイシングを作り、昨日重ねておいたケーキの側面全体にSwiss Dotsを。

トリプルドッツにしてみました。それから、ロイヤルアイシングを接着剤にしてパールとPastillageのリボンを飾りました。

これに、どんどん作っておいた花や葉を刺し込んでいって、出来上がり。竹串をぐいっと差し込んで穴を作ったところに刺していきます。

作ってる途中から、みんなにゴージャス!ビューティフル!と言ってもらえて嬉しかったです。終わったあとには、もうなんていうか達成感で一杯に。あ、Cornelli Laceはどうしても好きになれなかったので、こんなとこに隠すようにつけてみました。Chef にも隠していいのか(笑)確認済みです。縁取ってる角度のついたのがFilligree Laceというものです。どちらもロイヤルアイシングです。

これだと分かりにくいかな~。アップしたのがこちらです。

Chef の採点中はカフェでお茶してたんですけど、戻ってきたら「Cornelli Laceが見つからなくて、ケーキの周り3回も回っちゃったわよ~」って言われちゃいました。

Portfolioはこんな感じに仕上げました。

みんなのケーキを見て周るのもとっても楽しかったです。たくさん撮ってきてあるんですけど、いくつかご紹介。

これ、私が一番好きだったデザインです。可愛い。Topperのバスケットもお花があふれてて素敵です。

自分の作ったケーキももちろん気に入ってるし満足してるんですけど、学校の課題にあわせて作ったので、イマイチ私の趣味とちょっと違うというか。ゴージャスなのより可愛らしいのが好きなのです。

これも、色合いやデザインとっても可愛いですよね~。

白黒のリボンが大胆なデザインです。これを作ったのは、もう60歳前後であろうおば様。感覚がお若いです。

これは海がテーマということで、貝がたくさん飾ってあります

パウダーカラーをアルコールで溶いて、フォンダンの上から色をつけたそうです。ボタンとかついてて面白い。

ちょっと暗くて見えにくいのですが、Topper は竹を斜めに切って花器にみたててあります。Chefに、モダンなデザインで素晴らしいってとても褒められてました。

これは桜ですね~。木の幹をはわしてあるのが面白いです。

結婚式にふさわしい漢字をFiligree Laceに使いたいから教えてって言われて、幸とか愛とか教えてあげた人のものです。やっぱ愛は難しいですよね。

正統派って感じです。ハート形のTopper が落下して割れちゃったんですけど、ちゃんと予備が用意してあってさすがでした(いつも準備万端な子なのです)。

こういう風にレースにするのも可愛らしいですね。アジサイの色も綺麗。

このケーキはTopperが素晴らしかったです。アップの写真を何故か撮るのを忘れてしまったのでこれだとよく分からないかも知れないのですが、かなり細く誰よりも複雑なデザインなのに綺麗に仕上がってました。

この人だけが、ケーキ全体に色づけしてありました。私も最初は全体的に淡いピンクにしようかと思ってたんですけど、フォンダンにカラーを混ぜ込むのは重労働だからかなりチャレンジングだとChef に言われて諦めたのです。これは、混ぜ込むのではなくカバーしたあとにエアブラシでカラーを吹き付けたのだとか。

みんなでケーキを鑑賞しあって、お互いの苦労をねぎらったり、今夜からはたっぷり眠れるね~と言い合ったり、なんだか今までになくクラスに一体感があっていい感じでした。Chef が総評をしてくれてる時に、こんなに真剣に頑張ったクラスは初めてだわ、とうるうるしてくれちゃったりもして。

でもとにかく終わってほっとした~。ケーキ、頑張ってこわれないように持ち帰ってきたけど、どうやって保管しようかなあ。


BK171 ~13日目~  フォンダンカバー

2006年05月18日 | CSCA

今日の授業は

・Covering Styrofoam with Rolled Fondant

でした。

入学してから今までで一番体力を使った授業でした・・・。今回作っているウエディングケーキは飾りの練習なので、中身は本物ではなくて発泡スチロールを使います。丸いケーキ型になってる6、10、14インチの3つの発砲スチロールをフォンダン(花を作っているのと同じもの)でカバーしました。カバーなんてすぐ終わるだろうから、その後はケーキのてっぺんに乗せる飾り(Pastillage で先日作ったものを組み立てて作ります。あとでまた作り直したものをずっと乾かしてました。)を作ろうと思っていたのに、そんな時間は全然なし。

フォンダンは、使う前にまず練って柔らかくしてから作業に入ります。花や葉を作っているときは一度にほんの少ししか使わないので すぐに柔らかく作業しやすくなってたんですけど、まず一番大きい14インチのケーキをカバーするのは最低でも6パウンド(約2.7キロ)は使いなさいと言われました。一度に全部こねるのは大変なのでいくつかに分けて練ったんですけど、かなり力が要ります。ゆっくりしてると、乾いてきちゃうし。背が低めの私は普通に立ってるだけだと力が入らないので、台に乗って体重をかけてぐいぐい練りました。6パウンド全部柔らかくなる頃には、汗びっしょり。それをローラーで薄く伸ばします。で、発砲スチロールをカバーするんですけど、これがまた皺ができないようにきれいに覆うのがなかなか難しい。すぐにフォンダン自体の重みで裂け目ができちゃうんですよね・・・。一番大きいケーキはChef が手伝ってくれたのでどうにかできて、中くらいの大きさのも一回やりなおして2度目にどうにか成功。何故か一番簡単そうな6インチのものがカバーできなくて。5回くらいやり直してしょうがないのでChef に泣きついた(うん、ほとんど泣きそうでした・・)ら、フォンダンが乾き気味だからショートニングをちょっと足して練り直して御覧なさいって言われたのでその通りに。でも出来ないんですよ・・・。9回目に失敗してまたChefに泣きついたんですけど、もうこれはフォンダンの状態がよくないから、ちょっとだけ残ってる新しいこのフォンダンをあげるからこれで試してみなさいと言われ、そうしたらついに成功。もう汗だくで顔も真っ赤でした。いろんな人に、顔真っ赤だからもうちょっと休憩しなさいって言われちゃった。

でも、そんなに苦労せずにちゃんと自分でカバーできてる人もいて、なんで私ったらこんなことも出来ないのかとちょっとだけ落ち込んでたんですけど。どうもあまりにも出来ない人が多かったので、不審に思ったChef がフォンダンの製造番号をチェックしたところ、ある同じロットのものを持っていた人だけ(私も)が苦労していたことが分かったそうです。ちゃんと出来てた人のフォンダンをそうじゃないものを比べたところ、明らかに伸びのよさが違ったそう。仕入先にも連絡してチェックしてくれたみたいなんですけど、翌日の話では、多分そのロットのものだけ入れ忘れた原料があったのだろう、と。ひどいわ~・・・。花や葉を作ってる時には、少量ずつしか使わないのでそれほど違いが出なかったのだろう、と。

そんなこんなで疲れ果て、フォンダンでカバーしたあとは、それぞれをロイヤルアイシングを接着剤にして3段に組み立てるところまでしか出来ませんでした。

もう写真撮る余裕とか全然なし。みんなで、いいエクササイズになったから今日はジムに行く必要は全くないわね~とか言い合ってました。家に帰ってきて体重測って見たら、朝よりも1キロ以上減ってた。一瞬かなり嬉しかったんですけど(笑)、麦茶をたくさん飲んだらすぐに戻っちゃいました。まあ、汗かいて減っただけですしね・・・。

帰ってきてからは、今日学校で作業するつもりだったPastillage の組み立てなど。Pastillage っていうのが、またすっごく乾きやすいので作業が大変で。フォンダンだったらそれほどでもないので形作るときに定規で大きさを揃えたりなどする時間もあるんですけど、Pastillage はほんとにすぐ乾いちゃうのでそんなことしてる余裕はありません。手早く伸ばしたら即効切って成型しないと、しわができちゃうのです。私はリボンを作りたかったのですが、太さや長さを目分量で揃えるのがなかなか難しかったです。Chef にリボンが作りたいって言ったときに、それはチャレンジングね~、でもきっと大丈夫だからやってごらんなさいって言われたんです。学校で先週作ったものがきちんと組み立つ自信がなかったので、家でこんなのをいくつも作って乾かしてました。

組み立ては、アイソモルトという熱しても色がつかない砂糖をカラメル状にして接着剤にします。熱々のうちに作業しないとすぐ固くなっちゃうのでこれまた大変。キッチンで汗だくになって作業してました。出来上がりはこんな。

ちょっと思ってたのと違う仕上がりなんですけど(もっと背が高く、リボンの輪っかも数多くなるはずだった)、とりあえず形になったので、ほっ。固く乾いちゃってるので、形がぴったりあわないと組み立てられないんですよねえ。奥のほうのは、ケーキに飾るパールです。これはフォンダンをひたすらまるめたもの。両方ともパールのパウダーカラーで色づけしました。

作業のあとは、金曜提出のノートの仕上げと、Portfolioを。徹夜も覚悟だったんですけど、そこまでは時間もかからずに4時間くらいは眠れたかな?


BK171 ~12日目~  シュガーペーストフラワー

2006年05月17日 | CSCA

今日の授業は

・Piping Practical
・Wire/Floral Tape together bouquet

でした。

パイピングは今日も昨日と同じです。Cornelli Lace は口金を使わずに自分でコルネを作って練習しなさいということで、かなり細く絞り出しました。もうCornelli Laceの練習には飽きました・・・。Happy Birthday などは、ケーキやプレートに書くことを考えて、小さく書く練習をしなさいとのことでたくさん書きました。Congratulations が長いので小さく書くのが難しかったです。

そして、昨日の続きで花にフラワーテープを巻いたり小さなブーケにしたりなど。

もうね~、昨日疲れて果てていたのになかなか寝付けなくて、でも3時に起きてワインの勉強していたので、授業にはなかなか身が入らず。体中に疲れが残ってる感じでした。今日の作業がひたすらフラワーテープ巻きでよかったです。あんま考えないで出来るし。

ワインのテストはマークシートじゃなくて記述式でした。フラワーテープ巻きながらぶつぶつワイン名をつぶやいたり直前までノートを見返していた甲斐あって、無事終了。その場ですぐ採点してくれて、総合成績もくれたんですけどAでした~。ふぅ。とりあえず一山越したって感じです。

家に帰ってきてからは、ケーキ用のパールを作ったり金曜提出期限のクラスノートをまとめたりなど。それから、BK171ではFinal Written Exam の代わりにWedding Cake Portfolioというものを提出しないといけないので、それに取り掛かりました。Portfolioの内容は自分でケーキショップを経営してると想定して、Wedding Cake をオーダーしたいお客さんに見せる説明書のようなものです。Wedding に相応しいNiceな装丁で、しかもProfessionalに綺麗にTypeしてあるものという指定です。項目は、Mission Statement/Philosophy, Detail Menu Descriptions, Pricing Structure, Diagrams of Cake shapes, などなどたくさん。すべて網羅してきちんと出来てれば100点です。日本語でも大変そうなのに、当たり前ですが英語で書かないといけないし、これも大きなストレスの一因でした。もっと早めに始めたかったんですけどワインの勉強があって取り掛かれなかったし。


BK171 ~11日目~  シュガーペーストフラワー

2006年05月16日 | CSCA

今週はテストや宿題やイベントお手伝いでいっぱいいっぱいなので、しばらく更新できそうもありません・・。週末にまとめてアップしますね~。

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長かった一週間がやっと終わりました・・・。私の人生で史上最高に忙しくストレスフルだった日々だった気が。でも頑張ってやっと終わって今は幸せ~。睡眠不足が続いていたので眠たいはずなんですけど、なんだかもったいなくて(?)起きてます。

では、11日目についてから。

今日の授業は

・Piping Practical
・Assemble Petals, Leaves
・Dust Flowers

でした。

パイピングは、Cornelli Laceの他に、Happy Birthday, Congratulations, Happy Anniversaryの3種類。たしかにこれって、実際に働くようになったら一番必要そうなパイピングですね~。こちらがChef の見本です。

私のはこちら。

なんか、やっぱりChef のに比べて筆の運び(?)に迷いがあるというかなんというか。さらさら~っとかっこよく書ける様になりたいです。

そのあとは、作っておいた花びらの組み合わせ方とか色づけ方など。色はパウダー状のフードカラーを使います。メイクアップ用のブラシが一番使い易いとのこと。

こんなふうにパウダーを少量だし、ブラシにつけてから花びらを軽くこするとほんのり色がつきます。色々混ぜたりして、出来る限り本物っぽくしてみなさい、と。

色づけしたものをフラワーテープ(緑色の紙テープ)でまとめれば花の出来上がり。

ほんとなら花びらに点々もつけるところだって言ってました。とにかく、花の写真を見てそれに近づけるように、とのこと。前からずっと言われていたので前日にインターネットでチェックしておきました。私は白いカサブランカが作りたかったので、パウダーカラーはうっすらとだけ。

おしべやめしべはこんな感じに。茶色い箇所は、フォンダンで作った芯にコーンミールとココアパウダーを混ぜた物をまぶしてみました。

組み合わせて出来上がり~。葉もつけました。

花びらを作っていた時には、どういうふうに組み合わせるのかも、ちゃんとできるのかも分からなくて心配だったんですけど、ちゃんと花に見えるように出来るものですね~。よかったよかった。

授業のあとは、イベントのお手伝いです。月曜の夜にChef から電話があって、大体準備できてるから2時にホテルに来てね、とのことだったのですが、一度家に帰って花を組み合わせたりパール(ケーキの飾り)にするためのフォンダンを丸めたりしていたらChef からまた電話があって、やっぱり3時に変更とのこと。1時間余裕ができたので水曜にあるワインテストの勉強してました。ものすっごくテスト範囲が広いんです・・・。ワインの産地やらぶどうの種類やら色んな国のものを覚えないといけないし、見慣れない単語ばっかりだし、もう大変。先週末から勉強を始めた(これは私にとってすごく珍しいことなのです(笑)。いつも一夜漬けばっかなんですけど、このイベントの予定が入ってしまったので仕方なく)んですけど、全然覚えられなくて気はあせるばかり。ちなみに、私が月曜にイベント関連のワークショップに参加していた頃、ワインクラスのみんなはいろんな種類のチーズとかフォアグラとかダックとか野菜のソテーとかチョコレートラズベリータルトとか、Chef が準備してくれた美味しそうな物たちとワインを楽しんでいたんだそうです・・・。いいな~。

2時半くらいにサンタモニカのホテルに到着したら、パートナーの子ももう来てました。パーティとなる宴会場でChef と会ったら、すぐにキッチンへ。当たり前なんですけど高い帽子をかぶったChefが大勢いて、すごく広いしみんな忙しそうで活気にあふれててちょっと圧倒されました。15人のChef 達がそれぞれ2品ずつ作る立食パーティのようで、私がお手伝いしたChef が作ったのはMaple-Glazed Doughnuts, Roasted Apples and Cider Ice CreamとSweet Corn Crème Caramel with Corn Ice Cream の2品です。アイスクリームやコーンプディングや飾りのクッキー生地、飾りなどはもう作ってきてあるとのことで、じゃあクッキー焼いたり盛り付けしたりのお手伝いなのかなあ、と思ったら、あなた達2人には「ドーナツ作り」と「クッキーの型抜き」をしてもらいます、どっちがいい?と聞かれました。そしたらパートナーの子がすぐさま型抜きを希望したので(料理クラスだから、お菓子はあまり得意じゃない、とのことで)私はドーナツの係りに。Chef からは、材料の計量はしてきてあるから、作り方教えるから型抜きまでして冷蔵庫にどんどん入れていってね、と言われました。今夜のパーティのチケットは700枚くらい売れてるけど全員がドーナツ食べるわけじゃないだろうから、7時半(パーティ開始時刻)までに、できたら600個位作ってね~、と。

もう、すっごく大変でした・・・。そういえば、ドーナツって何故か学校では習ってないんですけど、まあ作り方は複雑じゃないし計量もしてあるし。でも、揚げたのを食べてみたらすっごくソフトでしっとりしてて今まで食べたトーナツで一番おいしいかもっていうくらい美味しかったんですけど、生地がむちゃくちゃ扱いにくいのです。水分がかなり多いので、しっとりというかべったべたで、イーストのせいかふわふわと柔らかい生地。打ち粉を信じられないくらい大量に使ったんですけど、それでも型抜きするとくっついちゃうんですよね~。しかも、ドーナツ用の型とかじゃなく、普通に丸型で抜き(しかもちっちゃい。直径3センチくらい)、真ん中の穴は口金の絞り出さないほうで抜くのです。抜くたびに粉をたっぷり口金につけないとすぐ詰まっちゃうし、でも小さいのを指でつまんでるので、粉まぶしすぎるとすべっちゃうし。600個作るのなんて絶対無理・・・と思いながら必死で作業してました。隣で作業していたパートナーの子は、生地を伸ばして普通に型抜きしてるだけなので、結構すぐに600個終了。その時私はまだ100個くらいしか出来て無かったかなあ。Chef はほんとに優しくていい方で、600個って言ったけど出来るとこまででいいから無理しないで作業してね、と言ってくれるのですけど、やっぱり言われた数だけ作りたいし。パートナーの子が手伝うよって言ってくれたんですけど、型が一個しかないので2人では作業しにくくて、結局その子は別のシェフの作業を手伝ってました。どにかくひたすらに型抜き(生地作りも何度かしたけどそれは大変じゃない)を必死になってしてました。作業台にかがみながらしてるから腰痛くなった。そして、どうにか7時過ぎに600個完成・・・(っていっても揚げてないけど)。いや~、ほんと疲れました。たくさん写真撮ろうと思ってカメラをポケットに入れてあったのですが、そんな余裕は全然なし。

パーティ開始からは、キッチンでひたすらドーナツを揚げてました。揚げたてを食べてもらいたいからということで、少量ずつ揚げてはパーティ会場にいるChef のテーブルに運びます。これは開始直前のChef のテーブルの様子です。

キッチンが同じ階ならいいんですけど、一階下にあるんですよねえ。なので、ドーナツ持って階段を上がったり、足りないお皿を持って上がったり。昨日のワークショップで、タバコを吸う人はすぐにやめなさい、エクササイズしてない人は今日から始めなさいって話が出てたんですけど、体力の大切さを実感しました・・・。開始30分くらいでもうくたくた。しかも、綺麗な格好してワインやおいしそうな料理片手に談笑しているお客さん達を横目に見ながら汗だくでひたすらに働くのはかなり辛い。お腹減ったしのども渇いたけど、そんなヒマもちろんないし。ひたすらに会場とキッチンを往復しながらドーナツ揚げていたので、Chef の盛り付け方なども全然見るヒマがありませんでした。残念。ドーナツは600個全部揚げて、ほぼなくなりました。みんなドーナツ好きですね~。揚げたてを運んでいると、すれ違う人に何度ももらっていい?とつままれました。

パーティ終了時刻の9時半が過ぎても、お料理作るChef を手伝ってた人達はお疲れ様~って乾杯してたりするのに、デザートの私達はまだ食べる人がいるのでドーナツ揚げてました。10時頃になってようやくすべての作業が終了。まだパーティ会場には飲み物やお料理が残っていたので好きなのもらってきていいよって言われたんですけど、ほんとに疲れてるときにはお酒なんて飲みたくないものなのですねえ。美味しそうなワインもたくさんあったんですけど、とにかく冷たい水が飲みたくて。でも水は無いって言われて飲めませんでした・・・。なんでだ~。

Chef と一緒に写真を撮ってもらったり、サラダをつまんだりしてました。Jin PatisserieのChef とも少しお話する機会があったのですが、とってもいい方でした。以前ANAでフライトアテンダントしていた経験があるとのことで、日本語で話しかけてくれました。一緒の写真も撮ってもらえたし、ロス在住の日本人の間でもとっても人気なんですよ~とお伝えしておきました。近々、ケーキ食べに行ってみようっと。

そうそう、これだけ働いても無給なのですよ(笑)。学校の担当者には、まだ生徒の身で有名なChef と一緒に働けて知り合いになれる、それはお金に換えられないくらいすごいことだよって言われました。まあ、たしかにそうですけど。それに私はまだWorking Permit持ってないので無給じゃないと働けないし。

Chef は勤めていたレストランを辞めて、今年の秋に新しく自分のお店を開くんだそうです。帰る前に丁寧に労って褒めてくれて、もし興味があったら連絡してねってメールアドレスくれました。実際に働けるかどうかは別にして、そう言ってもらえて嬉しかったです。必死で作業した甲斐もあったというもの。優しいChef でほんとによかった。英語が聞き取れない私に、嫌な顔ひとつせずゆっくり説明してくれたし。

家に帰ってきたのは11時ころ。いつもならすっかり眠ってる時間です。シャワーを浴びてとりあえず倒れこむように寝たんですけど、ワインのテストのために翌朝は3時起き・・・。


BK171 ~10日目~  シュガーペーストフラワー

2006年05月15日 | CSCA

今日の授業は

・Piping Practical
・Sugar Paste Flowers

でした。

今日もCornelli Lace の練習でした。だんだん細い口金にして練習してます。どんどん難しくなるんですけど、ちゃんと出来ても(まだ出来ないんですけど)くねくねなだけだし・・・。Chef も、この模様好きじゃないって言ってました。でもケーキにはつけないといけないし。やだな~。

先週の続きで、ひたすら花をや葉を作ってました。私が作ったのは葉を2種とバラの花。

11時半からは、Star Chef イベントの一環である、How to Make It' Chef Panel というのに参加してきました。始まる前に私がお手伝いするChef に紹介されたんですけど、写真の通り優しそうな人でほっとしました。もう一人の生徒と2人1組で働くのですが、ペアの相手もいい感じな人でよかった。今日はお手伝い無しで、明日の集合時間&場所は、今夜電話をくれるんだそうです。

イベントの前にはこんな可愛らしいオードブルが振舞われました。料理クラスの生徒達が作ってくれたんだそうです。

こんなのとか、

こんなのとか。これは、ハンバーグの上にフォアグラが乗ってます。一番上のゼリーはシトラス風味でちょっと甘め。おいしかったです。

デザートも色々。

他にも色々あったんですけど、なんだか緊張しちゃってあんまり食べられませんでした。ちょうどお昼時だったんですけどね~。

イベントはこんな感じです。

前列左から二番目の髪の長い女性が私がお手伝いするChef で、その次の黒髪の女性は、Jin Patisserie のChef 。他にも、Water Grillやペニンシュラビバリーヒルズなど、有名なところのChef ばっかりでした。

たくさんのChef 達の色々な話が聞けて興味深かった・・・んですけど、でも私は半分くらいしか分からなかったかも。一番前の席に座っていたので、何もしてないのに疲れちゃいました。椅子の間隔も狭くて、両隣大きな男性だったし、2時間くらい動けなかったので。

イベントの前に、校長先生(多分)からこんな賞状もらっちゃいました。

This certifies that (私の名前) was selected to participate in the StarChefs Rising Stars Revue って書いてあります。


BK171 ~9日目~  シュガーペーストフラワー

2006年05月11日 | CSCA

今日の授業は

・Piping Practical
・Sugar Paste Flowers

でした。

今日も昨日と同じ、くねくね模様のCoenelli Lace を練習しました。昨日よりも細い口金で。あー、こんな模様好きじゃないのになんだか頑張って練習しないといけないのがちょっとイヤ。日本語だとなんていう名前なんでしょうね?

その後は、昨日の続きでフォンダンで作る花のデモ。バラや百合、カーネーション、朝顔にチューリップなどなど。昨日作っておいた芯に花びらをまきつけて、Chef が作ったバラはこちら。

完全に乾いてから、パウダーカラーで色をつけるんだそうです。

ウエディングケーキのデザイン、私は白いケーキでてっぺんにリボンをつけて、花は白いバラを中心に小さいものも色々作ることにしました。パールも作って飾る予定。なんかまだ、出来上がりがいまいちはっきり想像できないんですけど。

カサブランカも作ろうと思って、私が今日作った花びらがこちら。

乾いてから、テープでまとめて色をつけるんだそうです。

小さな白い花もいくつか作ってみました。

後ろのほうのとんがってるのは、バラの芯です。今週末に家で仕上げる予定。来週は授業を一日休んじゃうし、ワインのテストもあるので今週末中に出来ることはしておかないとと思って。

明日は学校でJob Fair があるので授業はお休みです。私はまだWorking Permit がないので行くつもりもなかったんですけど、それが無くても履歴書がなくても、とにかく顔を出すだけでいい経験になるから来てみたら?と言われたので、どうしようか迷い中。まあ近いのでちょこっと行ってみてもいいんですけど、面接の時みたいにナイスな格好(ドレスシャツとかスーツとか)で来たほうがいいって言われちゃって。そんな服、ここでは持ってないし・・・。

昨日の夕方、来週のイベントに関するミーティングがあったので参加してきました。イベント自体は火曜日なので基本的には火曜日に働くことになるらしいのですが、月曜には学校のレストランを会場として、そのイベントに参加するシェフ達が集まるワークショップがあって、それにも参加しないといけないらしいです。質問する内容を3つは考えてきなさいって言われた。しかもお手伝いする生徒達は前列に座るから、写真も撮られるだろうしテレビも来るかもしれないから綺麗な制服に着替えてきなさいって。そんなとこで英語で質問するなんて、出来る自信全くないです・・・。はぁ~。日本語でいいなら、とっても面白そうなんだけどな~。


BK171 ~8日目~  シュガーペーストフラワー

2006年05月10日 | CSCA

今日の授業は

・Piping Practical
・Sugar Flowers

でした。

まずはパイピングの練習から。今日はCornelli Lace というパターンを練習しました。
これがChef の見本です。

細いのは難しいからもうちょっと太めの口金で練習しなさいと言われて私が描いたのがこちら。

思ったより難しいです。その割りに、なんかうねうねしてるるだけだし別に好きじゃない模様なんですけど、ウエディングケーキにはこれを使わないといけないんだそう。どうしよう。今日は他にも学校の課題としてのウエディングケーキの必要条件を色々説明されました。花は出来る限り本物に近いように作らないといけないとか、Swiss Dots も必ず使いなさいとか、色々。自分で考えてたデザインがあったんですけど、考え直さなくちゃ。

そのあとは、フォンダンでどうやって花や葉を作るのかというデモがありました。みんな作りたい花の種類が違うし、必要な型やカラーパウダーも違うし、質問だらけでデモが長引いてしまったので実際に作業したのは40分くらいです。一応、私はバラの芯になるようなものを作ってみたんですけど。色は完成後につければいいって言われたし。今夜中にしっかりデザインを考え直して、明日からどんどん作らないとな~。来週の金曜日にウエディングケーキを完成させる予定です。

ワインクラス、今日はオーストラリア、ニュージーランド、チリ、アルゼンチン、北米のワインについて一気に勉強しました。

テイスティング一本目はニュージーランドのワインです。
Borthwick
2004
Sauvignon Blanc
12.5%

すっきりしてて飲みやすいワインでした。

2本目はカリフォルニアワイン。
Whetstone
2004
Viognier, Russian River Valley
14.2%

なんだか独特の香りでした。フローラル。Chef はトロピカルフルーツの味がするって言ってたけど、たしかにそんな感じ。ちょっとバナナっぽかったです。でも甘くない。

3本目はオレゴンのワインです。
Broadley
2004
Pinot Noir

これも軽くて飲みやすかったです(こんな感想ばっかりですみません・・)。

4本目
Starry night
2002
Zinfandel
15.6%

今日のワインの中ではこれが一番好きでした。Chef はjammyって言ってたけど、ほんとにベリーのジャムの香りがします。でも甘味はそんなに無いんですけど軽めで渋みも少なくておいしかった。クラスでテイスティングした中で一番アルコール度が高いです。

最後のワインはオーストラリアのもの。
The Gate
2002
Shiraz

これはフルーティですっかり飲みやすかったです。渋みがほとんどなくて。

来週の水曜がテストでもうワインクラスは終了なので、最後の授業になる今度の月曜にはFood & Wine Pairing ということで、料理(Chef が作ってくれるらしい。ダックやチーズ、チョコもあるそう)と一緒にテイスティングを楽しむんだそうです。でもでも、私はイベントのために働くので、ワインクラスは欠席しないといけないのです・・・。残念。このクラスで一番楽しそうなとこなのに。


BK171 ~7日目~  ココアペインティングプレート組み立て

2006年05月09日 | CSCA

今日の授業は

・Piping Practical
・Modeling Chocolate Figures
・Mounting the Plate

でした。

パイピング練習は、昨日と同じSwiss Dots と、バスケット模様。

そのあとは、チョコで人形作ったりココアで絵を描いたプレートを組み立てたりしてました。細かい作業なので、なんか肩が凝っちゃった。出来上がりはこちら。

ぜーんぶチョコで出来てます。だから近くに置いてあるとチョコの香りがしてくる。食べない物をなんで食べ物で作らないといけないのかよく分からないですけど、久しぶりに美術っていうか図工の時間みたいで楽しかったです。わんわん物語りのこのシーンが好きで。縁は葉でぐるりと囲みました。

裏はこんなふうになってます。ロイヤルアイシングで糊付けしました。

パスタは、モンブランとか作るときの口金でチョコを絞り出して作りました。上に振ってあるチーズは、ホワイトチョコを削ったものです。

教室を見て回って、好きなプレートの写真を撮らせてもらってきました。

トトロ、可愛い~。

この人がクラスで一番絵が上手でした。

スパイダーマン。紐(くもの巣?)が絵から飛び出てきてるとこが面白いです。

以前、ちょこっと書いたんですけど、有名なシェフのイベントのお手伝いをする生徒にノミネートされていたのですが、Grace というレストランのペイストリーシェフのお手伝いをすることに決定しました。イベントは来週の火曜なので、その日は学校を休んで一日(多分真夜中までって言われた・・・)お仕事です。イベントはThe StarChefs Rising Stars Revue™Los Angelesという名前。

明日、これに関するミーティングがあるらしいです。どんなことするのかな~。