お菓子時々パン日記

LAで製菓学校を卒業後、オランダ、ロンドン等を経て今は名古屋在住です。
私の作るお菓子やパン、その他色々の日記です。

ブルーベリーマフィン

2006年07月31日 | マフィン・カップケーキ

朝食にマフィンを焼きました。藤野真紀子著「語り継ぐお菓子たち」に載っているブルーベリーマフィンです。


Blueberry Muffin

グラニュー糖ではなく上白糖を使っているせいか、しっとり。ヨーグルトも少し入ってます。そして、レモンの皮が入っているのでいい香り。焼きたてもふわふわほろりとした感じでおいしかったけど、ちょっと冷めたほうがしっとりして好きでした。

学校で習ったマフィンはサワークリームが入っていてしっとりしていたけどもうちょっとしっかりした焼き上がりでした。どちらもおいしいけど、真紀子さんレシピの方が軽いので朝食にはあうかも。

レモンがたくさんあるので同じ本に載っていたシンプルレモンマフィンも作ってみようと思ったのですが、よく見てみたらブルーベリーが入ってるか入ってないかだけの違いしかなかったので辞めました。代わりに何を作ろうかな~。


ラズベリーチーズケーキ

2006年07月27日 | 冷菓

まだまだ暑さが続くPasadenaです。さっぱりしたお菓子が食べたかったので、レアチーズとラスベリームースをあわせてケーキにしてみました。


Raspberry Cheesecake

ムースは藤野真紀子さんのレシピ、レアチーズ部分はこちらのレシピを参考にしました。

ムースのレシピではラズベリーピュレを使っているのですが、そんな物この辺りでは手に入らないので(Surfas では見かけた気がするけど、量が多めで高い($30位?))、Trader Joe'sの冷凍ラズベリーをフードプロセッサーでピュレにして使いました。簡単で早いし、問題なし。ムースを冷やしている間に作ったレアチーズ部分も、材料を混ぜるだけなのですぐ出来ます。それをさらに冷やしている間にゼリー液を作り、あっという間に出来上がりました。ゼリーに使うラズベリーピュレはきちんと漉したのですが、ムースに使ったのは漉してないのでちょっと種のつぶつぶが目立ってしまいました。

ゼリーの表面もちょっとなめらかじゃなくなってしまって残念・・・。色は綺麗に出たんだけど。デコレーションもかなり適当になってしまいました。それに、クラッカーかスポンジを台にした方がきっとよかったですね。

でも味はばっちりです。やっぱり日本のレシピは甘さ控えめでいいですね~。レアチーズは生クリームが入らずにクリームチーズとヨーグルトを同量使っているのですが、さっぱりなめらかでおいしいです。


トマトタルト。

2006年07月24日 | タルト

最近、やたらと暑いPasadenaです。いつもは夏でも湿度も低く、家の中でおとなしくしてればクーラーもあまり入れずに済むのですが、ここのところ35℃を越える日も多くてクーラー無しでは過ごせません。先週の金曜日、ファーマーズマーケットに行ったところ、歩いているだけで汗だくになってしまいました。わざわざ朝のうち(といっても9時頃)に行ったのに。

まあでも折角行ったので、メロンやピーチ、トマトやコーンなど色々買ってきました。それで、先日、本屋でちらっと眺めた Martha Stewart の本に載っていたトマトタルトが美味しそうだったのを覚えていたので、作ってみることに。

パートブリゼに、丸ごとじっくりローストしたにんにくをペースト状にしたものを塗り、その上にトマトやチーズを並べてオーブンで焼きました。小さい型で作ったので朝ご飯にいいかな、とも思ったのですが、にんにくたっぷりなのでやっぱり夕食に食べちゃうことに。


Tomato Tart

夕方から出かける予定だったので、家に帰ってきてからすぐ夕食に出来るように、この位まで焼いておいて、食べる直前にこんがり焼き上げました。

パートブリゼは加藤千恵さんの「フードプロセッサーでお菓子革命」のレシピにしてみたのですが、本当にあっという間に簡単に出来るのにさくさく香ばしくておいしかったです。チーズはもうちょっと少なめでもよかったかも。適当に入れちゃったので。それにしても、にんにくって、じっくり熱を通すと全然にんにく臭さが残らないものなんですねー。夫も私もにんにく大好きなのでにんにく臭くてもいいんですけど、でもこれはほんと後に残らなかったです。丸ごとのにんにくにオリーブオイルをちょっとたらしてからアルミホイルで包んでオーブンに45分くらい入れておいただけ。今度はこれでガーリックブレッドも作ってみようっと。


Solvang でおやつ。

2006年07月20日 | お店のお菓子

これも母の滞在中、Solvang に行って来た時のものです。前から食べてみたかったソルバング名物のたこ焼きケーキ(?)、やっと食べられました。


Aebleskiver

正式にはAebleskiver という名前らしいです。ラズベリーソースとパウダーシュガーがかかってました。鈴カステラというか、パンケーキの丸いバージョンというか。結構大きめです。

食べたのはこちらのお店です。レストランなのですが、このお菓子専用窓口みたいなのがあったので買って近くのベンチで食べました。

以前来たときにも買ったんですけど、何故か買った途端にいきなり蜂が何匹も群がりだして、とても食べられる状態じゃなくなっちゃったんですよね・・・。今回ももしかしたらまた蜂来るかも、と警戒してたのですが全然大丈夫でした。よかったよかった。

たこ焼き器があれば家でも簡単に作れそうです。味はパンケーキと同じだけど、丸いだけでころころ可愛いですね。たこ焼き器欲しいな~。


Ruth's Chris Steak Houseでディナー。

2006年07月18日 | 外食(LA)

最近(といっても半年以上前?)Pasadenaにも開店した、Ruth's Chris Steak House に行ってきました。記事が前後してしまってるのですが、母の滞在中の時です。


Ribeye

これは、夫が食べたリブアイステーキ。ミディアムレアの焼き加減もちょうどよく、しっかりお肉の味がするけど柔らかくてでとーっても美味しかった。

私はTボーンを。


T-Bone

どどーんと大きなお肉がやってきて、食べきれないかもと思ったんですけど、これもおいしくって綺麗に食べちゃいました。でも中心には骨があるし、夫や母にも手伝ってもらったので全部私が食べたんじゃないですよ~。

写真はないのですが、母は Petit Filet を。これも私達のよりは小さめだったけど、日本だったら全然Petitじゃないような大きさです。これが一番柔らかかった。

ここのお肉は、なんと1800度(華氏)という高温で焼いてるんだそうです。そのせいか、周りはしっかり焼けて香ばしいのに、中のお肉は綺麗なロゼ色でしっとりジューシー。テーブルに運ばれてくるお皿の上では、まだ油がはねまくっているくらいアッツアツです。

ステーキの他は、サラダとポテトグラタンを1皿ずつ3人で分けただけなのに全部は食べきれず。デザートまではたどりつけませんでした・・・。

サービスもさすがによかったし、大満足なディナーでした♪


マンゴーロールケーキ

2006年07月15日 | ロールケーキ

先日買ったマンゴーがいい香りになってきたので、何を作ろうか迷った末にロールケーキにしてみました。

スポンジに、


Sponge

甘さ控えめのクリームとマンゴーをのせて、


Whipped Cream & Mango

ペーパーを使ってきゅっと巻き込み、しばらく冷やしてからカット。


Mango Rolled Cake

デコレーションはこちらの表紙が可愛かったので真似してみました。

スポンジはきめ細かに出来たし、デコレーションも結構好き。でも毎回思うんですけど、切り口が綺麗な「の」の時にならないんですよね・・・。

まんまるなこんなのが理想です。次回はクリームだけのシンプルなのを作ってみようかな。

半分は近所のお友達にもらってもらいました。気に入ってもらえてるといいな~。


Farmers Marketでランチ。

2006年07月14日 | 外食(LA)

母と一緒に、Fair Faxにある Farmers Market に行ったときのランチです。このFarmers Marketは食べるものも色んな国のものがあって楽しいし、隣にある Grove で買い物もできるので、誰かが遊びに来たときにはよく行く場所。

この時はフレンチ系のお店で食べました。名前は調べたのですがなんだか不明・・。角にある輸入食料品店みたいなスーパーの前にあります。カウンターに座りました。ワインバーみたいな感じでもあるらしく、メニューにはワインにあいそうなものがたくさん。ランチ後にすぐ運転するので飲んでませんけど、ここでゆっくりワインを飲んでからGroveでショッピングや映画鑑賞するのもいいですねえ。

メニュー名も忘れてしまったのですが、シーフードを軽く煮込んだようなものにサフランライスがついてきました。海老も大きくてぷりぷりしてたし、ムール貝もたくさん入ってたけど、一番美味しかったのはイカです。もうびっくりする位とーっても柔らかい。火はしっかり通ってそうだったのに、なんであんなに柔らかいんだろう。普段、イカにはあまり興味ないのですが、これはとにかくイカがよかったです。おいしかった~。

この分ならデザートもさぞかし・・・と思ったのですが、クリームブリュレは普通。

普通というか、私が学校で作ったときに失敗したものと同じ味がします・・・。中身が分離気味でぬるいし、焦げ目綺麗じゃないし。残念。

このお店、以前友達からとにかくステーキが美味しいから食べてみて!と言われたことがあるのですが、夕食がステーキの予定だったので今回は違うのにしてみました。次回はステーキとワイン!かな~。


冷たいコーンスープ

2006年07月14日 | 我が家の食卓

今日は夕方からFarmer's Marketに行ってきました。ここはアンティークや古着などのお店が立ち並ぶちょっとお洒落な一角にあります。近くにはNicole's Gourmet Foodというデリもある問屋さん(?製菓材料もおいてあります)があるので今日もちょっとのぞいてみました。すごく目新しいものがある訳じゃないし、種類もそんなにある訳じゃない(HPを見ると色々載ってるので、小売用が少ないだけかも)のですが、ついでに見るには楽しいところです。サンドイッチなどもその場で作ってくれるみたいだし、今度ランチにも来てみたいなあ。

とうもろこしを買おうかどうしようか見ていたら、甘いから食べてご覧と何粒か手のひらに乗せてくれました。生のとうもろこしってどんな味かちょっと不安だったのですが、しゃくしゃくしてて甘いです。


Sweet Corn

うちに帰ってから早速スープにしてみました。そのままでも甘いので、さっと茹でてからミルクとあわせてミキサーへ。コンソメちょっとと塩コショウで軽く調味しただけなのですぐ出来ました。


Cold Corn Potage

最近のPasadenaは連日かなり暑いので、今日は冷製に。甘くておいしいです。もっと作ればよかったな~。


The Athenaeum で朝ご飯。

2006年07月12日 | 外食(LA)

今回、母はカルテク内の会員制クラブ(?)、The Athenaeumに滞在していたので1日目の朝食はここで一緒に食べました。重厚な雰囲気漂う素敵な建物です。

私はナッツ入りのワッフルを。


Nuts n' Oat Waffle

ナッツは思ったより控えめだったのですが、バターとメープルシロップをたっぷりかけて食べるとおいしい~。

夫はオムレツ。中身は覚えてないです。なんだったかな?

母は朝は軽くでいいとのことで、フルーツとヨーグルトを。コーヒーを飲みながら3人でゆっくり食べました。

内装も重厚で日もあまり射さず、朝からとても落ち着いた雰囲気でした。周りにいるのも年齢層高めの方ばかりです。


レモンメレンゲタルト

2006年07月11日 | タルト

先週、母が日本から遊びに来た時に、家でのお茶用に作った Lemon Meringue Tart です。

何を作ろうか迷ったのですが、母はこれが好きなので。学校で習ったタルト生地は、しっかりめで普通なので、もっとさくさくしたのがいいなあと思って藤野真紀子さんのレシピで作ってみました。焼きあがったタルト型は思ったとおりさっくさくでおいしかった・・・んですけど。レモンクリームを入れてさらに焼いてみたら、なんだかさくさく感がなくなってしまいました。クリームを入れて焼くタイプじゃなくて、レモンカードを作って詰めればよかったのかなあ。焼くタイプならやっぱり生地もしっかりめのがよかったのかも。今度会うときはもっとちゃんとおいしいの食べてもらえるように頑張るからね~。


Yard Houseでビール。

2006年07月10日 | 外食(LA)

ちょっと時間がたってしまいましたが、今年の独立記念日には、Long Beachに花火を観に行ってきました。まずYard House でビール、その後芝生の上で花火見物というのが私達の毎年のお気に入りのコースです。

かなり暑い日だったのですが、ビールを美味しく飲むのは暑い方がいいでしょうということでテラス席へ。

これは、Half Yardサイズのグラスです。横においてあるケチャップのボトルと比べてみて下さい。飲みにくいのですが、このお店に来るとついついこれをオーダーしてしまいます。Full Yardのながーいグラスもあるんですよ~。一度頼んでみたくて注文したこともあるのですが、グラスをテーブルの上ではなくて床に置いてくれます。楽しいけど、すっごく飲みにくい・・・ので一度で満足しました。それにぬるくなっちゃうし。

ビール以外に必ず頼むのは、このOnion Ring Tower。ソースが2種類ついてて、チーズもふってあってビールが進みます。

ここはビールが200種類くらいあるので、選ぶのも大変。今回はお店のお兄さんに聞き、お勧めだというラズベリー味のビールを頼んでみました。甘くてカクテルみたいです。2杯目にはいいかも。他にもヘーゼルナッツが入ってるのも飲んでみましたが、そちらもカラメル風味でおいしかった。

芝生の上で花火が始まるのをゆっくり待ちます。日本と違って場所取りが大変じゃないのがいいですね~。私達は2時間前からいましたが、直前に来ても充分いい場所に座れます。

でも帰り道はいつも大混雑。今回もフリーウエイに乗るまでに1時間以上かかりました。普通なら5分もかからないくらいの道なんですけど。こればっかりはしょうがないですよね・・・。


Bistro 561 でディナー。

2006年07月05日 | 外食(LA)

先週の金曜日、卒業記念ということで学校併設の Bistro 561 へ夫と2人で食事に行ってきました。授業で作ったケーキを出していたCafe の隣にあります。店内は天井が高くて窓が大きく、ランチも気持ちよさそうです。

毎週木曜と金曜は通常メニューの他に、Chef's Tasting Menu ($65)というコースがあります。品数も多く面白そうなので2人ともそれをオーダー。料理に合わせたワインが6杯ついてくるコース($30)もあったのですが、今日は2人で赤のボトルにしました。

暗くて写真が上手に撮れなかったのですが、パンは4,5種類バスケットに入って出てきました。フォカッチャ、ポテト入りのパン、バゲットなどどれもおいしかったです。今度カフェでパンも買ってみよう。バター、塩(フルール・ド・セル)、タプナードが添えてありました。

Amuse Boucheは、野菜のゼリー寄せ。バルサミコとアボカドピュレが添えてありました。

前菜は2皿。まずはHeirloom Tomato, Watermelon, Basils, Citrus Fruits, Boccaccini di Mozzarella, Torn Croutons, Peppered Tomato Water Vinaigrette。

フルーツとドレッシングでどうかなあと思ったけど、しゃっきりしていてなかなかです。自分では思いつかない料理なので面白い。

2皿目は Seared Diver Scallops, Pastrami-Potato Hash, Purple Whole Grain Mustard, Cabbage Slaw, Saba, Society Garlic Blossoms です。

これが一番おいしかったです。ホタテ、大きくてぷりぷりでレアでとっても甘い。食べ応えありました。マスタードソースもおいしい。にんにくの花って初めて見ました。にんにくの風味はしなかったです。

Intermezzoは3品。

手前から、甘くないホイップクリームにブラッドオレンジとオレンジピールを添えたもの、レモンカードにラズベリーとラズベリーソースを添えたもの、ゆずシャーベットにかいわれを添えたものです。かいわれ?とびっくりしたのですが、この中ではこれが一番おいしかった。ゆず風味でちょっとぴりっとしてて口の中がすっきりします。

お魚料理は Peppered Ahi Tuna, Lentils and Pancetta with Spice of th Angels, Mango Chutney, Artichokes a la Grecque, Raita です。

お肉料理は Grilled Buffalo New York, Chimichurri, Pommes Puree, Baby Arugula, Radish and Pickled Shallots to Finish。

バッファローだからちょっと癖があるかなあと思ったんですけど、全然。私には全然ビーフとの違いが分かりませんでした。とても柔らかいお肉です。

デザートの前にチーズのプレートがありました。A Selection of Cheese from the Beverly Hills Cheese Store - Abbaye de Belloc, Bucheron, Vieux Lille, Boschetto with Fresh and Fried Fruits, Nuts, Artisan Honey, Sweet Reductions。

左下のチーズにははちみつがかけてあるのですが、かなり塩気が強かったです。ワインが進む、というか飲み物無しではしょっぱくて食べられないくらい。右上のチーズはモッツァレラに似てるマイルドなものの中にトリュフが入ってました。これが一番好きだった。

デザートは、Strawberry Shortcake。

この緑のもの、もしやまたかいわれ?と思ったのですが、バジルの味でした。でも見た目はどうしてもバジルじゃないし、聞いてみたところMicro Basilというものなんだそうです。面白い。でもこのデザート、凝ってるけどなんか味がバラバラに思えてあんまり好きじゃなかったかも。残念。

最後にはPetit Fourが。

どれも授業で作ったことがあるものなのですが、こうやってちゃんとお皿に綺麗に並べてあると、違って見えるものですねー。こういうお皿、欲しいなあ。

どれもアメリカサイズではない上品なボリュームだったのですが、品数多かったしパンをぱくぱく食べてしまったせいもあってお腹いっぱいでプティフールは持ち帰って翌日のおやつにしました。