お菓子時々パン日記

LAで製菓学校を卒業後、オランダ、ロンドン等を経て今は名古屋在住です。
私の作るお菓子やパン、その他色々の日記です。

スコーン

2006年12月30日 | 焼き菓子

小嶋ルミさんレシピでスコーンを焼きました。


Scone

前日にバターを切って冷凍庫へ入れ、粉類も計っておいたので、朝起きてすぐ出来ました。フードプロセッサーを使うので楽々です。よく、スコーンは混ぜすぎず適当にまとめたほうが良いと聞きますが、これは40~50回軽くこねています。グルテンを適度に出すことが大切だそう。

焼き立てにイチゴジャムとホイップクリームを添えて朝ごはんにしました。

表面はさくっと、中はふ~んわりとしていて美味しい!スコーンは色んなレシピを試してきたのですが、こんな軽くてぱさつかないスコーンは初めてです。

私、スコーンの粉っぽさが少し苦手でジャムやクリームと一緒なら美味しく食べられるという感じだったのですが、これは何もつけなくてもおいしいです。

ルミさんのレシピは本当に細かい指示があるのですが、これは使う小麦粉のブランドまで指定だったので今回日本へ行ったときにわざわざ買って帰ってきたのです。重たいのに小麦粉をわざわざ持ち帰る私って・・・とちょっと思ったのですけど、これは買ってきた甲斐がありました。

次はいつもこちらで使う粉で作ってみよう。それでも美味しく出来るといいな~。

もう日本は大晦日ですね。
どうぞ、みなさまよいお年を♪


洋梨とキャラメルのロールケーキ

2006年12月28日 | ロールケーキ

先日作ったブッシュ・ド・ノエルと同じものです。


Pear and Caramel Roll Cake

ブッシュ・ド・ノエルを食べて気に入ってくれた友人から注文があったので作りました。デコレーションを変えただけで、中身は一緒です。洋梨とホイップクリームをシフォンスポンジで巻き、周りにはキャラメルクリームを塗りました。

見えにくいのですが、側面にはローストしたクルミをまぶしてあります。上の洋梨はバーナーで焦げ目をつけました。緑はタイムです。セルフィーユを使いたいのですけど、この辺りでは見かけないんですよね~。日本で発見した時には嬉しくてたくさん使っちゃいました。まあタイムも可愛らしくて好きなんですけど。

このロールケーキは長さ40cmのスポンジを巻き込むので結構ボリュームがあって、今日のものは高さ7cmになりました。


ラズベリーマカロン

2006年12月26日 | マカロン

マカロン焼いてみました。


Raspberry Macaroon

学校では習ってないし、作ったことがなかったのでちょっと緊張。どの程度マカロナージュ(焼く前にメレンゲをつぶすように混ぜ合わせる)したらいいのかも分からず、ちょっとやりすぎちゃったかも。もうちょっとふっくらしてる焼き上がりの方がいいですよね?表面にぶつぶつも出来てしまいました。

でもピエ(縁のぎざぎざの部分)は一応出来ていて、それはよかったのかなぁ。食感もそんなに悪くはないような。でもマカロンってあまり食べたことないので、実はよく分からなかったりします・・・。

ほんのりラズベリー色にしたかったのですけど、なーんかよく分からない色になってしまいました。色が足りないし、焼き色もついてしまったからなんでしょうね。中にはラズベリージャムをはさんであります。全体的にちょっと甘め。ジャムのせいかな?今度作る時はバタークリームにしてみます。
翌日になったら味がなじんだのか、作った当日よりは味がよくなったような気も。

練習あるのみですよねえ。綺麗で美味しいマカロン作れるように頑張ります。


マロンのブッシュドノエル

2006年12月25日 | ロールケーキ

クリスマス、我が家用にはマロンのブッシュドノエルを作りました。


Chestnut Buche de Noel

デコレーションが雑でお恥ずかしいのですけど・・・。
「マロンたっぷりで!」というリクエストだったので、ラム風味のホイップクリームとマロングラッセを巻き込み、自家製マロンペーストを使ったクリームを周りにたっぷり塗りました。外側のクリームにもラムを入れたので、キッチン中にラムの香りが漂い、ちょっと味見しただけなのになんだかほろ酔い気分になって仕上げていました。

美味しかったんですよ~。夫もぱくぱく食べてくれたし。でも周りのクリームがご覧の通りぼそぼそ気味で、見た目はかなりいまいち・・・。マロンペーストとクリームの合わせ方がいけなかったのかなあ。

飾りに使ったのは自家製渋皮煮です。これで最初に作った分は終わってしまったのですが、数日前にスーパーで栗を発見したので、またたくさん作っておきました。しっかり煮沸して瓶詰めにして保存してあるので、来年も好きな時にモンブランなど楽しめそうです。

金箔やら金色のアラザンやら使ってみたんですけど、なーんかあまり意味がなかったような・・・。思い切ってもっと大きな金箔にしておけばよかったかな~。


クリスマスクッキー

2006年12月22日 | クッキー

クリスマス用のクッキーを焼きました。


Christmas Cookies

去年クッキーを作った時、来年はラズベリージャムとキウイジャムを使って作ろう!と思ったので、わざわざキウイを準備してジャムにしてみました。でもね~、キウイジャムってあまり見かけないですよね?煮てる間の香りもなんだかよく分からない感じだったし、色も煮ているうちにどんどんくすんできてしまって・・・。でも、緑色を出すためにわざわざキウイを用意したのに、それにフードカラーを足すというのもなんだかくやしい気がしてそのまま使うことにしました。


Kiwi Jam

これが出来上がったキウイジャム。キウイ2個分です。思ったよりはちゃんとした味かな(笑)。

最初の写真、右の星の中心がラズベリージャムで左がキウイなんですけど分かりますか?きっとあんまり分からないですよねぇ・・。ラズベリージャムも自家製です。

この写真だと、これがキウイだっていうのはなんとなく分かるかも。粒が見えます。

まあでも、緑と赤でクリスマスカラーっていうのはなんだか満足のいく出来でなかったものの、クッキーをアイシングやアラザンで飾るのは楽しかったです。

ピンクやゴールドのアラザン、可愛いでしょう?

この小さなツリーの飾りが一番気に入りました。

去年とは違う生地で、バニラビーンズやレモンゼストが入ってます。


パティスリープラネッツ

2006年12月21日 | お店のお菓子

記事が前後しててごめんなさい。日本滞在中に行ったケーキ屋さんです。パティスリープラネッツ。祖父母の家を訪ねた時も近くのケーキ屋さんに行きましたが、こちらは叔母の家から車でちょっと行った場所にあります。

駅からはかなり離れている特に繁華街でもない場所なのに、店内は家族連れなどで混雑していました。奥のキッチンでは、山本シェフを始めとする大勢の人がどんどんケーキを作っているのが見えます。


Patisserie le Planetes

やっぱり日本のケーキはどれも美しい~。


Cheese Cake

これは、忘れちゃったんですけど確かレアチーズだったかな?上に載ってるクッキーの輪っかが可愛いです。今度真似してみよう。


Japonais (green tea and milk chocolate)

こちらはジャポネ。抹茶とミルクチョコレートのムースでした。このチョコの輪っかも面白いですね。


Yuzu (Yuzu and Chocolate)

こちらはユズ。名前の通り、ユズのケーキです。これもチョコと組み合わさっています。ユズとチョコも合うんですねえ。このケーキの周りのぐるっとなってるチョコもカッコいいけど、これは真似するのが難しそう・・・。


Mont Blanc aux marrons

モンブラン。

私はこれが一番好きでした。でも名前は忘れちゃったんですけど。スポンジの間に、やわらか~いクリーム(バニラムース?ヨーグルト風味だったかな?覚えてない・・・)がたっぷりと入っています。周りのフィルムをはがしたらくずれちゃいそうな位、とろとろです。美味しかった~。

日本滞在中は、ほかにも色んなケーキ屋さんに行ったんですけど、写真がちゃんと撮れてない所が多くてもう載せられません。残念・・・。


洋梨とキャラメルのブッシュ・ド・ノエル

2006年12月19日 | ロールケーキ

ブッシュ・ド・ノエルを作りました。


Caramel Buche de Noel

明日、友達数人と一緒にうちでケーキを作るので、それの試作(というか練習)です。

シフォンスポンジに、ホイップクリームと洋梨を巻き込みました。いつもどおりしっとりふわふわに焼けたけど、なんだか気泡が目立ちます・・・。スポンジの厚みが違うように見えますが、これはふわふわすぎてクリームの重さに耐えられず下のほうのスポンジが薄くなってしまっているのです。多分。私にしては割と綺麗に巻けたかも。ちゃんと「の」の字になってるし。

表面にはキャラメルクリームを塗りました。カラメルソースを生クリームに足しただけなのに、キャラメル風味たっぷりでおいしい~。キャラメル味って大好きです。

夕方作っていたので、自然光で写真を撮るなら急がなきゃ!と慌ててクリームを塗り、仕上げはかなり雑ですが・・・。なーんて、いつも言い訳ばかりですねえ。

飾りの柊とチョコプレートは日本から持ち帰ってきたものです。

メレンゲでつくったきのこ達。これ、一度作ってみたかったのです。かわいい。

それにしてもこのケーキ、ふ~わふわでパクパク食べられちゃう、危険なケーキです・・・。


マンダリンオリエンタルでアフタヌーンティ

2006年12月18日 | 外食(旅行先)

ロスへの帰国前日に行って来ました。


Afternoon Tea at Mandarin Oriental Tokyo

マンダリンオリエンタル東京、ラウンジでのアフタヌーンティ。行ってみたかったんです、ここ。週末に行こうと思ったら予約が一杯だったのですが、平日はすんなり予約できました。

あいにく天気はあまりよくなかったのですが、落ち着いた雰囲気の中、窓際の席で気持ちいい~。

こちらではいろんな種類の紅茶やコーヒーがお替り自由で、しかも種類を変えてOKです。こういうのって嬉しいですよね。私はアイスマスカットティに始まり、オレンジショコラ(紅茶です)やバニラミルクティ(?みたいな名前)など4,5杯は頂いたかな。なくなりかけるとすぐにメニューを持ってきてくれるのでどんどんお願いしちゃいました。ホットには写真のように可愛らしいシュガースティックが添えられてきます。

まず最初はサンドイッチ。

上から、スモークサーモンとアボカド、生ハムのたまねぎアップル添え、ハム卵、です。簡単に書いてしまいましたが、どれも手間がかかっていそう。生ハムのサンドには、クリームチーズと生ハムをあわせたディップも添えられていたし、ハム卵の卵は、下に隠れて見えないですけどオイスターソースやあと何か忘れたけど意外だったもの(笑)で調味されているという説明でした。それぞれパンの種類も違います。

スコーンはプレーンとクランベリーだったかな?レーズンだったかも。どちらもかなり黄色いです。卵たっぷりなのでしょうか。杏ジャム、クロテッドクリーム、ガナッシュが添えられていました。ガナッシュって珍しいなあと思ったのですが、味は普通。杏ジャムとクリームがおいしかったです。

これはお口直しのゼリー。赤い実とライチです。ライチは、ゼリーというよりライチそのものといった感じで美味しかった。

最後に、おまちかねのこのお菓子達。普通の3段ラックもいいけれど、こういうのも素敵ですよね~。上から、栗のデニッシュ、シュークリーム、ラズベリームースです。一番下の段は、右がフカヒレ入り(!)のマンゴープリン、左がマンゴーチーズケーキ。マンゴープリンはとろりと濃厚で美味しかったけど、私にはフカヒレの意味が全然分かりませんでした・・・。口当たりが悪くなっただけのような。コラーゲンが摂れて美容にはいいのかな?

ランチも兼ねて行ったのですが、全部食べたらもうお腹ぱんぱんになりました。景色もよかったし、サービスも素晴らしくて大満足。ほんと、ここに限らず日本のサービスって素晴らしいです。デパートでは数百円の買い物しただけでも恐縮するくらい丁寧だし。以前は当たり前に感じていたのに、アメリカに住んでいるとよく分かる、この素晴らしさ・・・。


ラズベリーのシャルロット

2006年12月17日 | ケーキ

クリスマスパーティ用のデザートにシャルロットを作りました。


Raspberry Charlotte

リクエストがシャルロットかシブーストということだったので、どちらにするか迷ったのですが、シャルロットの方がクリスマスっぽく飾れるかなあと思って。でも学校ではシェフのデモを見ただけで、実際に作ったことがなかったのでちょっと緊張。一応出来上がったものの、ビスキュイの絞りががたがたでお恥ずかしい・・・。しかも、斜めに絞ってみたんですけど、これじゃあ全然分かりませんねえ。絞り方、練習しなくちゃ。

なかには、一回り小さなバニラのババロアを入れ、その周りにラズベリームースを流してあります。表面にはラズベリーゼリーを。飾りはなんだか適当に置いてたらよくわからなくなってしまいました・・・。いつもそうかも。ちゃんと飾る前にデザイン画(?)みたいなのを描いたほうがいいのでしょうね~。
パーティでは初対面の方がほとんどだったのでカットした写真は撮りませんでした。ババロアがちょっとゆるめだったので心配したのですが、どうにか大丈夫でよかった。

ババロアのクリーミーな甘さとラズベリームースの酸味があっていて、味はなかなかだったかなあ、と。好評でよかったです。もちろんみなさん大人なので褒めて下さるんですけど(笑)、2歳のおちびちゃんが、最初ケーキはいらないって言ってたのに、一口食べたらもっともっとってパクパク食べてくれたのがとーっても嬉しかったです♪

クリスマス色のリボンで飾りました。

数日前に日本から帰ってきました。寒い日本から暖かいロスへ・・・と思ってたのに、こちらもだいぶ寒いです。もう冬ですね~。


ベリーの3段ケーキ

2006年12月12日 | ショートケーキ

妹夫婦の結婚記念日にケーキを作りました。


Anniversary Decoration Cake

ちょうど結婚記念日に会うことになっていた所、「段ケーキ」というリクエストが来たので(笑)。てっぺんのイチゴはハート形にしてみたのですけど、わかってもらえるでしょうか?

大きく見えますが、一番下の段が直径20cmで一番上は直径5cmない位なのでそれ程でもないです。下から、イチゴと生クリーム、ブルーべリーとクリームチーズクリーム、ラズベリーとクリームチーズクリーム、とそれぞれちょっとずつ変えてみました。

切った所がこんな感じ。卵が違うせいか、スポンジの色がいつも作るものよりもぐっと濃い黄色でした。あと、生クリームがいつも使っているものと全然違ってびっくり。先日ケーキを作った時は、確か乳脂肪が47%と35%のものを混ぜて使ったので味の違いしか感じなかったのですが、今回は35%が売り切れだったので47%のものだけ使いました(4パック近くも使っちゃいました・・・)。そうしたら、かなりゆるめに泡立ててから塗りだしたのに、あっという間に固くぼそぼそ気味になってしまってあわててしまいました。あまりにも見た目がひどかったので2度塗りしたため、クリームは厚めです・・・。段のつなぎ目に絞り出したクリームもすぐにぼそぼそに。材料が違うだけでこんなに違うものとは驚きました。47%だけだと味も本当に濃厚です。35%とあわせた時のほうが口どけがよかった。

メッセージプレートはホワイトチョコで作りました。文字がへろへろで恥ずかしい・・・。

と、色々反省点だらけなものの、妹がとーっても喜んでくれたので作った甲斐がありました。自分でも作っていて楽しかったです♪


りんごのミルリトン

2006年12月09日 | タルト

小嶋ルミさんのカフェで買ってきた本、「パティスリー オーブン・ミトンの厨房から」を眺めていたら、おいしそうなタルトがたくさんでどれも作ってみたいものばかり。早速、夜家に帰ってきてから生地だけ作って冷蔵庫に入れておきました。

家に紅玉があったので、りんごのミルリトンを作ることに決定。ミルリトンとは、フランスのノルマンディー地方の伝統菓子なんだそう。

このレシピでは、甘くないタルト生地にカラメルバターで煮たりんごを乗せ、そこにアーモンドパウダーや生クリーム、焦がしバターなどをあわせたアパレイユを流しいれ、表面にパウダーシュガーをふってから焼いています。もう生地は出来ていたので朝のうちにすぐ焼きあがりました。


Apple Mirliton

本では20センチのタルト型で作っているのですが、なかったのでマドレーヌ型を使ったら12個もできました。

生地は軽くてさくさく、中にはりんごがたっぷり入ってます。表面はパウダーシュガーがカラメライズされていて香ばしい。美味しかったけど、もうちょっとしっかり焼いたほうがよかったかな~。

他のレシピも作ってみるのが楽しみです。


オーブン・ミトン

2006年12月08日 | お店のお菓子

小嶋ルミさんのお菓子が食べられるカフェ、オーブン・ミトンへ行って来ました♪

「おいしい!生地」のレシピの素晴らしさに感動してから、帰国した際にはぜひぜひ行ってみたいと思っていたのです。

こちらのカフェは小金井にあるはけの森美術館の一角にあります。

緑に囲まれたクラシカルな日本家屋がカフェです。紅葉が綺麗でした。駅からかなり遠い場所の小さな美術館なのに、カフェの中は女性達で一杯。



デザートの盛り合わせは、洋梨のタルト、ヌガーグラッセ、ガトーショコラでした。どれも美味しかったけど、一番好きだったのはタルト。ほんっとうにしっとりしていました。もっと食べたかった・・・。

シュークリームも美味しかった~。かなりしっかりとした口当たりのクリームです。お昼頃だったのにもう残り少なくてぎりぎり食べられました。

焼き菓子をいくつか買ってきました。本にレシピが載っているものの本物が目の前にあって食べられるというのが嬉しい。バニラシフォンケーキは卵の香りがして、しっとりプワプワでとーっても美味しかったです。まだ作ったことないので、ルミさんのレシピで試してみるのが楽しみ。フィナンシェもパウンドケーキもかなり軽いタイプで勿論どちらも美味しい。サブレは自分で作った物もなかなかだと満足していたのですが、やっぱりお店の物の方が軽くて口当たりもいいです。がんばってこれに近づけるよう練習しなくちゃ。

とても感じがよく可愛い方が接客してくれて、気分よくお店を後にしました。もう少し行きやすい場所にあるともっと嬉しいんだけどな~。でもルミさんのお菓子が食べられて大満足です。


イチゴのショートケーキ

2006年12月04日 | ショートケーキ

シンプルなショートケーキを作りました。


Strawberry Short Cake

イチゴはあまおう、生クリームはタカナシなので、それだけでも美味しい~。やっぱり日本のイチゴは甘いです。中も赤いし(アメリカのイチゴは中が白くて野菜みたいに甘くないのが多い)。
中は3段にしてイチゴとクリームをはさんであります。

でも自分のキッチンでないので、作るのにちょっと手間取ってしまいました。オーブンはうちとは違ってコンベクションだし、一度扉を開けるとスイッチが切れてしまうのを知らずに10分ほどそのままにしてしまったり・・・で、スポンジの出来はイマイチ。キメは細かいけど、軽さが足りなかったです。回転台がないのでナッペもいつも以上にダメだし(と、言い訳ばかりでごめんなさい・・・)。

なので、全体写真はこんなので。

側面のでこぼこがごまかせたかな~(笑)。


氷川会館ケーキショップ

2006年12月03日 | お店のお菓子

川越の氷川神社にある氷川会館ケーキショップに行ってきました。こちらのシェフパティシエの林氏は数々のコンクール入賞経験があり、今年の世界大会でも準優勝した日本代表チームの一員として活躍した方です。祖父母の家が近くにあるので、訪ねたついでに寄ってみました。

ケーキの種類はそれほど多くないものの、どれも綺麗で美味しそうなものばかり。やっぱり日本のケーキは美しい・・・。迷った末に選びました。多分、接客してくれたのが林シェフだと思うのですが感じのいい方でした。カフェスペースも落ち着いて素敵な雰囲気でしたが、今日は祖父母の家へ。


Honey Mousse with Orange Cream and Tea Ganache

これはラベイユというはちみつムース。中にはオレンジクリームと紅茶のガナッシュが。クリスマス用のデコレーションになっていました。


Nut Mousse with Lemon Caramel Souce

これはレコルトという名前のムースで、ピスタチオやコーヒーのムースが中に入ってました。


Tropical Mousse with Raspberry

これはエクアトゥール。中にはラズベリークリームが入ってます。チョコのわっかが可愛い。


Maple and Walnut Cake

これは名前は忘れてしまったのですが、メープル風味のくるみ入りケーキ。

どれも口当たりが軽くて美味しいケーキばかりでした。そして、やっぱり日本のケーキはちっちゃい・・・(笑)。ぱくぱくっとすぐ食べれちゃいます。

祖父母の家を訪ねる楽しみが増えました。


モンブラン

2006年12月02日 | マロンのお菓子

今、日本に一時帰国しています。やっぱりこちらは寒いですね~。

これは、帰国前に作ったものです。前回モンブランの絞りに失敗してから、いくつか練習に作ってみました。


Mont Blanc aux marrons

これはタルトにしてみたもの。前よりはましに絞れたと思うのですけど、上のホイップクリームがいびつになっちゃいました。

タルト生地が湿気ないように、薄いスポンジを敷いてその上にホイップクリームと小さく切った渋皮煮を乗せ、マロンクリームを絞りました。このマロンクリームは自家製です。栗が安かったので多目に買って茹で、実をくりぬいて、牛乳、砂糖、バニラビーンズと一緒に煮詰めてからフードプロセッサーにかけ、冷凍してあったものです。それにラム酒と生クリーム、バターをちょっと加えてから絞り出しました。自分で甘さや固さを調節できるので便利です。それに美味しいし。来年はもっとたくさん作っておこう。

こちらはメレンゲを台にして作ったものです。私はタルトよりもこちらの方が好きでした。メレンゲがさくさく香ばしいです。

すっと背の高いモンブランにしたかったんですけど・・・。難しい。上のモンブランタルトに使ったモンブラン用の口金はちょっと細すぎると思って、これは細い丸型口金でぐるぐる絞り出しました。練習がまだまだまだまだ必要ですねぇ。

作った渋皮煮がそろそろなくなりそうなので、モンブランはまた来年かなー。残りの渋皮煮はクリスマスにマロンロールケーキになる予定です。