マラソンなかちゃん

マラソンのことを中心に、農業、環境、健康、パソコン、小旅行などを気ままに書いています。

20回目の・・・

2013-06-06 05:59:13 | 日記・エッセイ・コラム

父が亡くなったのは平成5年10月17日。今年は20年目の年に当たる。

したがって、先月の籾振りの20回目、昨日の代掻きも20回目、今週末の田植えも20回目。今年行っている農作業は全て20回目である。

農作業は1年に1回のものが多い。現代のスピード時代(昨日の天声人語には縄文時代の40倍と書いてあった)においてきわめてゆっくりで昔から変わらないスピードだ。しかし着実の回数は積み重ねられ、時は流れる。

20回も経験すれば完璧かといえばそうでもない。新たな発見、繰り返す過ちも多い。

今年は観測史上稀に見る少雨。土が乾ききっているので畦(くろ)取りができない。最近は機械で行うのだが、土に水分がないと固まらない。こんな年も珍しい。

 

新車で購入したトラクターにも多少ガタが来ている。ロータリーの水平を自動制御するランプが点かなくなってしまった。加えてロータリーを回すチェーン部分のオイルキャップが緩んでいたのに気づかず、代掻きをしてしまった。水面に時々油膜が出るのでおかしいと思っていたが、田んぼ1枚終わったところで気が付いた。

週末は田植えだが、この歩行用田植え機が危険信号が出ている。苗を取る爪の部分のオイル漏れ、その爪の両脇のゴムの劣化、挙げればきりがない。しかし面倒を見ながら毎年行っている。

ところで、昨日の代掻きは昨年に引き続き出勤前と退社後の朝晩に行った。朝は4時起き、夕方は暗くなっての終了となった。

農作業を何故しているか。

農業は私にとっての原点。心のよりどころだから。結局、好きじゃないと出来ないね。

いよいよ今年の秋、稲刈りからは21回目の農作業となる。

 

 

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