マラソンなかちゃん

マラソンのことを中心に、農業、環境、健康、パソコン、小旅行などを気ままに書いています。

congratulation

2013-09-15 09:26:40 | 日記・エッセイ・コラム

大学の研究室のOB会からこんなメールが届いた。
同じ研究室だった友人が「イグ・ノーベル賞」を受賞したというのだ。私は「イグ・ノーベル賞」をこれまで知らなかったが、なかなか面白い賞だ。
この賞は1991年にノーベル賞のパロディー版として創設されたもので、人々を笑わせ、そして考えさせる、ユニークな研究に贈られるものらしい。
しかし、パロディー版とはいえ、真面目な科学的研究である。友人らが受賞したのは、たまねぎを切ると涙が出る原因となる酵素を突き止めた「化学賞」。彼はハウス食品に入社したがこんな研究をしていたとは。
朝日新聞にはこんな記事が書いてあった。・・・
タマネギを切ると涙が出てくる。この成分は、タマネギやニンニクの風味をつくる成分と同じ酵素でつくられると考えられてきたが、研究チームは催涙成分が別の酵素から作られることを突き止め、2002年に英科学誌ネイチャーに発表した。この酵素を働かなくすると、風味の成分はそのままで涙が出ないタマネギができた。遺伝子組み換え技術を使ったため「今のところだれも食べていない」と言う。授賞式では、タマネギを持って登場。「これまで涙を流してくれたみなさんに感謝したい」と言うと、会場から笑いが起きた。レトルトカレーの製造過程でニンニクとタマネギを一緒に炒めると、緑色に変色する現象が起きた。その理由の解明を任されたのが研究の始まり。この酵素をドライアイの検査に応用する研究が進んでいる。

 

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