今年も確定申告の季節がやってきた。
今回の e‐Tax で気が付いた点を挙げると次のようになる。
① Windows11 は問題なし
②マイナンバーカードの認識も問題なし
③マイナポータルマイナポータル「もっとつながる」はイマイチ
④公金受取口座の申請ができた!
⑤源泉徴収票の入力を自動化?
具体的にはこんな感じだった。
① Windows11 は問題なし
私は、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」から毎年申告している。
昨年まで、Windows11 は推奨環境ではなかったが、今年になって推奨となった。
ただし、 Windows11 の pdf の閲覧標準ソフトは Microsoft Edge のため、Adobe Acrobat Reader DC を使用するには設定を変更する必要がある。私の場合は、どちらでも問題はないので、標準のままとした。
②マイナンバーカードの認識も問題なし
Windows11 は、マイナンバーカードの読み取りもできないとの情報もあったが、これも問題なかった。
③マイナポータルマイナポータル「もっとつながる」はイマイチ
e-Tax とマイナポータルを連携する「もっとつながる」はうまく機能しなかった。
この内容は、ふるさと納税、医療費控除、保険料控除などの証明書が連携により不要となるというもの。
しかし、ふるさと納税は現時点ではほとんどのポータルサイトが連携できていない。
また、医療費控除も昨年の9月以降の分だけなので、1年分でなければ使えない。
④公金受取口座の申請ができた!
ところで、マイナンバーカードを持っている人が気になるのはマイナポイント。
キャッシュレス利用で 5,000円、健康保険証の登録で 7,500円、公金受取口座の登録で 7,500円、合計で 20,000円分がもらえるというものだ。
手続きはマイナポータルサイトからできるが、口座登録だけがまだできていない。
しかし、それが e-Tax からできるとことが判明し、さっそく私も登録した。
⑤源泉徴収票の入力を自動化?
確定申告でちょっと面倒なのが、源泉徴収票の転記作業。しかし、この作業が簡素化されたようだ。
スマホで申告する場合は、アプリをインストールし源泉徴収票を写真に撮ると自動的に金額が入力されるようになった。
またパソコンで申告する場合は、給与所得を入力する際、給与支払者から交付された「xmlデータ(拡張子.xml)」を取り込んで、自動計算することができるらしい。
私はこれらの作業を実際にやっていないが、これができれば便利である。
毎年改善が図られている e-Tax だが、もっとつながるの連携がもう少し簡単になればと良いのだが。