2月のスポーツ界は劇的に盛り上がった。
1つは平昌オリンピック。2つ目はマラソン日本新記録。
平昌では、スピードスケートの小平奈緒選手が話題となった。技術的、体力的にも素晴らしかったが、競技後の行動や言動も感動的で改めてファンになってしまった。その陰で相沢病院のサポートも注目された。個人的には信州大学教授の結城匡啓コーチが筑波大学スケート部の後輩であったので特に親近感を持った。さらにパシュートも話題となったが、その立役者が日本体育大学教授の湯田淳日本スケート連盟強化部長。こちらもクラブの後輩であることを知り嬉しくなった。
もう1つの話題のマラソンの日本新記録。こちらは記録や選手より1億円のボーナスに話題が集まった。オリンピックメダリストへの報奨金を含めて金銭に云々言うつもりはないが、それぞれの価値と金額の多寡は一致していない場合が多いと感じる。
また記録が出た背景には東京マラソンのコースの変更が大きく寄与している。国立競技場ゴールの東京国際マラソン時代のコースは最も記録が出づらく、次にビッグサイトゴールのコース。今回の東京駅ゴールは高低差から最も記録が出やすい。加えて今回は気象条件も良かった。いずれにしても、設楽選手には今後に期待をしたい。