帰ってきました。

2011年06月13日 | 
 高速のトンネルを抜けて我がふるさとが見えた時、心からホッとしました。荒れて原野に返ったあたりに桐の紫色が見え、そしてアカシアの花が咲いていました。

 そうなんです、トルコも今アカシアの花が咲いていました。木々がとても少なく見えたトルコの町々でしたが、街路樹にアカシアが植えられているのが印象的です。

 草花も木々もなんと日本と同じ物があるのでしょう。

 6月12日が選挙とのことで、旅人である私たちも否応無しに目にする選挙風景でした。今朝時差で眠れぬままにラジオでトルコの選挙状況を聞きながら、ガイド氏がトルコに原発は無い・・・・しかし2基ロシアに発注してある・・・・という微妙なお話も聞きました。だから今回の選挙に福島がどう影響するのかと気になっていたのでした。

 しかし結果は与党の勝利でした。まああれだけの広告の量から考えると納得もしてしまうのでした。次はイタリアですね。

 充分なお勉強もしないでの旅でしたが、そのトルコの歴史に圧倒されたのでした。ガイド氏の話を聞きながら、何十年前かの世界史の教科書を頭の中で繰ったのですが、お恥ずかしいことに、第一次大戦のトルコの立場なんて、記憶にのぼってこなかったのでした。それがオスマントルコどころか、紀元前7000年の世界から始まる世界に度肝を抜かれたのも事実でした。

 もっとびっくりしたのは、トルコの人口7.500万人の75%は35歳以下。出生率2.4・・・これでも下がってきての数字・・・・・若い国なんだ。あと30年は確実に成長しそう。

 ガイド氏の自慢を含めての、資源国としてのトルコの話を聞きながら、資源のない我が国とは随分違うわ・・・・、それにしても食料の自給率が100%に近いという意味は、こういうことなのだと東トルコを廻りながら納得したのでした。

 大型機械による農業です。中部の高原地帯は雨も少なく大地も痩せているようでしたが、南も西も豊かな台地に小麦畑が続き、麦秋の季節を迎えている場所では、突然の茶色の風景の連続にちょっぴりびっくりもしたのでした。そしてオリーブ畑にサクランボ・あんず・ざくろなどの果樹の畑もえんえんと続くのでした。

 中国、インドに続き、いまや大きく発展を続ける国、そんな強烈な印象も受けた旅でした。

 そして年間1.200万人を越える観光客・・・・たしか日本人は18万人とか。それにしても外貨も稼いでいますね。

 4年生から習うという英語、子供から大人までとっても親日的で積極的に声をかけてくれます・・・・トルコ語で返せない返事が辛らかったなあー。

 また珍道中の数々は後ほど。

                依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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