トルコの旅13・・・・ベルガマ

2011年06月26日 | 
 イズミールからベルガマへ。地中海に沿って1時間半ばかりのドライブ。日が高くなるにつれエーゲ海の色が微妙に変わっていく。

 おみやげやの第2弾トルコ石の宝石屋さん。日本語ペラペラの方から説明をしていただく。本物とニセモノの違い、よく分かったわ。販売員の皆さんは日本語が上手で宝石よりも美しいのです。

 私トイレに行って、昨日おみやげやで買った800円のトルコ石色したブレスレツトを外してバックに詰め込んだのは言うまでもありません(笑)

 一人に一人ついてしまうので、見ているだけなんてできません。あちこちで商談が始まっています。

 一人建物の外にでました。さすが宝石屋さんです。隣近所なんにもない場所の一軒家、外から見たら何の建物かなんて分かりません。窓も少ないです。

 まあとりあえずお土産第2弾も無事突破しました(笑)

 ベルガマは古代のカルガモンの町です。山頂のアクロポリスまでケーブルで登ります。敵の襲撃を避ける為とはいえ、この山頂までの毎日は骨が折れたことでしょう。

 アレキサンダー王が遠征に行く時、財宝を預けて行ったのですが、遠征先で亡くなったので、この街はアレキサンダー王の財で栄えたのだとか。BC3世紀後半から5人の王だけの短い期間で、5番目の王様は戦いが好きではなかったので、ローマ人に国を譲られたのだとか。

 BC2世紀半ばに水を20km先からサイクロン式でこの山頂まであげているのです。

 神殿の後が発掘されて修復されています。建築関係の仕事をしていた方から、修復の仕方に疑問が時々出ますが、無理な修復もあるのですね。

 なんたって膨大な時間が流れていますし、他の物に再利用されてもいるでしょうから。

 ここでも図書館があります。莫大な量のパビルスを必要とした為、エジプトが脅威に感じて輸出を禁止したため、困った結果羊皮紙が発明されたのだとか。

 劇場もあります。大祭壇の遺跡はドイツのベルリンのペルガモン博物館にあるそうです。
 まるでエジプトに行く前にはイギリスの大英博物館に行って見学してからと同じです。

 この後アスクレピオンへ
 イヤホンで説明を聞いているのですが、電池切れです。
アスクレビオンはBC4世紀からAC4世紀ごろまでに使われた古代の医療センターです。脱皮するヘビを生まれ変わる再生のシンボルとして捉えていて、入口にヘビの彫刻の円柱がありました。今は複製ですが。

 医療センターと言っても、精神的なやすらぎの部分が多かったような雰囲気ですが、図書館や浴場に劇場などなど・・・・この時代にですかという驚きです。

 街中に多くのモスクを見かけます。トルコに来て見るものはイスラムのトルコ以前の遺跡ばかりです。実を言えば圧倒されて疲労感が漂ってきています。

 そして何千年前の遺跡よりも現在のトルコの日常を見てみたいと思うのでした。

 日程が長いとどこかのんびりとした旅になるかと思えば、見学場所が増えるだけです。トルコに行ったことのある友人はこんなに歩くって言っていませんでしたが。

 いよいよと旅行社も考えているのでしょうか、お昼は日本式のおかゆでした。どの場面で出てくるかと思えば、最初のスープの代わりです。ピクルスと塩で調味。ここまで気を使うなら、梅干と塩コンブがあるとねえは皆さんの感想でした。
                    依田美恵子

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