トルコの旅11・・・・・石灰棚

2011年06月24日 | 
 これもまた映像や雑誌で見ることの出来る、トルコの観光の目玉。世界遺産になるまで周囲にはホテルが建っていたのだという。

 パムッカレの石灰棚。石灰でできた棚田に上から水が流れると美しい水色の田になるのである。田とは言わないけれど、日本の棚田を思い浮かべてしまうのだ。

 最近は水量が足りないとかで、全面に流れる水量がないので計画的に場所を変えているとのこと。

 朝日を浴びると水色に、夕日だと赤くみえるらしい。サングラスはあったほうがいい。普通なら見るだけというとこだが、こちらは裸足で中を歩かせてくれるのだ。

 流れているのは温泉35.5度だから、気持ちいい。

 この日はアフィヨンのホテルからバムッカレの石灰棚まで230km、そこからエフェソスへ200km、エフェソスの遺跡やアルテミス神殿をみてからイズミールまで70kmの長丁場である。

 そして空は真っ青の上天気、さすがに乾燥しているから耐えられるけど、皆さんお水を手放されない。そして帽子も日傘も。

 当りの風景が突然に秋にみえる。麦秋なのだ。畑にはぶどう・オリーブ・ざくろ・無花果畑が続く。

 コウノトリが電柱の上に巣を作っている。

 ドライブインでの庭先での食事。初めて「ハエ」を一匹見た。ここで見ただけ、トルコは清潔な国です。何か食べてもいけないと言われませんでした。屋台でも。
 帰国して高速のサービスエリアで食事した時、ハエが2匹まとわり付きました(笑)

 イスラムの国は豚を食べないから、牛肉か羊か鳥となる。

 鳥だけは避けていたけど、昼食はメインが鳥だった。仕方が無いと手をつけたら、日本で食べる鳥と違っていた。 ぶよぶよしていない、ブロイラーではないんだ。

 ドライブインの片隅で羊の丸焼きを焼いていた。ちょっと「なぜあれではないの」と思ったりしたけれど、旅行社の予算かしら。それを食べていた方のソースが気になってしっかり聞いてきました。ヨーグルトにオリーブオイルを混ぜてつけていました。

 トルコのヨーグルトは日本より水ぽくありません。トルコの方はとてもよくヨーグルトを召しあがるのだそうです。
 

 トルコに来て見学するものは、実はギリシャ・ローマの遺跡なのだと気がつくのです。世界史の勉強そのものなのです。

 エフェソスの遺跡もその典型。南側から入場したけれど、もう凄い混雑振りです。クルーザーのお客様が入るともっと混雑するとか。

 体育館・競技場・教会・大劇場・図書館・邸宅・公衆トイレ・浴場など見所いっぱい。列柱通り・ヘラクレス門・ニケのレリーフもすばらしい。
 さすがにさすがに、これを見た時はトルコという国のもつ歴史の厚さを認識しました。

 これらの遺跡都市はBC11世紀の頃・・・・我祖先はその頃何をしていただろうか。
 同行の男性が大劇場で独唱なされました。座席にすわっていた韓国の皆さんから、期せずして拍手が。心温まる時でした。

                      依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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