Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

no SOBA no LIFE

2009年06月25日 | 家・わたくしごと
 この暑くなる季節から、「蕎麦なくして人生なし」と言っても大げさではないほど、蕎麦が無性に食べたくなる。このソバ、私が沖縄に住んでいるからといって「沖縄そば」のことではない。だいたい「沖縄そば」は「沖縄蕎麦」とは表記しないもので、沖縄そばの麺は、中華そばであるから、蕎麦ではない。ちなみに沖縄では「スバ」と呼ぶ。
 蕎麦をちょっと食べようと思うと、東京では味さえ無視すればエキナカから、駅前の蕎麦スタンド、数ある蕎麦屋などがあって困らないのだが、この沖縄で国際通り方面まで大遠征が必要となる。そのあたりには、本土からの転勤族が通う店があるし、沖縄の食べ物に飽きた観光客も入るのだろう。しかし、そんな高級な店ではなく、私としては立ち蕎麦で「冷やしたぬき」をかきこみたいのだ。しかし、これは沖縄ではかなわない。立ち蕎麦なんて便利なものは那覇にはないのだ。
 そのせいか、東京に行くと外食はほとんど蕎麦である。しかも安くて旨いと感じる蕎麦屋は常にチェックしているのだ。羽田空港の第一ターミナルにも到着フロアーに立ちそば屋はあるが、やはりテナント料も高いせいで、値段と味のバランスがいまいち。そこで私は公共バスで大森駅まで向かい、ここで蕎麦を食う。沖縄発8時20分に搭乗すると、大森に着くのが11時半過ぎ。もうバスに乗りながら、口には唾をため、とんでもないパブロフ犬の状態になっているのである。しかもこの店、金曜日は蕎麦の大盛り無料となり、まさに大森の大盛なのだ!まあ、立ち蕎麦なので(といっても6席分の椅子がある)、高級な蕎麦屋とはその味は大違いなのだが、それでもJRの某駅そばなんかに比べれば比較の対象にはならない。次回の上京は7月10日。もう今から蕎麦のことを考えて胸が高鳴る。