

今日は24節気の小暑
夏の暑さが始まる頃と言うが今年はもう十分に暑さに見舞われている
ネムノキはマメ科ネムノキ亜科の落葉高木 10m程になる
冬芽が葉痕の中にあり 隠れて見えず変わった場所にある
葉は互生し2回偶数羽状複葉で10対前後の羽片がほぼ対生する
羽片には小葉が20対ほど対生する
夜になるとゆっくりと葉を閉じ始め 1時間ほどもかけて完全に閉じる
就眠運動と言い植物が時を刻む生物時計を持っていると言われる
羽片や小葉の根元の膨れた部分に「葉枕」と呼ばれるものがあり これの働きで葉が閉じる
就眠運動について 夜に葉から水分が出て行くのを防いでいるなど色々言われているがよくは分かっていないようだ
花は6~7月 枝先に淡紅色の花が10個ほども頭状に集まって咲く
花弁は中ほどまで合着し長さ8mmの漏斗状
雄しべが多数あり花の外に突き出てよく目立つ
葉の就眠運動に逆らうように夕方開いて翌日にしぼむ