公園の花壇でクマバチが花に群がっていた
良く見るとクマバチは花の上にドンとまたがり 萼を押し分け花の根元から蜜を吸っている 盗蜜だ
花びらには黄色い蜜への目印(蜜標)までつけて誘っているのに 盗蜜されては花粉を運んで貰えず元も子もない
ハチの中では盗蜜犯NO1はクマバチだろう 筒状の花で盗蜜現場をよく見かける
古い巣内で成虫で越冬し4月から10月にかけて見られる
クマバチの巣は 枯れた木の枝に12mmの丸い穴をあけて 巣口から左右に分岐する30cmもの坑道を掘り 削り屑を使って区切られた育房室に花粉団子を貯めて産卵する
羽化後も母子は同居する
メスは顔全体が黒いが オスは目と目の間(頭楯)が黄色い
オスは針を持たず刺さないので この目印を頼りに手で掴んでみようと思っている
シロツメクサに居るオス