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リョウブの花

2018-07-09 | 樹木 草花


リョウブ(令法)の名は その昔この木を育て蓄えて救荒食として利用することを法で定めたことによる
又花序の形から「竜尾」が訛ったとする説もある

リョウブ科の落葉小高木 10m程になる リョウブ科はリョウブ属1属からなる小さな科
北米やアジアに60種ほどあるが 日本ではリョウブ1種が自生する

樹皮は不規則な薄片になって剥がれ落ちサルスベリやナツツバキに似ている
葉は互生で枝先の集まって付く
若葉は癖が無く生でも食べられるが味はしない
湯通ししたものを乾燥させてご飯などに混ぜて食べたりテンプラにする

花は6~8月に枝先から15cm程の総状花序を出し白い花を多数つける
花の少ない盛夏に涼し気に咲くので庭木としてよく植えられている
芳香があり密が豊富で甘く美味しい ハチやチョウが良く来ている