トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

クチナシ

2023-12-08 | 樹木 草花

クチナシの実がたわわに生っていた

果実が裂開しないので、口無の名が付いた

 

アカネ科の落葉低木で高さ2m程になる

葉は対生、時に3輪生

葉身は5~12cmの倒披針形、先は尖り、基部は広いクサビ形、縁は全縁

 

花は6~7月、枝先に芳香のある白色の花を1個づつ付ける

花冠は5cm程の高杯型で、先は5~7裂する

雄しべは花びらと同数有り、葯が裂片の間に伸びている

 

果実は肉質の液果、2cm程の楕円形で、5~7稜あり先端に萼片が残る

11~12月に橙色に熟す、中の種子は多数あり、4mm程の扁平な卵形

 

用途:

果実は、生薬名サンシシ(山梔子)で漢方処方薬として消炎、止血、解熱、精神安定などに使われる

又、無毒なので黄色の染料として、きんとんやたくわんなど食品の着色に使われる

花は香料として利用されている

 

花(6月)・・右は八重のクチナシ

(^^♪クチナシの白い花 お前のような花だった~~♪)