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シャリンバイ

2023-12-10 | 樹木 草花

シャリンバイの実がたわわだった

名前は、ウメのような花が咲き、枝や葉が輪生状に出るので付けられた

樹皮は大島紬を染める染料の材料に使われる

 

バラ科の常緑低木、高いもので4m程になる

葉は互生し、4~8cmの長楕円形

先が尖る細いタイプのものと、尖らない丸いタイプのものがある

樹形が低く株立ち状で、葉が丸くわずかに鋸歯が有るものを、マルバシャリンバイと言うが、葉には中間型もあり区別は難しい

革質で光沢があり、縁には浅い鋸歯がまばらにある

 

花は5月頃、枝先に円錐花序を出し、1~1.5cm程の香りのよい白い花を多数つける

花弁は約1cmの倒卵形で、先端は丸く、しばしば歯芽がある

果実はナシ状果

1cm程の球形で、11月頃までに黒紫色に熟し、表面は白い粉をかぶる

中には7mmの丸い種子が1個入っている

 

花(5月のもの)