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ヒマラヤザクラ

2023-12-12 | 樹木 草花

毎年12月に咲くヒマラヤザクラ、今年は早めに咲いていた

 

サクラの野生種の一つ、高木で大きいものは30mになる

ヒマラヤ山脈の標高1100~2300mの温暖帯に分布している

葉は対生で、細長い楕円形、縁に鋸歯があり先は尖る

 

花は11~12月に咲く

葉腋に散房花序を出し、1~3個ほどの花を付ける

雌雄両性花、5弁花で3cm程、色は白色~桃色をしている

実は液果で大きさ1.5cm程、卵形をしており、黄色から赤く熟す

生食が出来、種も食べられ料理に使われる

 

花には蜜が多く、鳥が良く来る

CO2や窒素化合物の吸収率が高く、環境浄化木として注目された