ナンキンハゼの木・紅葉していた葉も落ち、果皮も裂けて落ちて、白い種が青空をバックに残っていた
中国原産で、秋に紅葉し、ロウをとったことからの名前
トウダイグサ科の落葉高木、高さ15m程になる
葉は互生し、5cm程の菱形状卵形、先は尾状に尖り基部は広いクサビ形、縁は全縁
秋にはグラデーションが綺麗に紅葉する
花は7月に咲く
枝先に10cm程の総状花序を出し、黄色の小さな花を多数つける
花序の上部に多数の雄花、基部に数個の雌花をつける
果実は蒴果で、3稜の有る扁球型で大きさは2cm程
10~11月に褐色に熟して裂開し、3個の種子を出す
種子は7mm程の広卵形で、白いロウ質の仮種皮に包まれ、冬になっても果実の中軸に付いたまま残っている
昔はこの種子からロウや油をとった
人には有毒というが、キジバト、ヒヨドリ、ジョウビタキ、メジロ、スズメその他多くの鳥がよく食べている
花(7月)