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ツワブキ

2023-12-09 | 樹木 草花

ツワブキ(石蕗)は葉に光沢のあるフキの意味の「艶蕗」が訛った名前と言われる

他の花が終わった頃に黄色の花を咲かせ、初冬の季語になっている

葉柄は煮つけや和え物として食べられる

 

江の奥にふかき江澄めり石蕗の花 (水原秋櫻子)

 

キク科の海岸の岩の上や崖に生える多年草、庭にもよく植えられている

根生葉は4~15cmの光沢のある円状腎形で、長い柄がある

10~12月、葉の間から、30~70cmの長さの太い花茎を伸ばし、先に5cm程の黄色い頭花を散房状に付ける

花は周りに雌性の舌状花が並び、中心部に両性の筒状花が多数集まっている

舌状花は13枚のものが多いが、数えるともっと多いものが少なからずある

果実はそう果で5mm程、冠毛は褐色を帯びる

 

花 (舌状花が17枚と19枚のもの)