nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

錦秋の京都~南禅寺の紅葉

2014-11-25 23:18:00 | 国内旅行
蹴上インクラインで時間を少々つぶしましたが、いよいよ南禅寺です。境内に入ってすぐの三門あたりで、もう紅葉のあまりの見事さに圧倒されてしまいました。



写真を撮るときは他人を入れないように工夫しているので分かりずらいかもしれませんが、平日にもかかわらず相当混雑していました。ちょっと辟易しかけた頃、有料の方丈庭園に行ってみました。境内に比べれば若干人が少なめでした。ここは、紅葉よりは落ち着いたたたずまいを味わうところのようでした。


続いて、ローマの水道橋のような水路閣をくぐって隣の南禅院へ。ここも有料ですが、そのせいもあってかなり空いていました。内部の庭園で見る紅葉は、さらに美しいものでした。


これで充分かな?と思い、南禅寺の境内に戻り、三門を過ぎたら、左手の白壁の紅葉が、これまたうっとりするくらい魅力的でした。

入口は右手奥「天授庵」と書いてあったので、またまた拝観料を払って中へ。意外に混んでいましたが、人が集まるだけのことはありました。






充分堪能したので、外へ出て、お昼を食べることにしました。

広島の旅~宮島

2014-10-20 22:25:00 | 国内旅行
16~18日の3日間、妻と広島(宮島、尾道)を旅してきました。まずは宮島で1泊、ほぼ24時間滞在して、満潮時と干潮時の厳島神社を見物しました。



上記の写真のように、満潮と干潮との差が激しいのがよく分かります。


ところで、宮島はシカが多く、結構つきまとわれました。

ついには妻のすきを狙って地図を食べられてしまうというハプニングも・・・。

タダで貰った地図だったのが不幸中の幸いでした。書店で買った地図だったり、お札を食べられたら悔しいですよね。

ところで、宮島へはフェリーで行くのですが、今回乗ったのはJRの運営する鉄道連絡船。

というわけで、乗車券は東京都区内発、宮島行き。宮島は「線路のない」駅なので入場券も売っていました。

また、宮島では時間があったので、ロープウェーを乗り継いで、弥山(みせん)の展望台にも行きました。





瀬戸内海の島々が眺められ、満足でした。

札幌中島公園と渡辺淳一文学館

2014-10-09 21:44:00 | 国内旅行
札幌市電を中島公園通電停で途中下車。信号を渡って東に2~3分歩くと中島公園です。都会のオアシスのような緑豊かな場所で、中にはコンサートホールKitaraがあり、落ち着いた雰囲気でした。

それよりも、公園入り口に、渡辺淳一文学館の案内があったので、ちょっと気になり覗いてみることにしました。喫茶室もあるようなので、休憩したかったこともあります。

渡辺淳一氏は、北海道出身で札幌医大を卒業、本業は医者で、ちょっと前に亡くなった直木賞作家ですが、日本経済新聞に連載された「失楽園」「愛の流刑地」が大ベストセラーとなったことで話題となりました。まあ、ストーリーが不倫を扱った上に相当エロチックな内容でしたからね。それで映画やテレビドラマ化されて注目を集めたので、知らない人はいないでしょう。

文学かどうかや内容は別にして、物書きとしては、あれだけ売れれば満足でしょうね。文学館の1階は書棚のあるティールームで、話題となった著作が山ほど並べてありました。





せっかくなので、2階の展示室も見てみました。年表やら生原稿が陳列してあり、「あっ・・」「ふゆか・・・」などという読むと恥ずかしくなるような場面の原稿が堂々と飾ってあるとは、さすがというか・・・・。

 撮影禁止なので、文章だけですが、「ツーショット写真集」というコーナーもあり、黒木瞳、川島なお美、松坂慶子などという錚々たる女優さんたちと渡辺淳一氏との2人だけの写真が多数並んでいました。かなりにやけた表情の渡辺センセー。幸せ者ですなあ(笑)

休憩後は、中島公園通電停から再び市電に乗り、終点のすすきのへ。めでたく札幌市電完乗となりました。


大館駅のハチ公

2012-06-20 20:19:00 | 国内旅行
JR東日本の「大人の休日倶楽部パス」を使って東北に出かけてきました。盛岡から花輪線のディーゼルカーに揺られること3時間、終点の大館駅に到着しました。ここは奥羽本線との乗り換え駅なので、ホームには奥羽本線の電車(右)と花輪線のディーゼルカー(左)が並びました。

ホームには、花輪線の終点であることを示す表示がありました。イヌのイラストが描かれているところが大館らしいです。

イヌって?と思った人は、下の大きな看板で何のことかお分かりでしょう。

東京・渋谷駅前の忠犬ハチ公の生地が、ここ秋田県の大館なのです。さっそく駅前に出てみると、ハチ公の銅像がありました。

ここのハチ公は駅舎の方を向いています。この写真で、これは渋谷ではなく、大館駅前のものだと分かるでしょう。

ところで大館駅には、ほかにもハチ公が色々いるのです。
まずは、待合室の中のハチ公。

ずいぶんかわいいハチ公です。下にリチャード・ギアの写真がありますから、これはハリウッド映画HACHI公開にちなんだもののようです。さらに、ホームには「ハチ公神社」なるものがありました。

あと、駅の売店Newdaysにもイラストやハチ公がらみのお土産も。

そうこうするうちに特急「つがる」の発車時間が近づいてきました。大館名物の鶏めしと、ハチ公サブレを買って大館を後にしました。

(写真は、青森発の「つがる」が大館1番線に到着したところ。この車両は一旦引き揚げて、3番線に転線して大館始発青森行きになりました)

一足早く東京スカイツリーへ

2012-05-17 22:23:00 | 国内旅行
5月22日のオープンを前に、東武鉄道関係者のはからいで「開業祝」の見学会に招待されましたので、喜び勇んで出かけてきました。

とうきょうスカイツリー駅(旧業平橋駅)は、3月の改名時以来でしたが、すっかりきれいになっていました。まだ警備が厳重な入口で招待状を渡して中へ。4階にある展望デッキへのエレベータ乗り場は天井が洒落ています。

外は見えず、静かに上昇してあっけなく地上350mにある「天望デッキ」へ。窓から外を見るまでは、高いところへ着いたのだという実感が湧かないほどでした。



窓にへばりつくようにして外を眺めます。自宅のある南方向を見ますが、ちょっともやっているようでした。

ほぼ、真下の浅草方面は良く見えます。隅田川、それに東武線の線路。鉄道ファンなので、どうしても線路や電車に目が行ってしまいますね(笑)


一方、こちらは曳舟駅。ちょうど特急スペーシアが通過中でした。


スカイツリーの影が映っていました。

カフェーで一休みしたいところでしたが、オープン前なので営業していませんでした。残念!

2周ほどして堪能したので、エレベーターでさらに上を目指します。エレベーターの箱の上がオープンとなっていて、なかなか迫力があります。

「天望回廊」は、ゆるやかなスロープになっています。



そして、最高地点へ

ここの内側には不思議な空間がありました。

ここからの眺めはこんな感じです。↓

再びエレベータで下へ降りて、最後は340mフロアにあるガラス床を見学。大丈夫だと分かっていても、ガラス板の上に乗るのは勇気がいります。高度恐怖症の人は避けた方が無難でしょう。私も実は・・・・。

写真上方に他人の靴が映っているので、状況はおわかりでしょうか?

ともあれ、有意義な体験でした。次回は、ゆっくり上ってカフェにも立ち寄りたいところですが、しばらくはチケット買うのも大変そうですね。