都電レトロ電車9000形

　都電荒川線にデビューしたばかりの「レトロ電車」9000形を撮影しに早稲田まで出かけました。実は、先週三ノ輪橋までふらりと出掛けたのですが、お目当ての電車には会えずじまい。梶原で都電もなかの9000形を買って帰ってきたのでした。午後遅く出かけたので、すでに車庫で休んでしまったみたいでした。
　今日は、11時頃荒川車庫を出るというネット情報を頼りに、珍しく午前中に早稲田に向かいました。母校の大隈講堂は工事中でしたが、脇を通り抜けて都電早稲田駅へ。
　とりあえず都電に乗って、車内からロケハンしているうちに、鬼子母神まで行ってしまいました。結局歩きながら面影橋・学習院下間まで戻って、テツが二人ほどいたカーヴ地点で「撮りテツ」することとしました。バックに池袋のサンシャインシティの高層ビルが入るロケーションです。
　待つこと1時間あまりで、お目当ての「レトロ電車」がやってきました。その頃には、テツは５人ほどに増えていました。


車体はピカピカに輝き、ヘッドランプもまぶしいくらいで新車そのものです。後追いすると、前面とは別のヘッドマークが付いていました。

早稲田からの折り返しを待っていたら、運良く「花電車」とすれ違いです。

さらに後追いしましたが、三ノ輪方面行のヘッドマークも前後で別のをつけていました。

なかなか芸が細かいですが、写真を拡大してみたら、東京電機大中高鉄研と書いてありました。貸切なので乗れないのは残念ですが、そのうち乗ってみたいですね。

路面電車について、富山ライトレールと万葉線の話題は、新刊「駅を楽しむ！テツ道の旅」（平凡社新書）をご参照ください。
「撮りテツ」の生態は、拙著「テツはこう乗る」」がオススメです。また、日本の鉄道については、「にっぽん鉄道旅行の魅力」「にっぽんローカル鉄道の旅」もご覧いただければ幸いです。
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