nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

東京駅~映像ショー&内覧会

2012-09-25 15:50:00 | 国内の鉄道
東京駅リニューアルオープンを10月1日に控え、イベントが目白押し。22日夜の映像ショー「トウキョウステーションビジョン」は大混乱でしたが、翌23日夜は、昼間が雨だったせいもあって、観客は若干少なめ。今度は、ゆったり観賞でき、写真もまあまあの出来でした。






とはいえ、これは動画で再現したほうが遥かに見ごたえがあります。ユーチューブは、こちら

明けて24日は東京駅の報道公開日。関係メディアを通して取材できました。
注目は、ステーションホテルの豪華な客室です。
まずは、一泊80万円のロイヤルスイートです。

寝室のほか、居間、書斎、ウォークインクローゼット、バスルームと揃っていて、我が家の倍以上の広さですからね。泊れるわけもなく、最初で最後の入室でしょうね(笑)

3階と4階の2階建てのメゾネット。こちらも豪華です。お値段は20万円ほどです。

ベッドの後ろにある丸窓から東京駅に発着する列車が見えるのは、さすがステーションホテルです。トレインビューといえば、レストラン「ブラン・ルージュ」が鉄道ファン向けでしょう。

とはいえ、山手線、京浜東北線がメインで、ときたま東海道本線の踊り子あたりが見える程度。ブルートレインが廃止になって、客車列車が姿を消したのは残念ですね。

駅長室も見学できました。東京駅駅長は駅長の中でも別格で、ただ一人の役員(取締役)なので、広々した執務室でした。その室内で気になったものは、これです。

ところで、東京発京都行きの列車って何だったのでしょう?

その他、詳細は、いずれオールアバウトの記事で紹介します。お楽しみに!

東京駅の話題、講演会など

2012-09-23 15:03:00 | 国内の鉄道
東京駅の赤レンガ駅舎リニューアルオープンの10月1日が迫ってきました。
22日夜も、それを祝う映像ショーが赤レンガ駅舎をスクリーンに見立てて行われました。

とんでもない人出で、丸ビル近くの歩道からかろうじて眺められただけで、とてもまともな写真が撮れる状況ではありませんでした。映像自体は、最新の技術とアイデアが一杯で楽しめるものでしたが、ショー開催の運営の仕方に問題があり、想像を絶する混雑ぶりに警察が危険と判断して8時20分以降の上映は中止となりました。

さて、10月1日が記念日となるわけですが、報道各社も色々な番組や企画を考えているようです。NHKもニュースなどで報道する予定ですが、総合テレビ(1ch)午前の番組「こんにちは いっと6けん」でも15分ほどの特集コーナーが計画されています。

女性レポーターが東京駅構内を見て回るのですが、何と私が出演して案内人をつとめます。平日のお昼前という働いている人にはきびしい時間帯でしょうが、テレビを見る機会がありましたら、ぜひご覧ください。番組自体は11時5分からですが、コーナー(ホットdeいっと)は11時半頃からスタートとのことです。また、この番組は関東ローカルですので、関東以外の地域ではオンエアされません。ご了承ください。

しばらく、講演会がありませんでしたが、秋になってひさしぶりに仕事が入ってきました。ひとつは、東京都練馬区立の生涯学習センター「寿(ことぶき)大学」の講座(9月26日)。「鉄道旅行の楽しみ方」というタイトルで、65歳以上の区民対象のものです。


もうひとつは、横浜の「よみうりカルチャー」の講座で、「魅惑の鉄道旅行」(10月~11月の月1回で3回シリーズ)。こちらは、募集中ですので、横浜駅前に通える方は、ぜひお越しください。
詳しくは、こちら

北海道旅行~江差線訪問

2012-09-14 21:28:00 | 国内の鉄道
大沼公園に滞在したあとは、函館に出て、廃止が噂されるJR江差線を終点・江差まで往復しました。

詳細は、オールアバウトの記事としてレポートしましたので、そちらをお読みください。

ここでは、オールアバウト記事には載せなかった写真を何枚かピックアップして補足とします。

まずは、木古内駅舎。近い将来、新幹線停車駅となります。


木古内の次の駅、渡島鶴岡(おしまつるおか)

その次の吉掘~神明の山越え区間の様子です。

湯ノ岱、幻の「天ノ川駅」は、オールアバウト記事を見ていただくこととして、宮越の次、桂岡、中須田と続く、ダルマ駅舎の写真です。



そして、上ノ国と江差の駅名標の写真です。





江差の駅舎を紹介していなかったので、それもご紹介します。

割とどこにでもありそうな平凡な建物でした。アップダウンの多い町で、そのちょっと南のはずれに位置しているのが、今となっては致命的なのでしょうか? 廃止やむなしの趨勢のようですが、どうにもならないのでしょうか?町を歩いてみましたが、「いにしえ街道」などといった往年の栄華を彷彿とさせるような洒落た建物もあり、予想以上に魅力的な場所でした。しかし、どこへ行っても人が少なく、ちょっと寂しい江差線の旅でした。


北海道旅行~大沼公園を走る列車

2012-09-10 09:30:00 | 国内の鉄道
仕事をしている妻が遅い夏休みを取ったので、それを利用して一緒に北海道(道南)へ行ってきました。大人の休日倶楽部会員パスを利用しようかとも思ったのですが、あいにく旅行に割けるのは3日間だけ。往復列車利用ですと、現地滞在は1日だけとなってしまうので(寝台列車は満席でした)、北海道往復は、飛行機にしました(ANAに半額で乗れる優待券が余っていましたし・・・)。

さて、函館までは飛行機、函館駅からは、特急列車「スーパー北斗」で大沼公園駅へ。朝、東京の自宅を出れば、お昼頃に大沼公園にいるのですから、便利になったものです。

大沼公園駅は特急停車駅ですが、ホーム片面1線だけの小さな駅です。側線が1本ありましたが、あまり使っていないようでした。宿は、駅裏のクロフォードイン大沼。瀟洒な湖畔のリゾートホテルです。

余談ですが、ホテル名のクロフォードとは、北海道鉄道建設に携わったアメリカ人技師のこと。ホテルのロビーにそのことを記した銘版と彼の肖像画がありました。さすが、JR北海道系列のホテルです。うかつにも、現地で初めて知りました。


荷物を置いて、大沼公園散策となったのですが、大沼、小沼の間を函館本線と道路が並んで通り抜けています。私の知っている他のリゾート地は、駅からクルマやバスで10分以上離れているところばかりでしたから、これは気が散りますね。踏切が鳴ったので、さっそくこんな写真を撮ってしまいました。


大沼湖畔を散策していても、ときおり列車の通過音がします。湖畔一周コースの中ほどに線路が見渡せる場所があったので、ちょっと休憩していたら特急列車がやってきました。

雨が降りそうな曇天だったので、高速で通過する列車を止めることができず、流れてしまい残念です。

駅前に戻って、食いしん坊の同行者がお店で名物の団子を食べているすきに、線路際へ行って、列車の撮影に再度挑戦。

森行きの各駅停車。本線とはいえ、ローカル列車は、基本、ディーゼルカー1両です。この付近は単線ですが、列車本数は意外に多く楽しめます。旧型となってしまったキハ183系の特急も、本数は少ないながら健在です。

貨物列車も頻繁に通過します。DF200形ディーゼル機関車は、北海道でしか見ることができない貴重な機関車ですね。遠くから重厚なエンジン音を轟かせながらやってきました。

キリがないので、これくらいで切り上げたのですが、戻ってみたら、一箱買った団子は空でした(泣)。

ともあれ、これに味をしめたので、翌朝7時過ぎに通過する「北斗星」を撮ろうと、小雨の中を待っていたのですが、来る気配がありません。10分待ってスマホでJR北海道のサイトをチェックしたら、本州側の人身事故の影響で大幅遅れとのこと。がっかりでした。ちなみに、ホテルをチェックアウトして、9時過ぎの快速列車で函館に向かっていたところ、五稜郭駅手前で、「北斗星」とすれ違いました。2時間以上の遅れだったのですね。