河村たかし名古屋市長の発案で、とうとう実現してしまった名古屋市内での蒸気機関車運行。2月16日と17日にあおなみ線を走る『SLあおなみ号』の試運転が13日と14日に行われ、14日には市の関係者と沿線住民、それに報道関係者を乗せた試乗列車も運行されました。幸い、報道関係者として列車に添乗できましたので、その様子をレポートします。
14日は試運転ということで、本番とは若干異なったダイヤが組まれ、都合5往復走りました。朝の新幹線で名古屋入りし、11時20分発の試乗列車の時間まで余裕たっぷりだったので、あおなみ線ささしまライブ駅付近で最初の列車を撮影しました。

街のど真ん中なので煙はどうかな?と思っていましたが、予想に反して堂々たる走りっぷりに満足です。10分ほど後のあおなみ線電車で名古屋駅に戻って受付をすませ、いよいよ出発です。


(なお、この2枚は、SL列車で往復乗車して、名古屋駅に戻ってきてから撮影したものです。しかも、撮影位置は、普段は立ち入り禁止、この日の限られた時間帯に報道関係者にのみ開放されたものです)
名古屋駅を出ると、すぐにハイケンスのセレナーデのメロディーが流れ、案内放送が始まりました。このメロディーを聴くと旅情をそそられます。まもなく、ささしまライブを通過、右手にはJR関西本線、車両基地、近鉄名古屋本線が併走します。街のど真ん中とはいっても、住宅はあまりなく、車両基地や工場が多いですから、煙害の心配はさほどなさそうに見受けられました。
電車なら数分しかかからない小本(こもと)駅の少し先まで10分ほどで到着。あおなみ線本線から分岐し、名古屋貨物ターミナル構内に入ります。ここで数分停車し、信号待ちなどで徐行や停止を繰り返し、コンテナヤードに停車するまでには10分ほどかかりました。結局、終点までの所要時間20分のうち、貨物ターミナル内で過ごした時間が半分ほど。鉄道に関心がないと退屈かもしれませんが、鉄分があれば、貨物列車用のディーゼル機関車や電気機関車、貨車などが眺められ楽しい時間が過ぎていきます。
コンテナヤードには旅客用ホームはないので、飛行機のようにタラップを使って乗降します。降りたあたりでC56形蒸気機関車や客車(ともにJR西日本からのレンタルです)の撮影タイムです。きちんとした鉄道写真を撮る人、車両をバックに記念写真を撮る人など様々でした。



名古屋駅に戻って、3往復目の列車を見送ったあとは、近鉄で二駅目の黄金(こがね)へ。ここから歩いて数分のところにある黄金陸橋から4往復目となる列車を待ち構えました。C56は歯切れのよいドラフト音を響かせながら、名古屋駅前の高層ビル群をバックに快走して行きました。何往復もしてくれるので、乗ったり撮ったりと楽しめますね。

陸橋上は熱心な鉄道ファンが一杯でしたが、まだまだ割り込めるほどの隙間はたっぷり。皆、のんびり撮影を楽しんでいました。しかし、本番では鉄道ファンや見物客で殺到しそうなので、立ち入り禁止になりそうです。陸橋近くの観覧場所に行くのが無難そうです。
天気も良く、気温もそれほど低くなく、充実した一日でした。本番もうまくいき、あおなみ線でのSL運行が定期的に行われるといいですね。
***************************************************************
最後にPR。
イベントSL列車については、拙著『旅が10倍面白くなる観光列車』(平凡社新書)をご覧ください
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=nodatakashi-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4582855881&ref=tf_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
14日は試運転ということで、本番とは若干異なったダイヤが組まれ、都合5往復走りました。朝の新幹線で名古屋入りし、11時20分発の試乗列車の時間まで余裕たっぷりだったので、あおなみ線ささしまライブ駅付近で最初の列車を撮影しました。

街のど真ん中なので煙はどうかな?と思っていましたが、予想に反して堂々たる走りっぷりに満足です。10分ほど後のあおなみ線電車で名古屋駅に戻って受付をすませ、いよいよ出発です。


(なお、この2枚は、SL列車で往復乗車して、名古屋駅に戻ってきてから撮影したものです。しかも、撮影位置は、普段は立ち入り禁止、この日の限られた時間帯に報道関係者にのみ開放されたものです)
名古屋駅を出ると、すぐにハイケンスのセレナーデのメロディーが流れ、案内放送が始まりました。このメロディーを聴くと旅情をそそられます。まもなく、ささしまライブを通過、右手にはJR関西本線、車両基地、近鉄名古屋本線が併走します。街のど真ん中とはいっても、住宅はあまりなく、車両基地や工場が多いですから、煙害の心配はさほどなさそうに見受けられました。
電車なら数分しかかからない小本(こもと)駅の少し先まで10分ほどで到着。あおなみ線本線から分岐し、名古屋貨物ターミナル構内に入ります。ここで数分停車し、信号待ちなどで徐行や停止を繰り返し、コンテナヤードに停車するまでには10分ほどかかりました。結局、終点までの所要時間20分のうち、貨物ターミナル内で過ごした時間が半分ほど。鉄道に関心がないと退屈かもしれませんが、鉄分があれば、貨物列車用のディーゼル機関車や電気機関車、貨車などが眺められ楽しい時間が過ぎていきます。
コンテナヤードには旅客用ホームはないので、飛行機のようにタラップを使って乗降します。降りたあたりでC56形蒸気機関車や客車(ともにJR西日本からのレンタルです)の撮影タイムです。きちんとした鉄道写真を撮る人、車両をバックに記念写真を撮る人など様々でした。



名古屋駅に戻って、3往復目の列車を見送ったあとは、近鉄で二駅目の黄金(こがね)へ。ここから歩いて数分のところにある黄金陸橋から4往復目となる列車を待ち構えました。C56は歯切れのよいドラフト音を響かせながら、名古屋駅前の高層ビル群をバックに快走して行きました。何往復もしてくれるので、乗ったり撮ったりと楽しめますね。

陸橋上は熱心な鉄道ファンが一杯でしたが、まだまだ割り込めるほどの隙間はたっぷり。皆、のんびり撮影を楽しんでいました。しかし、本番では鉄道ファンや見物客で殺到しそうなので、立ち入り禁止になりそうです。陸橋近くの観覧場所に行くのが無難そうです。
天気も良く、気温もそれほど低くなく、充実した一日でした。本番もうまくいき、あおなみ線でのSL運行が定期的に行われるといいですね。
***************************************************************
最後にPR。
イベントSL列車については、拙著『旅が10倍面白くなる観光列車』(平凡社新書)をご覧ください
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=nodatakashi-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4582855881&ref=tf_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>