2022年9月に刊行された拙著『にっぽんの鉄道150年』(平凡社新書)が、このたび「旅の良書」に選出され、認定書が授与されました。
「旅の良書」というのは、紀行文、エッセイ、ノンフィクションのジャンルから旅にかかわる優れた著作を表彰する「斎藤茂太賞」(主催=日本旅行作家協会)と同時に発表され、「旅の持つさまざまな魅力を読者に伝えてくれる優れた書籍」を選出するものです。「斎藤茂太賞」は、日本旅行作家協会の会員ではない人が執筆したものに限られるため、旅行作家協会の会員(理事)である小生の著作は、そもそも茂太賞の対象ではなく、初めから「旅の良書」に該当するかどうかのみが審査されました。ノミネートされた書籍は100冊ほど。幸いなことに、何度かの審査を経て、「旅の良書」に選出されたとは光栄です。なお、同時受賞した本の中には、著名作家である沢木耕太郎氏の「天路の旅人」(新潮社)も含まれています。
第8回斎藤茂太賞および第5回旅の良書の詳細は、こちら
第8回 斎藤茂太賞の授賞式は、2023年7月27日に日本プレスセンタービル(東京都千代田区内幸町)10階のレストラン・アラスカで開催されました。受賞作は、デコート豊崎アリサ著「トゥアレグ自由への帰路」(イースト・プレス刊)。日本旅行作家協会の下重暁子会長からアリサさんに賞状、記念トロフィー、賞金が贈られました。
その後、第5回「旅の良書」が発表されました。全部で11冊が選出され、そのうちの1冊が拙著「にっぽんの鉄道150年」でした。会場に顔を見せていた著者は4人でしたので、その4名が壇上で、茂太賞と同じく、下重会長から認定書の盾が手渡されました。
写真提供=JTWO理事、大久保有満子さん
写真提供=JTWO理事、戸川覚氏
1993年に「ヨーロッパ鉄道と音楽の旅」を上梓して以来、30年。昨年(2022年)に刊行された「にっぽんの鉄道150年」(平凡社新書)まで25冊の著書を刊行してきましたが、これまで何らかの賞の対象となったことはなかっただけに、大変嬉しいできごとでした。
「にっぽんの鉄道150年」(平凡社新書)の詳細は、こちら
受賞、おめでとう ございます。
この本に限らず、SDTMは
【北欧 鉄道旅物語】を
何度も読んでいます。(笑い)
一時、ブログもTwitter(X)も更新が途絶えておりましたので、どうなさったのか心配しておりました。お元気でしょうか?