nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

名古屋駅前ホテルのトレインビュー

2012-07-30 22:51:00 | 国内の鉄道
先週、取材で3日間名古屋に滞在しました。その時、宿泊したのが名古屋駅前の名鉄グランドホテル。さる人から、トレインビューの部屋をすすめられたので、試しに2泊してみました。
さすがに、部屋からは名古屋駅に発着する列車がよく見えます。チェックインしたのは夕方だったので、西日がまぶしかったですが、朝は順光です。但し、高層ビルの影が延びていて、時間帯によっては、写真が撮りにくいときもありました。

それでは、撮った写真をお目にかけましょう。

名古屋駅を代表するするのは東海道新幹線N700系ですが、奥まっているうえに、対面するビルに隠れてちょっと撮りにくいです。手前に映っているのは関西本線と中央西線の近郊電車でしょうか?

↑目の前にあおなみ線のホームがあるので、これはよく目立ちます。

↑中央西線のエース、特急「しなの」が長野目指して出発していきました。

名古屋駅は中間駅ということもあって、貨物列車が頻繁に通過します。「桃太郎」ことEF210形電気機関車牽引の貨物列車です。また、ディーゼル機関車DD51形牽引の貨物列車も何回か見かけました。

もう、キリがないですね。「終電まで寝られませんね」と友人に言われましたが、名古屋駅は終夜営業なのです。東海道本線は深夜に貨物列車が頻繁に通過しますし、唯一の寝台列車「サンライズ・エクスプレス」も就寝中に通過です(運転停車だったかな?)。
昼間の取材疲れから、早々と寝てしまいましたが、深夜に一度、貨物列車の走行音で目が覚めました。何とも充実した名古屋駅のトレインビューでした。

福岡RKBラジオに出演

2012-07-22 14:46:00 | 作家活動
21日土曜日の午後、福岡(九州)のラジオ局RKB毎日放送の番組「あべちゃんトシ坊 こりない二人」にゲスト出演しました。といっても、福岡まで出向いたわけではなく、電話出演でした。

当日の番組は、学校が夏休みに入ったこともあり、「夏休みの過ごし方」。そうはいっても、忙しくて夏休みが取れそうにないお父さん方に「裏ワザ」というわけで、拙著「出張ついでのローカル線」が紹介され、私に電話インタビューとなった次第です。

福岡発の番組ということで、福岡在住のサラリーマンがよく行く出張先にリストアップされたのが、東京、大阪、鹿児島。それぞれの都市への「出張ついで」鉄道旅行が、拙著より選ばれ、キャスターに解説を求められました。

東京では、都電荒川線。首都圏には行きたいところはいくつかありますが、出張が早く終わってからの半日プランですと、荒川線が無難なところでしょう。

大阪では、南海高野線の橋本~極楽橋を走る「天空」。この山岳路線は、乗っていて楽しいですね。高野山は海抜1000mほどで、意外に涼しいので、手軽な避暑にもおススメです。

福岡(博多駅)から鹿児島までは九州新幹線が全通して1時間半足らずで行けるようになりました。便利になったので、日帰り出張が増えそうです。あっけなく午前中で仕事が終わってしまったのなら、帰りは肥薩線経由で半日かけて帰ってみてはどうでしょうか?

「はやとの風」⇒「しんぺい」⇒「九州横断特急」と乗り継ぎ、最後は熊本から「みずほ」です。列車本数が極めて少ないので、午後の「はやとの風」(13:23鹿児島中央駅発)に乗れないと、あとが続きませんから要注意です。車窓が素晴らしいのは言うまでもありません。

↑嘉例川に停車中の「はやとの風」

少しでも余った時間ができれば、こんな楽しみ方もありますよ、という提案です。詳しくは、
出張ついでのローカル線」をご一読ください。

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脱走ペンギン『さざなみ』と特急『さざなみ』

2012-07-11 15:35:00 | 国内の鉄道
葛西臨海水族園の脱走ペンギンについては、別のところでレポートしましたが、彼の愛称が「さざなみ」に決まりました。

東京湾のさざなみのように、逃走中は沖と水族園付近の浜とを行ったり来たりしていたことと、個体認識番号337との語呂合わせが決め手となったようです。ちょっと、逞しいオスらしくない命名ですが、ペンギンは愛称を呼んでも反応しないそうですから、まあ、いいのかなあと思います。

ところで、「さざなみ」と聞くと鉄道ファンなら房総特急の列車名を連想してしまいます。しかも、脱走ペンギンのいる水族園は、特急「さざなみ」の走るJR京葉線沿線。葛西臨海公園駅のすぐ近くです。




葛西臨海公園駅には、特急「さざなみ」は通過ですが、さざなみが取り持つ縁。こうなったら、「さざなみ」を臨時停車させて、特急「さざなみ」で行く、脱走ペンギン「さざなみ」見学ツアーなんてどうでしょう?東京駅から葛西臨海公園駅までは至近距離なので、「さざなみ」を利用することはないでしょうが、内房線沿線の千葉方面からは需要があるのでは?
ペンギンのヘッドマークをつけたイベント列車なんて面白そうです。そういえば、JRのスイカのマスコットはペンギンでしたね。

水族園とJR千葉支社でタイアップして、実現しませんかね。特急さざなみは、最近乗客減に悩んでいるようなので、ここはペンギン頼みって言うのもアリなのでは?(笑)

↑内房線袖ヶ浦付近を走る特急「さざなみ」

最近の活動から

2012-07-04 20:40:00 | 作家活動
まず、5月に発刊された拙著『定年からの鉄道ひとり旅』(洋泉社新書y)の増刷ができました。

当初、Amazonのランキングが伸び悩んでいましたが、もっぱら高齢者の方々が書店で購入したからとの版元の分析でした。最近では、週刊ダイヤモンドや旅行読売といった雑誌で取り上げられたこともあり、Amazonのランキングもよくなっています。『定年』とはありますが、年齢制限はありませんので、ゆったりした鉄道旅行を志向する多くの人々に読んでいただけたらと思います。

昨夏、放映されて好評だったNHK-BSプレミアム『プレミアム・アーカイブス~SLの旅』(全5回)。秋に再放送されましたが、またまた再放送です。7月30日~8月3日までの5日連続で、朝9時からのオンエアです。深夜の再放送は、オリンピック関連放送の影響か、今回は月、火の2回のみ。いずれにせよ、過去の放送を見逃した方は、今度こそ、ぜひご覧ください。


雑誌の掲載記事も何本かあります。
夏の旅行シーズンが近いということで、月刊『一個人』(KKベストセラーズ)、月刊『旅行読売』、定期購読専用誌『ノジュール』(JTBパブリッシング)が夏の鉄道旅行特集を組んでいます。

内容についての詳細は、こちら

ネットの記事も執筆しています。
連載を担当している総合情報サイトAllAbout「鉄道」では、
世界遺産平泉への旅を誘う「ジパング編成」
はじめて関わった「丸の内ドットコム」には、『世界の鉄道事情』という記事を執筆しました。私が撮影したヨーロッパの高速列車や新型路面電車の写真も掲載していますので、ご覧いただければ幸いです。

以上、ご案内でした。
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葛西臨海水族園の「脱走ペンギン」

2012-07-03 20:14:00 | ノンジャンル
葛西臨海水族園から逃走したとして話題になったフンボルト・ペンギン。およそ80日後に無事保護されて、先日再び水族園で公開されるようになりました。逃走中に東京湾で撮られた写真は、まるで自由を謳歌しているみたいで、「宮仕え」に嫌気がさした様にも見えました。水族園は都立ですから、何だか元公務員としては共感できるものがあり、すっかり彼(ペンギン)のファンになってしまい、先週の日曜日に妻と見物に出かけました。

さっそくペンギンのいる場所にいったのですが、何せペンギンは135羽もいるのです。どうやったら「脱走ペンギン」に会えるのか?とやや絶望的な気分でしたが、さすが人気者だけあって、みなよく分かっています。「あれだ、あれだ」と教えてもらえました。言われてみれば、特徴があり、識別リングのある無しよりも、おしりあたりの背中の毛が剥げているのが目印でした。



ペンギンは陸にあがっているとヨチヨチ歩きですが、一旦、水に入るとかなりのスピードですいすい泳ぎます。これでは捕まらなかったのも頷けます。
他のペンギンたちに混じってしまうと、なかなか見つけにくいですが、しばらく泳いで飽きてしまうと、岩山に上って、ひとりで物思いにふけるのです。群れから離れて、孤独を楽しむのが好きなのでしょうか?団体行動を好まない自由人のようですね(笑)



こんなポーズを取ったりして、マイペースで生きていますね(笑)
再び泳ぐのかと思って見守っていると、飛びこむのが怖いのか、何度も飛び込むのをためらっています。他の人のブログでも同じことを書いていましたから、どうやら、これは彼の癖みたいです。ようやく泳ぎだして水面を縦横無尽に行きかっていました。


餌ももらい、やることがなくなったのか、再度上陸。今度は岩山ではなく、平地にあがって奥へ行ってしまいました。



どことなく、今の平穏な暮らしには物足りなさそう。再度、脱走を考えているのでしょうか?
彼は認識番号337号と呼ばれていますが、何だか囚人みたいですね。水族園では愛称を募集していました。どんな名前がつくのか楽しみですね。