nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

信州、車窓の旅(2)

2009-02-26 22:00:53 | 国内の鉄道
松本から乗ったのは、JR大糸線。E127系というステンレスの電車2両編成でした。


車内は、片側がクロスシート、片側がロングシートという面白い配置です。通勤通学対策と観光客の趣向を勘案して、こんな座席配置になったのでしょう。アルプスの山々は常時西側なので、誰もが山を眺められるように配慮したようでもあります。さらにブラインドもついていないので、車窓を堪能したい人に味方した処置でもあるのは嬉しいですね。


松本を出て、10分ほどで梓川を渡って梓橋に停車。「是より北 安曇野」の看板があり、いよいよ車窓が楽しめる雰囲気になってきました。アルプスの山々も見えてきました。


車窓の楽しみなど「乗りテツ」については、拙著「乗りテツ大全」(平凡社新書)や「テツはこう乗る」(光文社新書)をご覧ください。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=nodatakashi-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4582854230&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=nodatakashi-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4334033520&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


信州、車窓の旅(1)

2009-02-25 20:31:11 | 国内の鉄道
All About「鉄道旅行」の最新記事は、みんなで賑やかに楽しむSL列車です。ぜひ、ご覧下さい。

さて、久しぶりに信州で車窓の旅を楽しんできました。取材の一環なのですが、少しレポートしてみます。まずは、新宿から「スーパーあずさ」に乗車しました。E351系に乗ったのは久しぶりです。

日曜日の午前遅くに信州へ向かう人は少ないのでしょう。車内は見事に空いていました。おかげで、左右双方の車窓を席を移動して楽しみました。
多摩川付近で富士山が見えたのですが、晴れなのにもやっているせいか、写真映りが悪くぼんやりとしか見えません。
甲府を過ぎ、小淵沢が近づくと、右手に八ヶ岳が見えてきました。こちらは山頂付近が雪で覆われた冬らしい姿でした。

茅野、上諏訪に停まり、岡谷を通過するときは、天空を駆ける長野自動車道をくぐり、塩嶺トンネルを抜けて塩尻へ進みます。オーストリアのブレンナー峠へ向かうときもこんな橋を列車から見上げたことを思い出します。あちらはヨーロッパ橋でしたかね。

松本が近づくと、左手彼方に北アルプスが見えてきました。穂高連峰でしょうか。信州へやってきたという気分になれる瞬間ですね。

松本駅では、乗り継ぎ列車待ちの間、しばし乗ってきたE351系が入換をするのをウォッチング。車両の全体をきれいに撮ることができました。

さて、このあとの行先は?

車窓の楽しみなど「乗りテツ」については、拙著「乗りテツ大全」(平凡社新書)や「テツはこう乗る」(光文社新書)をご覧ください。
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シゴナナ、千葉を走る(2)~本番

2009-02-15 20:53:15 | 国内の鉄道
試運転の撮りテツは、天気が悪く暗かったので、本運転最終日の2月15日に再度おなじみのお立ち台で再チャレンジしました。今回は、前回よりも人出が多く、300人はいたと思います。

さて、まずはSL乗車&撮りテツ用として運転された485系による「春さきどり号」から。しかし、この場所の撮りテツは誰も利用しませんでしたね(笑)。

さて、待つこと1時間30分。やってきましたC57形180号機牽引「SL春さきどり号」。


何かキャブ(運転台)のところが変ですね。拡大してみました。

機関助士が「また会おうね」の横断幕を持ってました!
こういうのって、本格的撮りテツには顰蹙でしょうね。まあ、イヴェント運転というのはお祭りなんですね。

C57を追いかけ、木更津へ行ってきました。駅の南はずれの川向こうから撮ってみました。

そうこうしているうちに、JRのご好意で機関区を開放していただけたので、中で撮影してきました。

ともあれ、門鉄デフのC57を堪能した2日間でした。

なお、C57形180号機が普段牽引している「ばんえつ物語号」の紀行については、拙著「乗りテツ大全」(平凡社新書)をご覧ください。
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シゴナナ、千葉を走る(1)

2009-02-11 20:46:34 | 国内の鉄道
一昨年、昨年のD51に続いて、今年も早春の千葉をSLが走りました。D51が故障してしまったので、代役は普段は磐越西線を走っているC57形180号機,しかも門鉄デフ仕様というサプライズです。居ても立ってもいられなくて、早速本番前の試運転の撮りテツに出かけました。

(註)門鉄デフ=門デフ
旧国鉄の門司鉄道管理局(九州)が除煙板(デフレクタ=煙突の両側についている象の耳のような板)に施した改造。下半分が切り取られているので、スタイルがオリジナルのものとは大きく異なり、機関車の見た目も変わって見える。C57にはよく似合い、颯爽とした雰囲気がよく出ていて人気があった。2007年秋に、新津運輸区でわざとデフレクタを取り替え、SLファンが狂喜した。今回もこのいでたちで登場となった。

まずは今回の列車「SL春さきどり号」(2月13日~15日運転)の始発駅・京葉線の千葉みなと駅での撮影から。

とにかく物凄い人出でした。
ここでの出発シーン撮影は、さっさとあきらめ、予定していた内房線・袖ヶ浦~巌根間の小櫃川橋梁手前の築堤へ向かいました。

通過時刻の1時間半ほど前に着いたときは、同業者は50名くらい。しかし、後続の電車が着くたびにギャラリーは膨れ上がり、通過直前には200人ほどだったでしょうか。よくもまあ集まったものですね。それでもほとんどトラブルはなく、皆さん思い思いに撮影を楽しんでいたようでした。

曇りがちの天気で、ちょっと暗かったですが、D51よりも颯爽と走りぬけていった姿には惚れ惚れしました。門鉄デフ(上記の註参照)は、私の大好きなドイツのSLを彷彿とさせるところがあり、気に入っています。大満足の一日でした。


本運転の模様は、こちら

なお、2007年の同じ場所でのD51の写真は、こちら
さらに、1987年の同じ場所でのC56の写真は、
こちら
また、C57形180号機が普段牽引している「ばんえつ物語号」の紀行については、拙著「乗りテツ大全」(平凡社新書)をご覧ください。
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ホルテンさんのはじめての冒険

2009-02-10 21:41:30 | ヨーロッパの鉄道
2月21日から東京・渋谷のBinkamuraル・シネマで「ホルテンさんのはじめての冒険」という映画が上映されます。

大変珍しい北欧のノルウェーの映画です。舞台は、オスロとベルゲンを結ぶ「ベルゲン急行」(通称)。となれば興味をそそります。実は、この映画の広報担当の方からメールをいただきました。

もう、8年も前のことでしたが、私の所属する日本旅行作家協会(JTWO)で「旅行作家が選んだ20世紀の名列車」という企画があったのです。これは私の発案で、会員からアンケートをとって、名列車ベスト20を選んだのでしたが、ベルゲン急行もちゃんとノミネートされています。それを広報担当者が目ざとく見つけて、これを広報に使いたいとのことでした。

もちろん、OKしたのですが(私がアンケート企画の担当者でしたから)、さっそく2月9日(月)の朝日新聞夕刊の映画PR欄(8面)に日本旅行作家協会の会員による「旅行作家が選んだ20世紀の名列車」のことが掲載されました。嬉しい話です。
この映画、試写に誘われたのですが、諸般の事情から行けずじまい。封切られたらさっそく行こうと思います。
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