nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

NHK-BSテレビ出演のお知らせ

2016-09-29 14:14:00 | 作家活動
NHK-BSプレミアムの番組「プレミアム・カフェ」に3日連続でゲスト出演します。
視聴者から反響の大きかったBSの番組をアンコール放送。
その前後に司会の女性アナウンサーとスタジオゲストで内容に関して対談します
(出演時間は冒頭&終了前合わせて5分程度)。

特集「線路の先に」
10月4日(火)「にっぽん木造駅舎の旅」~ふるさとの駅に思いを寄せて~
10月5日(水) 「あなたの知らない東京駅」「NewYorkグランドセントラル駅物語」
10月6日(木) 「消えた鉄道を歩く ~汽笛が響いた街 夕張~/碓氷峠と美しい村~」

午前9時~10時50分(5日は10時30分に終了)
再放送 深夜0時45分~、 5日放送分(東京駅の回)は、6日午前1時~

司会=渡邊あゆみアナウンサー、スタジオゲスト=野田 隆(旅行作家)
番組出演=矢野直美ほか(4日)佐々木直樹ほか(5日)宮脇俊三ほか(6日)多数。

6日の夕張編は、1997年放送ですが、今は亡き紀行作家の宮脇俊三さんが出演されている貴重な映像です。お見逃しないよう。

公式サイト  http://www4.nhk.or.jp/pcafe/ (日曜あたりに更新されます)


以上、ご案内でした。


『トランスイート四季島』の試運転

2016-09-26 21:43:00 | 国内の鉄道
2017年春にデビュー予定の豪華クルーズトレイン「トランスイート四季島」。10両編成のうち落成した7両で試運転を、常磐線で開始したとのニュースが流れましたが、たまたまおおまかな運行情報を入手できましたので、半信半疑ながら23日に常磐線土浦方面へ出かけてきました。

まずは、土浦駅のひとつ水戸寄りにある神立駅へ。雨の中をホームで待っていると、踏切の警報機がなり、お目当ての「四季島」が水戸方面から到着しました。

そして、この駅の上下線に挟まれた待避線で10分ほど停車しました。

しばらくすると、手前の線路を水戸方面へ向けて特急列車が通過。何とか常磐線特急と四季島のツーショットを撮ることができました。


四季島発車後は、各駅停車で土浦駅へ。しばし、駅ビル内で休んだ後、東京方面へ向かう各駅停車に乗り、ひとつ上野寄りの荒川沖駅へ。先ほど出発していった四季島は金町駅構内で停車したあと、折り返し水戸方面へ向かう予定です。それで、今度は待避線のある荒川沖駅で待ちかまえました。

平日で雨模様と言うこともあり、「同業者」は数人。それ以上の警備員がホームにいました。厳戒態勢です。しかし、殺気だった雰囲気はなく、構内放送で「まもなく試運転列車が到着します」という女声のアナウンスがあるくらいの親切さでした。その予告通り、四季島がやってきました。



この駅でも10分ほど停車しましたので、中間車両のサイドをじっくり眺めてみました。それにしても不思議な窓配置ですね。

そして、四季島のロゴもアップで撮ってみました。


車内を見てみたい、いや乗ってみたいとは思いますが、高額なこと、抽選倍率が高いといったハードルがあり、外観を眺めて終わりそうですね。残念。

豪華観光特急『しまかぜ』に乗車

2016-09-25 18:51:00 | 国内の鉄道
いよいよ近鉄ご自慢の豪華観光特急『しまかぜ』に乗車します。改札口からホームに入ると、近鉄名古屋行きの隣には大阪難波行きも入線し、3編成しか存在しない『しまかぜ』のうち2編成が並ぶという貴重なシーンを撮影できました。

さあ、いよいよ車内へ。ドアのところでは、アテンダントさんが笑顔でお出迎え。気分が良いですね。

『しまかぜ』に乗るのは、6月のJR名松線取材のときに続いて2回目。今回は4人旅ですから、1編成に1室しかない洋風個室を選びました。予約の競争率は高いですから、1か月前の発売日の10時にネット予約しました。

大きな窓に向かって座るようになっています。また、個室内にはモニターテレビもあり、観光情報、車内の案内、BGM、そして運転台からリアルタイムで流れてくる前面展望などをチャンネルを変えることによって見たり聴いたりできます。


さらに、普通の座席ですと、飲食は4号車のカフェ車両に出向いて注文するなり、売店で購入したりするのですが、個室にはルームサービスがあるのです。時間的に食事をするには中途半端な時間だったので、スイーツセットを注文しました。


ちなみに、お隣の和風個室は、乗客がやってくるまでに、さっと写真を撮っておきました。

入り口で靴を脱ぐことになっているようです。好みにもよるでしょうが、洋風で正解だったと感じました。

2時間少々の旅はあっという間で近鉄名古屋に到着。その後は、『しまかぜ』に比べると窮屈な東海道新幹線「のぞみ」で帰京し、旅は終わりました。

英虞湾クルーズ&サミットのホテル

2016-09-23 22:21:00 | 国内旅行
伊勢志摩の旅。帰路は近鉄ご自慢の豪華観光特急「しまかぜ」乗車です。ただし、「しまかぜ」は大阪難波、京都、名古屋と賢島間をそれぞれ1日1往復しか走りません。名古屋行きの発車は、午後3時40分なので、それまで時間をつぶすことになりました。ホテルのチェックアウトは午前10時でしたので、同行者の希望を聞いて、まずは英虞湾クルーズに乗船しました。何やら海賊船みたいな船です。


パンフレットによると、大航海時代のスペインの船をイメージしたとかで、「賢島エスパーニャクルーズ」、船の名前は「エスペランサ」と言います。甲板にはスペイン人の船長と思しき人形が立っていました。

湾内を一周し、真珠モデル工場を10分ほど見学の後、港に戻ってきました。およそ1時間の行程でした。

お昼は、ちょっとリッチに志摩観光ホテルへ。先だって行われたG7サミットの会場となった場所です。ホテル内のバーのテーブルのひとつは、サミットの会食のときの状態で保存され、観光スポットになっていました。


ゆっくり食事(といってもサンドウィッチです)を済ませて、駅に戻ると、「しまかぜ」がホームに横づけとなっていました。

乗車できるのは、発車20分前から、とのことで、それまで待合室で待機します。

伊勢神宮参拝と近鉄特急『ビスタEX』

2016-09-22 18:46:00 | 国内の鉄道
伊勢志摩の旅、2日目。宿のある賢島駅より近鉄特急で宇治山田駅へ。ごく普通の特急電車でした。


40分ほどで宇治山田駅着。昭和初期に建てられた駅舎は、伊勢神宮(外宮)の最寄駅のひとつで、皇族や要人が降り立つため、実に立派なものです。

年寄り2人を同行しているため、タクシーで外宮、内宮と回りました。内宮参拝は半世紀ぶりだと思います。


参拝後は、おはらい町で昼食、その後、おかげ横丁などを散策しました。


歩き疲れて、3時近くになったので、タクシーで近鉄の五十鈴川駅へ。この駅から、特急で賢島へ戻りました。とくに列車の指定はなく、窓口で次の特急の予約を申し込んだところ、4人ならお得な料金のグループ席があるとのこと。ホームで待っていたら、やってきたのは、懐かしのビスタEXでした。

そして、グループ席というのは、前から2両目の2階建て車両の地階にある個室風のソファー席。

全貌をうまく撮れないような配置で、それだけプライベート空間になっているということです。5人分の席を4人で占有し、もちろん知らない人と相席にはなりません。地階なので駅に到着すると、ホームで待っている人の足が見えるという妙なことになります。


かなり年季の入った車両ですが、手入れがゆきとどいているせいか、さっぱりと快適な車内でした。40分ほどで賢島駅着。あとは展望のきく温泉でまったりとし、2日目は終了です。

<ご案内>
近鉄特急、とくにビスタEXの旅については、拙著『テツ道のすゝめ』(中日新聞社)最終章をご参照ください。
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