nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

長い駅名

2007-05-27 13:51:31 | 国内の鉄道
日本一長い駅名だった一畑電車の「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前」が美術館閉館にともない「松江イングリッシュガーデン前」に改名されました。これに伴い日本一は「南阿蘇水の生まれる里白水高原」となったと報道されていますが、字数だけなら「松江~」も同数です。読み仮名字数で数えると「南阿蘇~」は22字ですが、実はこれも単独1位ではなく、鹿島臨海鉄道の「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」と同数なのです。
 この「長者ヶ浜~」は、先日、「ニューなのはな」に乗車するため水戸から鹿島神宮へ向かった列車内から撮影したスナップがありますので公開します。

 それにしても、かな&ローマ字が二行とはすごいですね!
 そういえば、鹿島臨海鉄道のディーゼルカーは、形状はこれといった特徴がなく面白みに欠けますが、それでというわけか広告車両が多かったです。地元大洗海岸のショッピングモールの派手な広告車両の写真をアップしておきます。


 こうしたユニークな駅についての話題は、新刊「駅を楽しむ!テツ道の旅」(平凡社新書)をご参照ください。
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駅を楽しむ!テツ道の旅

2007-05-11 20:48:13 | 作家活動
拙著第10作「駅を楽しむ!テツ道の旅」(平凡社新書)が発刊されました。勤め帰りに東京駅周辺の大型書店をまわったら、ほぼ出揃ったようで、平積みされていました。

東京駅構内(改札の外ですが)にある栄松堂書店など、面展開で約20冊づつが8面ですから、160冊?。さらに別のところ2か所に平積みですから、200冊くらい並んでいるのでしょうか。ちょっとびっくりでした。少しでも売れますように!
 なお、内容の詳しい紹介は、こちらのサイトもご参照ください。
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印旛日本医大駅

2007-05-05 12:18:53 | 国内の鉄道
 今年のGWは旅行の予定がなかったのですが、ずっと家にいるのも退屈なので、少しは出かけてみようと思いました。かといって、混んだ電車や列車に乗るのも嫌だし、降りて人ごみの中を歩くのもさらに気が進みません。だったら、不人気な閑散とした場所にでも行ってみようかと、あれこれ思いを巡らせ、未踏破の路線の中から選んだのが千葉の北総線の終点・印旛日本医大です。
 北総線といえば、運賃がバカ高いことでも悪名高い路線ですが、調べてみるとGW終了までは「さわやかきっぷ」という1日乗車券があるとのことです。単純に京成とのジャンクション・高砂から終点・印旛日本医大まで往復するだけでも1640円(片道820円)なのに、1000円乗り放題だそうです。こんな時しか乗る機会はないと、出かけてみました。
 案の定、電車は空いていました。特に千葉ニュータウン中央より先は、一車両に1~2人という寂しさ。車窓は、ニュータウン地区を外せば、のんびりした田園風景が続きます。高砂から35分で終点です。降りて駅名標を見てびっくり。印旛日本医大のあとのカッコ内は不思議です。

 松虫姫とは調べてみると、奈良時代の聖武天皇の娘のことらしく、そのゆかりの寺がこの近くにあるらしいです。ともあれ、終着駅なので駅舎をチェックです。

 何と塔やドームのある立派なもので、関東駅100選にも選ばれているとか。しかし、見事なまでに人気(ひとけ)がありませんでした。駅前には、駅名にもなっている医大の病院行きの無料送迎バスが停まっていましたが、誰も乗る様子がありません。周辺はだだっ広い空き地が広がっていましたが、先には欧風をイメージしたと思われる住宅が建っていました。電車も昼間は1時間に2本だけ。20分後の次を逃すと、その後は40分間隔があいてしまいます。駅前の表示によると、ここは印旛村だそうです。村ならこんな本数でもしょうがないのかな?
 それでも、この先、成田空港まで線路を延ばして、スカイライナーがこの路線を走るようになると、空港までのアクセスが格段に便利になるそうです。でも、まだまだ本格的な工事は始っていませんでした。

 折り返しの電車が入ってきました。

 これは北総線の電車ですが、来るときは、都営線。印西牧の原や千葉ニュータウン中央で途中下車をしたら、そのあと乗った電車は京急のクロスシート車。ちょっぴり旅行気分が味わえました。


 こうした駅巡りの楽しみは、5月11日発売の拙著「駅を楽しむ!テツ道の旅」(平凡社新書)もご参照ください。
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