nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

機関車牽引のルフトハンザ・エアポート・エクスプレス

2019-01-15 17:00:00 | ヨーロッパの鉄道
1990年夏のヨーロッパ旅行、デジタルアーカイブス、シリーズ第23弾

アウクスブルク滞在中に日帰りでシュトゥットガルトに出かけました。目的の一つは、この年に運行を開始したばかりのルフトハンザ・エアポート・エクスプレスの2番目のルートであるフランクフルト~シュトゥットガルトを結ぶ列車を撮影するためでした。

ルフトハンザ・エアポート・エクスプレスというと、フランクフルト~デュッセルドルフを結ぶ近鉄特急アーバンライナー風の403形電車による運行が有名でしたが、シュトゥットガルト・ルートには111形電気機関車牽引の客車編成が用いられました。

まずは、シュトゥットガルト中央駅到着シーンから。



客車3両は短いですね。鉄道模型にはふさわしいですが・・・(笑)

ホームに停車中の様子です。

1990年5月27日より運行開始。1日2往復と書いてあります。
まずは、機関車から。111形電気機関車をルフトハンザ塗装にしていました。すぐに模型が出ましたね。

客車のロゴとサボ(行き先表示板)の写真です。



フランクフルトは中央駅を経由して空港駅(Flughafen Bahnhof)行きです。

どれくらいの折り返し時間だったか忘れてしまいましたが、フランクフルト空港駅へ向けて発車していくところを撮影してミッションは終了しました。



翌1991年には高速列車ICE(通称「ドイツ新幹線」)がデビューし、同時に開通した高速新線をルフトハンザ・エアポートエクスプレスも新線経由に変更されたため、機関車は高速性能に勝る卵型の103形電気機関車に置き換えられてしまいました。したがって、111形牽引のルフトハンザ・エアポート・エクスプレスの写真は貴重なものとなりました。

<参考>
ヨーロッパ鉄道旅行写真 デジタルアーカイブス、ポータルサイトは、こちら

文化都市アウクスブルク

2019-01-15 16:09:00 | ヨーロッパの鉄道
1990年夏のヨーロッパ旅行、デジタルアーカイブス、シリーズ第22弾

ゲッティンゲンに1泊した後は、インターシティ(特急列車)「ヤコプ・フッガー号」でアウクスブルクへ。中世にアウクスブルクの繁栄をもたらしたフッガー家の代表人物を列車名にするとは、しゃれています。


街中には、フッガー家が設立した世界最古の社会福祉住宅フッゲライがありました。現在も貧しい人たちのために使っているようですが、そのうちのごく一部が博物館となっています。


ほかには、作曲家モーツァルトの父、レオポルト・モーツァルトの生家があり、訪問したと思うのですが、撮影しなかったのか、写真は見当たりませんでした。街中をトラム(路面電車)が走っていましたので、その写真はありました。







ヨーロッパ鉄道旅行写真 デジタルアーカイブス、ポータルサイトは、こちら

大学都市ゲッティンゲン

2019-01-15 15:41:00 | ヨーロッパの鉄道
1990年夏のヨーロッパ旅行、デジタルアーカイブス、シリーズ第21弾

ずいぶん久しぶりのアーカイブスです。
ベルリンに滞在後は、南ドイツを目指しましたが、遠いので途中下車して休むことに。選んだ街は大学都市ゲッティンゲン。ここも堂々たる駅舎でした。

駅ホームでは、電気機関車141形や機関車牽引列車が主力だったこの当時のドイツ鉄道では珍しいディーゼルカーの写真も撮っていました。




さて、駅を出て街中に繰り出します。旧市庁舎前の広場の噴水には、グリム童話で知られるガチョウ娘リーゼルの像が立っていました。街のシンボルで、博士号を取った学生は、リーゼルにキスして祝う伝統があるとか。


せっかくなので、大学も覗いてみました。名門大学で、グリム兄弟もここで教鞭をとったことで有名です。案内板には、兄弟を記念したJacob Grimm Hausの文字がありました。


<参考>
ヨーロッパ鉄道旅行写真 デジタルアーカイブス、ポータルサイトは、こちら

謹賀新年

2019-01-03 15:32:00 | 作家活動
あけましておめでとうございます。
2019年も、どうかよろしくお願いいたします。

新年は元旦から新しい記事が公開されました。
毎月書いている東洋経済オンラインの記事です。

新年の初乗りにいかが?縁起の良い駅名10選

黄金、寿、希望…訪れると御利益があるかも



タイトルに使われたSL列車の写真は、記事で取り上げた近鉄名古屋線の黄金駅にちなんで、駅近くの黄金陸橋から撮影したもの。2013年2月に特別運行された「SLあおなみ号」取材時に撮影したものです。本番では大混雑になることを恐れて撮影禁止になったかと思われるスポットですが、試運転の時は係員の誘導で撮影できました。

今年も、引き続き記事を書いていきますので、東洋経済オンラインに限らず、ご覧いただければ幸いです。