nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

ミュンヘンのニンフェンブルク城訪問

2020-07-27 17:56:00 | ヨーロッパの鉄道
ヨーロッパ鉄道旅行写真デジタル・アーカイブス 2001年夏、ドイツ&チェコの旅、その15


ミュンヘン滞在中に、ニンフェンブルク城を訪問しました。かつて、バイエルンを治めたヴィッテルスバッハ家の夏の離宮です。


中央駅前から17番のトラム(路面電車)に乗車。ちなみに、Amalienburgstrasse 行きでした。


15分ほどで、Schloss Nymphenburg (ニンフェンブルク城)という電停に着きます。小さな川というかお濠に沿って歩くと、前方にお城が見えてきました。ニンフェンブルクは訳すと「妖精の城」。その名のようにメルヘン的な雰囲気でした。


絵になるので、さっそく、お城をバックにさくらこさんを撮影。


ツーショットを撮るため、通りがかった人にシャッターを押してもらいました。



お濠のまわりには白鳥が群れをなしていました。そのうちの1羽と戯れるさくらこさん。近寄ると「ぎゃっ」という美しくない鳴き声を発して逃げていきました。白鳥は、見かけは美しいのに、声は汚いのですね。

城内は撮影禁止なので、写真は残っていませんでした。中を見学した後は、庭園のある方に回って散策しました。





庭園のところどころに置いてある彫刻のアップ写真。


見学が終わり、都心に戻るために、来るときに下車した電停に到着。すると、なぜかバスが到着。どうやら、電停はバス停も兼ねているようでした。

バスをやり過ごして待っていると、17番のトラムがやってきたので、乗り込みました。


(滞在日=2001年8月9日)

<参考>
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ミュンヘンで乾杯‼

2020-07-26 16:32:00 | ヨーロッパの鉄道
ヨーロッパ鉄道旅行写真デジタル・アーカイブス 2001年夏、ドイツ&チェコの旅、その14


ニュルンベルク中央駅からICE(高速列車)に乗って1時間40分ほどでミュンヘン中央駅に到着。駅に隣接したインターシティ・ホテルにチェックイン。部屋からは、道路を行きかうトラム(路面電車)がよく見えました。


夕方なので、さっそく散策を開始。駅前から歩いていくと5分もしないうちにカールスプラッツ Karlsplatz に出ます。路面電車が縦横に行き交っていましたので、それをしばし撮影。

さらに進むと、市庁舎の建っているマリエン広場に着きました。

仕掛け時計の人形が踊りだすのを見るのは翌日にして、裏手を歩いていくと有名なバイエルン国立歌劇場Bayerische Staatsoper前に出ました。



かつてNHK交響楽団を頻繁に振っていた指揮者サヴァリッシュが長年音楽監督を務めていましたし、好きだった指揮者カルロス・クライバーも、ここで「バラの騎士」や「こうもり」を振ったことも今では伝説になってしまいました。

充分歩き回ったので、いよいよこの日の目的地ホフブロイハウス Hofbraeuhaus へ。有名なビアホールです。



酒豪のさくらこさんが反対するはずもなく、それどころかミュンヘンへ行くなら絶対に行きたいと言っていた場所です(笑) ホール内は賑やかで、楽団が絶えず音楽を演奏し、掛け声とともに「乾杯 Prosit!」の言葉が飛び交っていました。その後のことは、ほろ酔い気分で覚えていませんが、無事ホテルに戻ったのは確かです。




(滞在日=2001年8月8~10日)

<参考>
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ニュルンベルクで途中下車

2020-07-21 14:00:00 | ヨーロッパの鉄道
ヨーロッパ鉄道旅行写真デジタル・アーカイブス 2001年夏、ドイツ&チェコの旅、その13


チェコの温泉保養地カルロヴィ・ヴァリから列車を乗り継いで到着したのがニュルンベルク。さらに、ミュンヘンへ向かうのですが、ちょっとだけ途中下車してみました。

ニュルンベルクといえば、まず思い出すのは「マイスタージンガー」。ワーグナーの楽劇でおなじみですが、その壮麗な前奏曲を彷彿とさせるような堂々たる中央駅駅舎は、2001年夏は工事中でした。

駅前を路面電車が走っているのは、ドイツの中以上の都市ではおなじみの光景。ニュルンベルクでも新旧様々な種類の路面電車を見かけました。




通りを渡ると、向かいにはマイスタージンガーの街らしく、職人広場 Handwerkerhof とFrauentorフラウエントーアの塔がありました。



深入りしてしまうと列車に乗り遅れてしまうので、駅に戻ります。ニュルンベルクは過去に訪問したことがあり、そのときは鉄道博物館にも行きました。ニュルンベルクには色々な顔がありますが、ドイツで最初の鉄道が開通した場所なので、鉄道の街でもあるのです。それを思い出させるように、ホームに上がると、SL列車などのイベントに使われる旧型客車が遠くに見えました。



ミュンヘン行きの高速列車ICEが到着するまでに撮影した列車の写真です。

↑これは、近郊列車。143形電気機関車が牽引する客車列車です。

↑こちらは、103形電気機関車牽引のインターレギオ。インターシティよりワンランク下の「急行列車」に相当する列車でした。

僅かな滞在時間の後、ミュンヘンへ向かいました。

(滞在日=2001年8月8日)

<参考>
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カルロヴィ・ヴァリからドイツへ戻る列車旅

2020-07-07 10:45:00 | ヨーロッパの鉄道
ヨーロッパ鉄道旅行写真デジタル・アーカイブス 2001年夏、ドイツ&チェコの旅、その12

チェコの温泉保養地カルロヴィ・ヴァリ(ドイツ名カールスバート)から列車を乗り継いでドイツに戻りました。

まずは、ドイツとの国境の駅へプ(Cheb)まで。往路は鈍行列車でしたが、帰路は急行列車でした。チェコの国内列車なのでへプ行き。最後尾には1等車(2等車との合造車でしたから、正確には1等車室ですね)が連結されていたので、それに乗ります。車内はコンパートメントで、終点までさくらこさんと2人だけでした。




カルロヴィ・ヴァリ駅を11時05分に発車して、終点へプには12時ジャスト着。途中停車駅はソコロフSokolovだけ(11時30分発)でした。


車内はさっぱりしていて快適でしたが、車体は落書きだらけで大変なことになっていました。

しかし、終点のへプで列車を乗り換えるため、別のホームから眺めると、客車の反対側はきれいでした。優等列車の落書きは困ったものです。


機関車の写真はありませんが、往路の列車と同じタイプの機関車だったと思います。

へプからは、往路でも乗車したVogtlandbahn という第三セクター鉄道(?)のディーゼルカーに乗りました。

もっとも、ルートは全く別で、今回は、南西部のマルクトレドヴィッツ Marktredwitz に向かいます。
 へプ Cheb 発 12時17分
 マルクトレドヴィッツ着 12時45分

6分の待ち合わせで乗り換えですが、ホームは別。急ぎますが、こんな写真は忘れずに撮っていました(笑)半世紀ほど前に旧国鉄の山陰線などで活躍したDD54形ディーゼル機関車の元祖です。しかも重連でした。


やってきたのは、ニュルンベルク中央駅行きディーゼルカー。DB(ドイツ鉄道)の車両です。

12時51分発でしたが、写真を見ると13時04分。10分以上遅れていました。
時刻表では、ニュルンベルク中央駅到着が、14時08分。

日本の鉄道と違って、遅れは当たり前の国では、無事到着するとホッとします。
(乗車日=2001年8月8日)
<参考>
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