nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

月刊誌『一個人』9月号

2015-07-26 07:23:00 | 作家活動
月刊誌『一個人』(KKベストセラーズ)9月号が発売となりました。今月号の特集は「観光列車」です。

この特集には、かなりのページを割いて執筆、若干の写真提供、編集協力と関わっています。

まずは編集部の依頼によりカメラマン同行で取材したスイーツ列車「フルーティアふくしま」


フルーティアをはじめとする「グルメ列車」特集コーナーも執筆しました。


さらには、昨年何回も取材した「SL銀河」も執筆。今回は、蒸気機関車にはふれないで(昨年の特集でたっぷり解説しました)、客車の紹介です


そして基本の解説やランキング作成にも協力しました。




これだけの充実した内容、オールカラーで定価740円(税込)はおトク感たっぷり!
ぜひ書店でお買い求めいただければ幸いです。

北海道旅行2015(1)

2015-07-25 15:44:00 | 国内の鉄道
勤め人の妻が夏休みを3日間取ったので、久しぶりに一緒に旅行をすることにしました。猛暑を避けて、行先は北海道。急に決まったことだし、3日間しかないので、寝台特急は無視して、往復飛行機にしました。

札幌で2泊。駅近くのヨーロピアンスタイル、スパ付きの洒落たホテルに泊まりました。

1日目は札幌市内で買い物をしたあと、北大へ。何度も行こうとして断念していたポプラ並木をやっと見ることができました。


2日目は、鉄分補給の日。札幌から普通列車を乗り継いで夕張を目指しました。千歳から乗った新夕張行きはキハ40系ディーゼルカー1両。まずは追分駅で10分以上停車です。当然、ホームに降りて色々な写真を撮りました。


まもなく、ホームの反対側に室蘭本線岩見沢行きが到着。こちらは、色違いのキハ40系1両。これは、災害で長期運休中の日高本線用の車両でした。失職しているのでアルバイト中なのでしょうか?あとから着いたくせにさっさと発車していきました。

まだ出発しないのかな?と思っていたら、帯広行きの特急「スーパーとかち」が到着。これを待ち合わせていたのですね。


特急が発車した後、ようやく出発。のんびりと先を目指します。東追分を過ぎると、牧場や大平原が現れ、いかにも北海道らしいヨーロッパ的かつ雄大な眺めを堪能しました。



やがて山深くなって、滝ノ上に到着。5分停車して対向列車の行き違いです。小雨が降っていましたがホームに降りて、まずは駅舎を撮影。鄙びて味わい深い建物です。

ホームに戻ると、札幌行き特急「スーパーおおぞら」が猛スピードで通過していきました。

このように、ゆっくりゆっくり進んでいきます。そろそろ新夕張が近づいてきました。

つづく

東武野田線の新型車両

2015-07-19 20:27:00 | 国内の鉄道
1週間ほど前の話です。東武の原稿を書いていて、カット的に使う写真が必要になったので、大変な猛暑の中、春日部経由で、東武野田線の藤の牛島という駅で降りて「撮り鉄」をしてきました。

ネットで検索すると、駅近で、それらしい写真を撮れる場所を見つけました。駅から5分ほどのところにある古利根川橋梁。堤防沿いにちょっとした公園があり、木立の陰で電車がやってくるまで涼むこともできました。

電車は10分毎、単線ですれ違いもあるので、結構頻繁にシャッターが押せ、30分ほどで撤収しました。涼しげな写真が撮れたので、ご覧いただければ幸いです。

↑まず、やってきたのは8000系。そろそろ引退でしょうか?


野田線専用の新型車両60000系。ずいぶん増えたように感じました。



駅に戻ったら、こんな車両もやってきました。

↑10030系。東上線や伊勢崎線などでは茶系のラインが入っていましたが、青と緑が入ると
ちょっとオシャレになったようにも見えますね。

これで、3種類揃ったのでやれやれでした。最後に駅前にあった面白い看板をご覧ください。


銀河鉄道999現実化プロジェクト記者会見

2015-07-09 15:10:00 | 国内の鉄道
西武鉄道のラッピング電車「銀河鉄道999号」は車両の老朽化ゆえに先だって廃止となりました。そこで、もう一度新たな999号を走らせようという「銀河鉄道999現実化プロジェクト」がスタートし、その記者会見が七夕の日(7月7日)に東京・秋葉原UDXシアターで行われました。関係者から声をかけていただきましたので、会場に馳せ参じました。

プロジェクトの名誉実行委員長はアニメ「銀河鉄道999」の原作者・松本零士さん。壇上でお話をされました。



松本零士さんと言えば、1年くらい前に、雑誌のインタビューで練馬区大泉学園のご自宅にお伺いしたことがあります。
(詳しくは、こちら)。
そのときも、帽子をかぶり、おなじようなスタイル。トレードマークなのですね。今回も熱く夢を語りました。

999のアニメ映画の主題歌を歌っているゴダイゴのタケカワユキヒデさんも登壇。CDの宣伝も兼ねてトークしました。


本物の蒸気機関車を西武線で走らせることは不可能なのですが、SL型の電車を走らせたいとか、水蒸気なら煙の代用になるとか、突飛なアイデアも披露されました。現実的には、今ある車両の中で20000系電車をラッピング車両とすること。今回は外観だけではなく、車内にも凝りたいとのことです。


また、資金調達のためクラウドファンディングという手法で広く出資を募り、出資額に応じて、999電車に優先乗車できる権利、誰よりも早く車両基地で電車を撮影できる権利、松本零士さんとのランチに同席できる権利など、面白いアイデアを披露し、多くの鉄道ファン、アニメファンなどからの出資も呼びかけるそうです。とりあえずは9月29日までに2999万円を集め、12月の運行開始を目指すとのこと。どんな車両ができあがるのか楽しみですね。

最後は登壇者全員のフォトセッションを行い、記者会見はお開きとなりました。





大人の休日俱楽部パスの旅

2015-07-06 20:49:00 | 国内の鉄道
6月末から7月5日まで、2回にわたってJR東日本の大人の休日俱楽部パスを使って取材に出かけました。都合4回出かけましたので、書くことがたくさんあります。とりあえず、どちらへ行ったのか、簡単にダイジェストでまとめてみます。

まずは、最近開業したばかりの仙石東北ラインの乗車です。震災復興支援の一環ですが、わずか数百メートルの接続線ができたおかげで、東北本線から仙石線へ乗り入れできるようになり、仙台~石巻が、ずいぶん近くなりました。




詳細をAllAboutの記事としてレポートしています。こちらをご覧ください。

石巻まで行ったあとは、石巻線に乗り換えて終点の女川(おながわ)まで、末端の浦宿~女川は不通のままでしたが、4年振りに復活。駅を移転しての再開となりました。

この新しい駅舎の2階には温泉「ゆぽっぽ」がオープン。まったりと湯に浸かって帰路につきました。

パス2回目の最初は上越新幹線で新潟に出て、羽越本線を酒田まで往復しました。行きは特急「いなほ」のグリーン車、帰りは観光列車「きらきらうえつ」に乗車。異なった雰囲気での車窓(有名な笹川流れ)を堪能しました。



「いなほ」グリーン車には観光列車並みに展望スペースがありました。これを見てみたくて、わざわざグリーン車にしたのです。

帰路の「きらきらうえつ」は12年振りの乗車でした。

2号車の茶屋は、今どき珍しい食堂車スタイルのラウンジコーナー。お茶セットを注文して、笹川流れの車窓を楽しみました。


そして最後は、十日町(新潟県)から長野まで飯山線の観光列車「おいこっと」の旅。

千曲川の車窓をゆったり楽しみました。


とりあえず、最近の鉄道旅行のレポートです。