nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

拙著『シニア鉄道旅のすすめ』書評と広告

2018-09-30 17:56:00 | 作家活動
8月中旬に発売された拙著『シニア鉄道旅のすすめ』(平凡社新書)。発売直後に、新聞や雑誌で紹介された以降、静かでしたが、ここへきて新たにいくつものメディアで紹介されました。

まずは、9月27日発売の「週刊新潮」。そのBookwormという書評欄で紹介されました。p116


9月29日、土曜日の朝日新聞朝刊には平凡社の広告が載り、拙著も出ていました。


少し前になりますが、Bookウォッチという書評サイトでは、詳細に紹介されました。編集部の担当者は丹念に読んでくれたようで嬉しくなりました。

鉄道を安く賢く...「青春18きっぷ」などオトク情報たっぷり

全文は、こちら



最近のweb記事から

2018-09-30 14:45:00 | 作家活動
最近執筆したweb記事のご案内です。

まずは、BestTimesの連載『大人のこだわり「乗り鉄」の旅』最新作

ドイツの鉄道会社と姉妹協定を結んだ湘南モノレールの小さな旅



All About 鉄道の記事

新幹線回数券の使い方!本当お得なのか他の割引と比較

編集部から与えられたお題は新幹線回数券でしたが、どう考えてもお得とは思えません。東海道新幹線なら便利でもあるエクスプレス予約を使うのが正解かな?



東洋経済オンラインの記事

遅延に混雑…首都圏「残念な直通ルート」10選



最後に、7月末より連載を開始したNAVITIME Travelの記事

ハロー!自由時間パス」を使うJR九州の旅



以上です。いずれも、タイトルをクリックすれば、本文サイトに飛べます。

伝説の名列車、元TEEディーゼル特急に遭遇

2018-09-25 19:10:00 | ヨーロッパの鉄道
1990年夏のヨーロッパ旅行、デジタルアーカイブス、シリーズ第14弾

ドイツ第2の大都会ハンブルクのターミナル駅のひとつハンブルク・アルトナ駅で見慣れない列車に遭遇しました。往年の名列車、かつてTEE(Trans Europ Express=ヨーロッパ国際特急)として活躍したディーゼル特急VT11.5形です。とうに引退していたはずですが、偶然ホームに停車していたのです。実は、ドイツ再統一をひかえ、1990年7月27日から9月29日までの2カ月限定の記念運行だったのです。InterCity(特急列車)"Max Liebermann”(ベルリンゆかりの画家の名前)tとしてハンブルク・アルトナ駅とベルリンの間を1日1往復した列車に偶然遭遇したのでした。


よく見ると、車体にDRと書いてあります。西ドイツ国鉄(DB)ではなく、東ドイツ国鉄(DR)の所属でした。車体の色も元々はクリーム色の部分が白くなっていて、オリジナルとは微妙に異なりますが、先頭には堂々とTEEのロゴ。感激しました。

行き止まりのホームをぐるっとまわって、先頭部を撮影。19時08分発車とのことで急ぎました。



再びホームの先端へ。




サボ(行先表示板)もしっかり撮影しました。


発車を見送りましたが、翌朝、今度はベルリンから到着する列車を、ハンブルク中央駅で出迎えました。朝日を浴びて輝いていました。




乗車できなかったのは残念ですが(実は、アルトナ駅で少しだけ車内を見学したのです。写真は残っていませんでした)、2回遭遇できたので満足しています。

ハンザ都市シュターデとシティバーン

2018-09-25 12:05:00 | ヨーロッパの鉄道
1990年夏のヨーロッパ旅行、デジタルアーカイブス、シリーズ第13弾

エリカ街道の街めぐり取材、最後はシュターデでした。リューネブルクから一旦ハンブルクに出て、シティバーン(CITY BAHN)という近郊列車でハンブルクの西方にあるハンザ都市シュターデを目指しました。141形というやや小ぶりの電気機関車が牽引する客車列車。もともとはジルバーリンゲSilberlingeと呼ばれるステンレス客車をリニューアルし、塗装も変えた車両でした。






ハンブルク中央駅から50分ほど。現在は、Sバーンやメトロノームという第3セクターが運営しているようですが詳しいことは分かりません。

シュターデの駅は趣のある駅舎で、街の情景によくマッチしていました。


街の中心Pferdemarkt。広場の真ん中の人工池にたたずむ河童みたいな像が愉快でした。


街歩きをしたはずですが、写真が散逸して見当たらず。小さい街なのに鉄道模型の店があったり、薬局のショーウィンドウの中を汽車の模型が走っていたりと、そんなことが気になって撮った写真はありました(笑)




街中にトラムはなく、ラッピングバスが目に留まりました。


駅に戻ると妙な車両が停まっていました。架線の検査や修理をする702形という車両でした。


市内で一泊してハンブルクへ戻りました。

「北ドイツの真珠」ツェレの街を散策

2018-09-21 17:03:00 | ヨーロッパの鉄道
1990年夏のヨーロッパ旅行、デジタルアーカイブス、シリーズ第12弾

「北ドイツの真珠」と呼ばれるツェレCelleの街を散策しました。駅から歩いていくと、まずはツェレ城があり、ちょっと小休止。




その先が、いよいよツェレの街。木組みの家がずらりと並んでいて壮観でした。人気の観光地なので観光バスから吐き出された人、人、人でごった返していました。




何だかテーマパークみたいで落ち着かず、連泊していたリューネブルクの方が居心地がよかったと思いました。人が多すぎたので印象が良くなかったのでしょう。静かな時期に訪問すれば、また印象が変わったとは思いますが、人気の観光地ですから、空いている日はあるのでしょうか?

帰りも急行に相当するInterRegioで、行きと同じ103形牽引でしたが、「残念な」塗装の機関車でした。前回の写真と比べていただければ分かると思いますが、この赤主体の塗装はセンスが悪いとしか思えません。103形が可哀相です。