nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

妖怪列車

2006-05-29 10:43:52 | 国内の鉄道
一畑電車に乗ったあと、JR山陰本線で米子に向かい、境線に初乗車しました。境港が水木しげる氏の故郷なので、町おこしで「妖怪」をアピールしている愉快な場所です。それで、境港へ向かう境線も「妖怪化」され、全駅に妖怪の名前がついているのみならず、列車も「妖怪」のラッピングが施されています。
当日乗ったのは、「ねずみ男」列車。単行のディーゼルカーでしたが、中も外もねずみ男一色でした。途中ですれ違った車両には、「ゲゲゲの鬼太郎」がラッピングされたディーゼルカーもありました。
何とも愉快な路線です。




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詳しくは、こちらをご参照ください。
山陰への旅は、この本が参考になりますよ。


メルクリン身売り!

2006-05-13 10:27:18 | ドイツ
今朝(5/13)の日経新聞にこんな記事が出ていました。


鉄道模型の独メルクリン、英投資会社に身売り


 世界的な鉄道模型メーカーの独メルクリンは12日、英投資会社キングスブリッジ・キャピタルへの身売りに合意したと発表した。1859年の設立から創業者一族を中心に経営してきたが、少子化やコンピューターゲーム人気で売り上げが激減。ファンド傘下で業績回復を目指す。

 売却額は明らかにしていない。メルクリンの2004年の売上高は前年比10%減の1億4900万ユーロ(約210億円)。05年はさらに減少したとみられる。

 メルクリンは独南西部のゲッピンゲン市で創業。1935年に軌間16.5ミリのHOゲージの電動式模型を発売するなど、同社製品を基に国際的な鉄道模型の規格化が進んだ。90年代にはより小さなNゲージの老舗だった独トリックスを吸収合併し、商品群を拡大した。

 欧州では伝統的な玩具メーカーの経営不振が目立つ。
 プラスティックのブロック玩具で有名なデンマークのレゴもドイツなどのテーマパーク「レゴランド」を売却し、業績回復を急いでいる。
(フランクフルト=後藤未知夫)

メルクリン社のサイトに
公式プレス発表の記事(ドイツ語)
があります。

ちょっと前は、業績好調とか聞いていたのですが、実は不振だったのですね。最近、新しいゼロイチのモデルのパンフレットが届いたばかりだったので、ショックです。どうなってしまうのでしょうか?
 メルクリンといえば、ゲッピンゲンにあるミュジアムを訪問したときのことが、思い出されます。詳しくは、拙著「ドイツ=鉄道旅物語」をご覧下さい。
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日本一長い駅名

2006-05-10 22:33:27 | 国内の鉄道
GWに山陰を旅しました。
島根は松江にある一畑電鉄に乗りましたが、始発駅である「松江しんじ湖温泉駅」の次の駅が、「ルイス・C・ティファニー庭園美術館前」という日本一長い駅名の駅でした。何かわざとらしい命名ですが、駅舎もない駅に入ってきたのは、旧京王電鉄の5000系でした。懐かしいですね。庭園美術館前というので、美術館へ行ったのですが、入場料2000円は高すぎです。二人で4000円ですものね。というわけで、入り口付近をうろつき、脇にあったカフェーでケーキセットを食べて寛いで、松江市内に戻ってしまいました。




<付記>2007年3月31日をもって、この美術館は閉館となりました。一畑電車によると、当分は駅名はこのままだそうですが、いずれは改名は必至です。せっかくの日本一でしたから単純に元の「古江」に戻すとは考えられません。美術館併設のイングリッシュ・ガーデンは改装再オープンだそうですから、「松江ウォーターヴィレッジ・イングリッシュガーデン前」なんて名前になるかもしれませんね。そうすればタイトルは変わらずなのでしょうか?
こちらもお読みください。


なお、この駅に関しては「駅を楽しむ!テツ道の旅」(平凡社新書)もご参照ください。