小湊鉄道(千葉県)が11月頃の運行開始をめどに準備を進めている「里山トロッコ列車」。鉄道メディア関係者に車両が公開されました。私もその一人として出席できましたので、レポートします。
公開場所は、JR内房線との乗換駅で起点でもある五井駅の車両基地。
SL風のディーゼル機関車+客車4両という編成です。機関車は、かつて小湊鉄道で活躍した蒸気機関車をモデルにしたディーゼル機関車。本物のSLではありません。
一見、本物の蒸気機関車みたいですが、内部を見せてもらうと、なるほどディーゼル機関車か、と納得です。
「SLもどき」とは言え、それらしく煙を吐いて動きます。
一方、4両の客車は、トロッコ風の木製の座席。とくに中間の2両は、窓を取り払い、さわやかな風が入ってきます。天井にも窓があって、明るい車内です。
最後尾の客車には運転台が付いています。列車の終点、養老渓谷駅に到着したあとは、機関車を付け替えることなく、そのまま客車が先頭になり、機関車は一番後ろから押す形で戻るのです。
ヨーロッパによくあるプッシュプルトレイン(ドイツ語でPendelzug、あるいはWendezug)です。
五井駅から回送して、上総牛久駅と養老渓谷駅の間を、週末は3往復、平日は2往復する計画です。運賃のほか500円の座席整理券が必要になる見込み。ただし、先日の豪雨のため、月崎~上総中野間が不通になったままです。復旧作業が終わってから運転開始とのことで、何とか11月から運転したいとのことです。
ともあれ、新たな観光列車が走ることとなり、乗るのが楽しみです。
<追記>
11月13日の試乗会の模様は、こちら
公開場所は、JR内房線との乗換駅で起点でもある五井駅の車両基地。
SL風のディーゼル機関車+客車4両という編成です。機関車は、かつて小湊鉄道で活躍した蒸気機関車をモデルにしたディーゼル機関車。本物のSLではありません。
一見、本物の蒸気機関車みたいですが、内部を見せてもらうと、なるほどディーゼル機関車か、と納得です。
「SLもどき」とは言え、それらしく煙を吐いて動きます。
一方、4両の客車は、トロッコ風の木製の座席。とくに中間の2両は、窓を取り払い、さわやかな風が入ってきます。天井にも窓があって、明るい車内です。
最後尾の客車には運転台が付いています。列車の終点、養老渓谷駅に到着したあとは、機関車を付け替えることなく、そのまま客車が先頭になり、機関車は一番後ろから押す形で戻るのです。
ヨーロッパによくあるプッシュプルトレイン(ドイツ語でPendelzug、あるいはWendezug)です。
五井駅から回送して、上総牛久駅と養老渓谷駅の間を、週末は3往復、平日は2往復する計画です。運賃のほか500円の座席整理券が必要になる見込み。ただし、先日の豪雨のため、月崎~上総中野間が不通になったままです。復旧作業が終わってから運転開始とのことで、何とか11月から運転したいとのことです。
ともあれ、新たな観光列車が走ることとなり、乗るのが楽しみです。
<追記>
11月13日の試乗会の模様は、こちら