nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

ヨーロッパ鉄道の旅2009(1)

2009-08-31 14:34:00 | ヨーロッパの鉄道
3年ぶり(前回のレポートはこちら)の13日間のヨーロッパ旅行から帰ってきました。今回は家内の歌のイタリア・セミナーのツアーに同行、珍しくアリタリア航空でローマ経由ヴェネツィア・マルコポーロ空港へ。

到着後は、ツアーご一行様とは別れ、旧友と会うために、ひとりで列車に乗り、一気にドイツを目指しました。

深夜に到着したので、タクシーを飛ばして、ヴェネツイア・メストレ駅前のホテルへ投宿。朝一番の国際列車「チザルピーノ」に乗車です。この列車はトリエステ発なので、ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅には寄らず、メストレに停まるだけなので、こんな形になりました。いわゆる国際的観光都市ヴェネツィアは、帰路に家内と立ち寄る予定なので、とりあえず早朝の列車でヴェネツィアを後にしました。

列車はペンドリーノと呼ばれる振り子型電車です。ヨーロッパの鉄道も機関車牽引の客車列車が減って、日本同様電車が増えてきました。まず途中ミラノ中央駅に停車中のスナップです。



ミラノを出て1時間後、列車はアルプスをバックにマジョーレ湖畔に差し掛かります。お昼時にふさわしく、食堂車でのスナップです。

まさに絵になる情景。この先、アルプスの絶景が続きます。

つづく

参考文献として、拙著「ヨーロッパ鉄道旅行の魅力」(平凡社新書)をご紹介いたします。
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最近の活動から

2009-08-15 11:23:00 | 作家活動
総合情報サイトオールアバウト「鉄道旅行」に記事を2本アップしました。

私鉄王国、関西の鉄道パワーアップ


鉄道関連博物館を楽しもう


また、連載中の「野田隆の乗りテツ紀行」は
第5回 土讃線
第6回 肥薩線
これでJR各社(貨物を除いて)1路線づつ紹介したことになり、一応完結です。

以上、お楽しみ下さい。



阪神なんば線

2009-08-08 23:31:00 | 国内の鉄道
甲子園で高校野球が始まったこともあって、阪神の話題から。
この1年くらいの間に関西では新線開業が相次いだのでしたが、やっとのことで出かける時間ができたので、日帰りで3つとも乗りつぶしてきました。

まずは、阪神なんば線です。実は、阪神電車には乗ったことがなかったので、最初に梅田から特急で神戸の元町まで乗って、阪神本線完乗達成。
その足で折り返して尼崎まで戻って、いよいよ阪神なんば線です。快速急行の奈良行きがやってきたので乗車。先頭車両の運転台の後ろでかぶりつきです。


西九条からいよいよ新線乗り入れです。といっても車窓は楽しめません。運転台後ろが正解でした。セミシェルター型防音壁に蔽われて、鉄橋を渡ると地下へもぐっていきます。

写真は、西九条を発車するときに対向電車がやってきたので、シャッターを押した一枚です。セミシェルター型防音壁の特徴がお分かりになるかと思います。ドーム前で一旦降りて、ホームや広々とした地下構内をウォッチングした後、次の電車で大阪難波(近鉄難波を改称)まで乗って、まずは完乗です。電車は、そのまま近鉄奈良線に乗り入れていくのですが、今回はここで下車。

尼崎のホームの行先案内に難波、奈良、名古屋、伊勢志摩方面とありましたが、確かに線路は名古屋までつながったのですね。JRを使わないで名古屋まで行けるとはスケールが大きいですね。近鉄特急名古屋発、姫路行きなんて走らないですかね。

つづきは、こちら