nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

JTB『トラベル&ライフ』に寄稿

2014-07-31 21:03:00 | 作家活動
JTBの旅カード ゴールド会員誌「トラベル&ライフ」(2か月に1回発行)の最新号8-9月号は「鉄道の旅」が特集なのですが、私の執筆した「国際列車の旅」が3ページにわたって掲載されています。

最近は、もっぱら国内の鉄道記事ばかりでしたが、久しぶりのヨーロッパの鉄道紀行。2009年夏に乗車したユーロシティ「ミケランジェロ号」(ミュンヘン~インスブルック~ヴェローナ)について思い出しながら執筆しました。

鉄道ファン向けの記事ではないので、車両などについてはあっさりと書き、写真も沿線風景やヴェローナの街の写真が多めです。でも、ヨーロッパの旅は、鉄道一辺倒ではないほうが楽しいですね。

書店では販売しない会員誌ですが、さらりと楽しんで書いた仕事でした。

なお、『トラベル&ライフ』については、こちらをご覧ください。

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月刊『一個人』の鉄道特集に執筆

2014-07-29 21:42:00 | 作家活動
月刊「一個人」9月号(KKベストセラーズ)は、恒例の夏の鉄道大特集号となりました。
タイトルは「のんびり!贅沢!大人の列車旅」

今回は、3種類の記事を担当しています。
まずは
1)水戸岡デザインの魅力に迫る(pp30~41)
 水戸岡デザインの総括とななつ星以外のほぼすべての列車について解説しています。

あらかじめ編集部で水戸岡さんに原稿チェックをお願いしたところ、「暖かい気持ちで私たちの車両を見事に『翻訳』していただき、ありがとうございます」とのお言葉をいただきました。嬉しいことです。

次は、春先から再三取材に出かけたJR釜石線の「SL銀河」。集大成のつもりで書きました。
2)SL銀河で行く!宮沢賢治が愛した故郷の旅(pp42~49)


3)そして、珍しく鉄道好き有名人にインタビューして記事を書くという仕事もありました。
タレントの六角精児さんと漫画家の松本零士さんにお話を伺いました。




只今、書店やコンビニで発売中です。ご覧いただければ幸いです。

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夢の超特急展

2014-07-28 22:19:00 | 国内の鉄道
数日前に、日本橋高島屋で開催中の「夢の超特急展」を見に行ってきました。今年が東海道新幹線開業50周年であることにちなんだイベントの一つです。

会場に入るとまず目についたのが、新幹線車両の先頭部に取り付けられたことのあるヘッドマーク。場内は一部を除いて撮影可でしたので、これぞとばかりにタブレットで撮影してきました。

さすがに本物の車両はなく、大型模型車両が展示されていました。



座席は本物でした。一番右は、0系の最初のシート。懐かしいですね


ドクターイエローなど検査や作業などの車両模型もありました。個人的には新幹線用のディーゼル機関車に注目でした。


本物の運転台も興味深かったのですが、新幹線のおもちゃやグッズを眺められたのがよかったと思います。

アメリカのサンタフェ鉄道塗装の新幹線とか、1両の両端が運転台の新幹線、それと記念缶ビールのコレクションに興味津津でした。

見ていると、あっという間に時間が経ってしまいました。いつまでも会場にいたかったのですが、キリがなかったので、ほどほどのところで会場を後にしました。

千葉発青森行きブルートレイン

2014-07-20 19:31:00 | 国内の鉄道
総武線の市川~千葉~佐倉間が、この7月20日で開業120周年を迎えました。それを祝ってイベント列車、それもブルートレインが運転されました。うかつにも情報をキャッチしておらず、知ったのは当日朝のfacebook。「友達」が何人も実況していたのです。さすがに朝の市川発佐倉行き列車は逃してしまいましたが、午後に千葉を出て青森へ向かう臨時寝台列車は、新小岩を通るとあっては、「近所」みたいな場所ですから、妻が所用で留守だし、出かけないわけにはいきません。

自宅から新小岩までは30分ほどで到着。北口を出て、線路に沿って歩いていくと、カメラ片手の「同業者」がチラホラ。訊ねると、あと15分ほどで到着らしいです。ラッキーでした。

やがて千葉方向から茶塗りの電気機関車EF64-1001に牽引されたブルートレインがやってきました。

客車は6両編成。やや短めですね。目の前を通り過ぎて、ちょっと先で停車しました。




かつては、新小岩操車場でしたが、今は新小岩信号場。機関車の付け替えをするだけです。
この臨時列車は、新小岩で進行方向を逆にして、貨物線である新金線(新小岩と常磐線金町を結ぶ路線)に入ります。それで電気機関車をEF81に交換するのです。

しばらくすると、千葉方向から待機していた赤いEF81がやってきました。
これが、ブルートレインの最後尾に連結され、出発完了。でも、1時間ほど停車するとのことです。




時間があるなら、駅以外の場所で走りを撮ろうと、近くの新中川に架かる鉄橋に行ってみることにしました。30年ほど前に、ジョイフルトレインのスーパーレインボーを撮ったことのある懐かしの場所です。但し、南側の道路橋からだと後追い気味になってしまうので、あちこち歩いて場所探しをし、結局、北側の道路橋の歩道から撮ることにしました。30分ほど待って、遠くから機関車のヘッドライトが見え、やがて鉄橋を渡っていきました。



貨物線を走るブルートレインとは、貴重なショットです。列車は、このあと金町から常磐線に入り、馬橋の先で武蔵野線に乗り入れて、大宮からは「あけぼの」ルートで青森を目指すのです。

でも、千葉発青森行きのブルートレインなんて、乗ってみたかったと思います。もう一度、運転することはあるのでしょうか?

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『足湯』新幹線とれいゆつばさに試乗

2014-07-18 21:06:00 | 国内の鉄道
話題の「足湯」新幹線「とれいゆつばさ」の報道試乗会に参加してきました。新幹線車両初の観光列車として鳴り物入りの登場、各メディアで話題になっています。乗車したのは、山形新幹線新庄駅から山形駅まで。周知のように、「新幹線」といっても踏切あり、単線区間ありで最高時速は130km止まり、新幹線車両が走れるように線路幅を世界標準軌の1435mmに拡げた「在来線」です。

まずは、新庄駅に回送列車としてやってくるところを撮影。

新庄駅の乗車案内には「足湯」の表示がありました。

さて、いよいよ車内へ。座席はテーブル付きの畳座席とユニークです。

テーブルは広げて、飲食物をいっぱい載せ、宴会もできます


さて、話題の「足湯」がある16号車(列車は11号車から16号車までの6両編成)に行ってみました。

40度のお湯(残念ながら技術的な問題で温泉は使えないそうです)に浸かると気もちいいですね。もっとも、秋から冬の方が温まって快適でしょう。

湯上り後は、隣の15号車へ。バーカウンターがあって、地酒やワイン、ソフトドリンクがずらりと並んでいました。しかも素敵な女性がおもてなしとあって、極楽です(笑)




掘りごたつ風のお座敷では宴会気分ですが、この日はポーズだけ。飲めるのは営業運転開始後なのです。


列車は、途中駅で数分停車したり、新幹線車両なのにずいぶんのんびり走っています。山形の手前の北山形では20分ほど停車。その間に、19日と20日限定でイベント運転を行う左沢線のSL試運転列車にも先を越される始末。でも、まさか、ここでSLに会えるとはラッキーでした。


それにしても楽しい列車でした。次回は、本当に宴会でもしながら乗ってみたいですね。

「とれいゆつばさ」について、詳しくは、こちらもご覧ください。