nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

真岡の広報用SL撮影会

2013-06-03 22:25:00 | 国内の鉄道
4月28日にオープンしたばかりの真岡(栃木県)の「SLキューロク館」で祭りの神輿とSLを絡めた広報用撮影会が非公式にあるので参加しませんか、との誘いがありました。キューロクに関しては、オープン前の試運転を取材しただけだったので、その後どうなっているのか、見てみたい気もして、二の返事で参加を表明しました。

6月2日は、雨かもしれないとの予想に反して、良い天気となりました。お昼過ぎに真岡に到着。SLキューロク館で待っていると、町のお神輿がキューロク館にやってきました。中々華やかで、見ているだけでもお祭り気分になってきます。

お神輿が所定の位置についたところで、キューロクの登場となるのですが、その前に脇を真岡鉄道のディーゼルカーが通過して行きました。

午後2時半になると、定例のイベントとして建物の中からキューロクこと9600形蒸気機関車が圧縮空気を動力として自力で出てきました。みんな待ち構えていたので、一斉にシャッターを切っていました。

普通なら、行ったり来たりと2往復してショーはおしまい。キューロクは建物の中に引っ込んでしまうのですが、今日は特別に居座り続けます。満足してしまったギャラリーの多くは退散してしまったのですが、関係者や勘のいいファンだけはしぶとく残っています。

撮影会なので、一般の人たちには、キューロクのそばから離れてもらって、すっきりしたところで、午後3時30分大きな汽笛が鳴って、蒸気機関車C12形牽引の「SLもおか」が発車しました。

キューロクとC12という2台の蒸気機関車の競演が実現。風向きもおあつらえ向きで、煙の流れもバッチリ。この場所に居合わせた関係者は、皆満足そうでした。

キューロクだけが残ったところで、特別の撮影会。足回りがきれいに写せるように安全対策の手すりをはずしていただいて、すっきりした写真を撮ることができました。

撮影会は、これにて終了。後片付けをしているうちに、先ほど下館に向けて出発して行ったC12が仕事を終えて真岡に戻ってきました。機関区のターンテーブルで方向転換するところを撮影するというおまけまでついて、大満足の一日が終了しました。

関係者の皆様、色々有難うございました。