昨日は熊本市民会館で行われた「中村花誠六十周年記念公演」を観に行きました。第一部の古典では蓑田司郎(杵屋五司郎)さんを始めとする東音の皆様、第二部では本條秀太郎さんを始め本條流の皆様など、普段熊本ではなかなか観ることができない豪華な地方が揃い、立方の花童&はつ喜の面々も積み重ねた稽古の成果を存分に発揮していました。
当日の番組は次のとおり
【第一部】古典の世界
一、長唄 鶴 亀
一、長唄 藤 娘
一、長唄 俄獅子
【第二部】熊本お座敷つづれ集
一、肥後の殿様
一、つくしんぼ
一、肥後じまん(オテモチャン・くまもんちゃん)
一、雨の郡上
一、とうろう
一、阿蘇空節
一、阿波のうずしお
一、熊本賛歌さわぎ
一、熊本賛歌
そのうち2演目をご紹介します。動画を撮りたかったのですが、指定された席からの撮影が難しかったため、「藤娘」の一部だけであきらめました。
◆長唄 俄獅子(にわかじし)
吉原遊郭の秋の行事である「吉原俄」の情緒の中に、男女の恋模様や人生の哀歓を描いた長唄の名作です。先般、大河ドラマ「べらぼう」の中でも「吉原俄」が放送されましたが、江戸文化研究者の田中優子さんの著作「遊郭と日本人」によれば、歌舞伎の世界から追い出された女性たちが茶屋や遊女屋の経営者たちの手を借り、吉原にかかわる人たちを総動員して演出した一つの劇場それが「吉原俄」だったといいます。

◆長唄 藤娘
おなじみの歌舞伎舞踊ですが、今回は三人の新名取
はつ喜月桂華(永野真唯こと)
はつ喜月 姫(山田阿衣こと)
はつ喜月 紅(伊藤日菜向こと)
を披露する特別演出で三人で舞います。下の写真をクリックしますと一部の動画をご覧いただけます。
当日の番組は次のとおり
【第一部】古典の世界
一、長唄 鶴 亀
一、長唄 藤 娘
一、長唄 俄獅子
【第二部】熊本お座敷つづれ集
一、肥後の殿様
一、つくしんぼ
一、肥後じまん(オテモチャン・くまもんちゃん)
一、雨の郡上
一、とうろう
一、阿蘇空節
一、阿波のうずしお
一、熊本賛歌さわぎ
一、熊本賛歌
そのうち2演目をご紹介します。動画を撮りたかったのですが、指定された席からの撮影が難しかったため、「藤娘」の一部だけであきらめました。
◆長唄 俄獅子(にわかじし)
吉原遊郭の秋の行事である「吉原俄」の情緒の中に、男女の恋模様や人生の哀歓を描いた長唄の名作です。先般、大河ドラマ「べらぼう」の中でも「吉原俄」が放送されましたが、江戸文化研究者の田中優子さんの著作「遊郭と日本人」によれば、歌舞伎の世界から追い出された女性たちが茶屋や遊女屋の経営者たちの手を借り、吉原にかかわる人たちを総動員して演出した一つの劇場それが「吉原俄」だったといいます。

◆長唄 藤娘
おなじみの歌舞伎舞踊ですが、今回は三人の新名取
はつ喜月桂華(永野真唯こと)
はつ喜月 姫(山田阿衣こと)
はつ喜月 紅(伊藤日菜向こと)
を披露する特別演出で三人で舞います。下の写真をクリックしますと一部の動画をご覧いただけます。
