徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

シンポジウム 新幹線「新」時代~どうする熊本

2011-01-31 19:03:34 | 熊本
 今日は午後から、くまもと県民交流館パレアで行なわれたシンポジウム、「新幹線『新』時代~どうする熊本」を聴きに行った。下記の4人のパネリストによるパネルディスカッションが行なわれた。
 ・小山薫堂氏(熊本県新幹線元年事業アドバイザー、放送作家、脚本家)
 ・加藤 進氏(九州運輸局企画観光部長)
 ・村井眞一氏(サプライズ!県民運動実行委員会委員長、ニューコ・ワン社長)
 ・堀尾里美氏(人吉温泉女将)

 僕が感受したディスカッションのポイントは次の5つ。
1.くまもとサプライズ!の成否の鍵は“素材”の発掘。
2.くまもとが誇るべき“素材”は“人と心”!?
3.観光事業に携わらない人も含め、全県民が“おもてなしの心”を持つべき。
4.熊本だけではなく、もっと広域な観光施策を考えるべき。
5.「観光立国」や「観光立県」のお題目と現場の実態とのギャップ

 いずれも僕にとっては初めて聴く話ではなかったが、司会も含めパネリストたちのリアリティの感じられない話が続く中、唯一、堀尾さんが問題提起したイミグレーションのお粗末な実態の話が際立って印象に残った。

寒空の下、熊日郡市対抗女子駅伝を観戦!

2011-01-30 19:05:47 | スポーツ一般
 今日は熊日郡市対抗女子駅伝に従姪(いとこの娘)が出場するというので観に行った。玉名市チームのメンバーだったが、事前に聞いていた走順と、今朝の熊日紙上に掲載された玉名市チームのオーダーが違っていたので、鶴屋デパート前のゴール地点で観戦した。結局、従姪は5区を走ったため、走っている姿を生で見ることはできなかったが、夕方のRKKの録画放送で観ることができた。レースは熊本市が優勝したが、玉名市チームもよく健闘し、4位に入賞した。従姪もタスキを受けた時の順位を守ったようでホッとした。今年は陸上競技を重点的に見てみようかなと思う。

ヨーロッパのサッカー文化、その根強さ

2011-01-29 19:25:33 | スポーツ一般
 今夜はアジア杯サッカーの決勝、日本対オーストラリアがある。どんな試合になるか、予想もつかないが、これまで何かが懸かった試合で、日本がオーストラリアに勝った試合を見たことがない。ザック・ジャパンは屈辱の歴史を塗り替えてくれるだろうか。
 ところでオーストラリアは他のアジアチームとは違う。やっぱり彼らはヨーロッパ移民の子なのだ。実質的にはヨーロッパチームと言っていいだろう。
 ヨーロッパのサッカー文化について最近も感じたことだが、海外のサイトで、オランダの写真家ハンス・ファン・デル・メールが撮った、ヨーロッパサッカーの下位リーグの試合風景を見ることがある。どの写真にも、生活にサッカーがしっかりと根付いている様子が窺える。日本サッカーが、本当の意味でヨーロッパに追いつくには、日本でもこんな風景が普通に見られるようにならなければいけないのではないだろうか。はたしてそんな日は来るのか?


ハンス・ファン・デル・メールの写真集より

38回目の結婚記念日 ~ 1973年とは ~

2011-01-28 19:10:35 | その他
 今日は38回目の結婚記念日。二人とも仕事やらなんやらで特に何もしなかった。明日にでも外に食事をしに行こうかと思っている。ところで、僕たちが結婚した1973年という年について、一所懸命振り返ってみるのだが、結婚式と新婚旅行、それに長男が生まれたこと以外、ほとんど思い出せない。あまりにもインパクトの強い二つの出来事だったので、他のことが記憶から消されてしまったかのようだ。かろうじて憶えていることの一つが、この年にヒットした曲、ペドロ&カプリシャスの「ジョニィへの伝言」と「五番街のマリーへ」くらいだ。とにかく可愛らしかった高橋真梨子さん(今でも十分可愛らしくいらっしゃるが)のヴォーカルが忘れられない。その後独立した高橋真梨子さんのコンサートに一度は行ってみたいね、などと家内と話し合ったものだが、一昨年、やっと永年の念願がかなった。

桜の馬場 城彩苑

2011-01-27 18:28:41 | 熊本
 3月12日の九州新幹線全線開業に合わせて建設が進められている熊本城「桜の馬場 城彩苑」は、オープン予定の3月5日に向けて工事が急ピッチだ。昨年の6月24日以来、約半年ぶりに坪井川対岸の西嶋三井ビルの最上階に上って全景を眺めてみた。外観はもうすっかり出来上がっている感じだ。おそらく今、内装工事がてんやわんやの状態だろう。ここには大きく分けると、展示や映像体験のゾーン、飲食や物販のゾーン、総合案内や交流施設のゾーンの三つが出来ることになっている。今まで付帯施設が貧弱だった熊本城もだいぶ様変わりするだろう。ただ、僕らの青春時代とともにあった城内プールを想い出すと、ちょっぴり寂しい気持は拭えない。


四十九日のレシピ

2011-01-26 20:23:19 | 文芸
 NHKでドラマ化されると聞いてさっそく買って読んだ。伊吹有喜という作家の作品を読んだのは初めてだ。
 乙美という女性が亡くなったところから物語は始まる。乙美は残された夫や娘のためにあるレシピを残していた。そして四十九日までにそのレシピを伝えることを託された不思議な娘、イモトがやって来る。このレシピとは?この娘の正体は?そして乙美はいったいどんな女性だったのか。
 ユーモアを交えながら、ハートウォーミングで、しかもファンタジックでとても楽しめた。ドラマで娘・百合子を演じる和久井映見が、自分が20歳若かったら、イモトの役をやりたかったと言っているが、それほどイモトのキャラクターはチャーミング。この役を今、僕がイチオシの徳永えりが演じるのが楽しみだ。乙美役の風吹ジュンと夫・良平役の伊東四朗のキャスティングも小説のイメージどおりと言っていいだろう。乙美とイモトのローマ字のスペルが一つのキーワードになっている。

わが町の街道と歴史 ~ 豊前街道(1) ~

2011-01-25 22:34:52 | 熊本
 同級生のSさんのお父上が、昭和10年(1935)に作成された手書きの京町絵図を見ながら、豊前街道の今日の風景と突き合わせてみた。明治時代になって加藤神社が新堀町のところに移って来たり、裁判所ができたりして現在の基本的な姿が出来上がっており、僕の少年時代とほとんど変わらない。なお、加藤神社は昭和37年(1962)に現在の城内に戻った。






【札の辻】
 新町の入口にあった新一丁目御門前の札の辻。ここを起点として、豊前・豊後・薩摩・日向街道の里数が測られた。



1.新堀御門
 札の辻から城内を抜けて来た街道は新堀御門を通って京町台に入る。下の空堀を掘り切り、新堀橋となったのは大正12年(1923)のことである。



2.新堀町
 明治7~10年(1874~1877)の間、新堀町から京町1丁目にかけての本通りは遊郭街となった。明治9年(1876)神風連の乱が起きた日、登楼中だった熊本鎮台の児玉源太郎准参謀が慌てて鎮台へ戻ったり、自宅で寝込みを襲われた与倉知実中佐が「与倉の別当、別当」とごまかして命からがら脱出し、遊郭内で髭を剃って変装したなどのエピソードが残されている。



3.放牛石仏
 子供の頃、自分のために無礼討ちになった父親を供養するため、放牛という僧が享保7年(1722)から約10年の歳月をかけて、熊本各地に計100体以上もの石仏を建立した。その一つが新堀町の愛染院山門脇にある。 



4.追分
 新堀町から京町に入ると、熊本にはやたらと多い、戦略的な狙いで作られた鉤形状の道となる。ここが豊前街道と豊後街道の追分である。直進すると豊後街道、左折すると豊前街道となる。



5.観音坂(豊後街道)
 豊後街道の入り口は観音坂という急坂になっている。



6.京町1丁目本通り
 かつて熊本の中でも最も栄えた通りの一つ、京町本通り。清水バイパスができるまでは、国道3号線でもあった。



7.熊本地方裁判所
 明治11年(1878)に建てられた熊本地方裁判所。その後、建て替えられたものの、正面玄関の資料棟だけは往時の雰囲気を残している。



8.老舗・池田屋
 寛政4年(1792)創業の老舗、池田屋醸造。味噌醤油の名店として、今日もなお、伝統の味を守り続けている。



9.中坂(豊後街道)
 もう一つの豊後街道との分岐点、中坂。

子ども舞踊団「ザ・わらべ」 京都・大阪に初お目見え!

2011-01-24 16:36:42 | 熊本
 3月12日の九州新幹線全線開業まであと50日ほどに迫ってきました。これに先立ち、ぐっと熊本に近くなる関西で、もっと熊本の食と文化を知ってもらおうという“くまもとブランド”のキャンペーンイベントが行なわれます。
 その一つとして、熊本の子ども舞踊団「ザ・わらべ」も初めて関西で熊本の伝統芸能を披露することになりました。関西在住の皆さんに、ぜひこの機会に「ザ・わらべ」の可愛らしい芸を見ていただきたいと思います。
 「ザ・わらべ」が出演予定のイベントは下記のとおりです。

■「九州フェアー熊本、うまかもん祭」オープニングパーティ
 日 時:平成23年2月18日(金)18時~
 会 場:ウェスティン都ホテル京都・西館4F瑞穂の間
 参加費:9,800円(1名様)
 内 容:・蒲島郁夫熊本県知事によるトップセールス
     ・熊本名店による郷土料理の紹介
     ・観光、伝統芸能紹介、県産品の展示販売
     ・球磨焼酎特設バーの設置など
     ※バイキングスタイルで、会場各所の料理や飲物を自由に飲食できます。
《予約・問合せ先》
  ウェスティン都ホテル京都イベントプランナー課(075-771-7159)
  
■「くまもと逸品縁日&ミナミあっちこっちラリー」
 日 時:平成23年2月19日(土)~20日(日)11時~17時
 場 所:湊町リバープレイス(大阪市浪速区)

ジョニー・デップ “ローン・レンジャー”のリメイクに挑戦!

2011-01-23 16:25:49 | 映画
 昨日、ジョニー・デップの「ニック・オブ・タイム」のDVDを見た後、ネットを検索していたら、なんとジョニー・デップ主演で「ローン・レンジャー」がリメイクされるというニュースが飛び込んできた。「ローン・レンジャー」と言えば、わが家にテレビが来て最初に見たテレビ西部劇で、ローン・レンジャーは僕らの少年時代のヒーローだった。白馬にまたがったローン・レンジャーがウィリアムテル序曲に乗って荒野を疾走し、「ハイヨー!シルバー!」と叫ぶオープニングシーンをワクワクしながら見たものだ。もっとも今度ジョニー・デップが演じるのは、TVでクレイトン・ムーアが演じたローン・レンジャーではなく、ジェイ・シルバーヒールズが演じた相棒のインディアン、トントの方らしい。チェロキー族の血を引くデップとしては、どうしてもトントを主役にした新しい解釈の「ローン・レンジャー」を作りたいらしいのだ。トントがローン・レンジャーを呼ぶ時に言う「キモサベ」や「インディアン嘘つかない!」というセリフは流行語にもなった。製作するのは「パイレーツ・オブ・カリビアン」と同じくウォルト・ディズニー社でプロデューサーがジェリー・ブラッカイマー。いったいどんな「ローン・レンジャー」が出来上がるのか楽しみではある。
 右はTVシリーズのローン・レンジャー役のクレイトン・ムーア(左)と、トント役のジェイ・シルバーヒールズ。



中学生のバスケに興奮!

2011-01-22 17:43:53 | スポーツ一般
 近くの京陵中学校体育館で、姪の長女がバスケットボールの試合をやっているというので見に行った。熊本県中学生バスケットボール選手権大会の1回戦だった。姪の長女が所属するK中学校とT中学校が対戦していた。バスケットの試合をじっくり観戦するのは随分久しぶりだ。観戦し始めてすぐ、K中学校の方が明らかにチーム力が上と見たが、シュートチャンスをことごとく失敗して、前半は拮抗したスコアで終った。後半に入るとシュートも決まり出し、徐々に点差を開いて行った。そのお蔭でベンチを温めていた姪の長女もやっと最終クォーターに出番が回って来た。たしか3、4ゴール決めてくれたのでホッとした。やっぱり身内が出ていると観戦していても力の入り方が全然違うものだ。

「ALWAYS 三丁目の夕日'64」製作発表!

2011-01-21 17:06:42 | 映画
 大ヒットシリーズ「ALWAYS三丁目の夕日」第3作の製作が発表された。製作会社のロボット社も配給の東宝もドル箱シリーズだから、そろそろ次回作を考えているのではないかと思っていたが、案の定だった。しかも今度は3D映画だという。時代背景が東京オリンピックが開催された1964年だそうだから、オリンピック絡みの場面に3Dが有効に使われるのだろうか。それにつけても、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」では3Dを使わずに、「ALWAYS三丁目の夕日」で3Dを使うというのがよく理解できない。ともかく来年の公開が楽しみではあるが、僕にとって1964年という年は1970年とともに、僕の人生の中で最も忘れられない年。オリンピックも裏方をやったりしたから、いろんな想い出があるし、当時の東京の街の様子なども鮮明に憶えている。それだけに映画が楽しみな反面、僕の中のイメージと合わなければガッカリするかもしれない。

「熊本民謡・ポンポコニャ」の歌詞を考える

2011-01-20 19:50:32 | 熊本
 さて、昨日「熊本民謡・ポンポコニャ」をブログで取り上げたが、その歌詞をよく聴いていると「ん?」となるところが数ヶ所ある。特にわが京町が出てくるくだりがそうだ。今日ちょっといろんな書物を調べたり、知ってそうな方に聞いてみたりした。結論から言うとよくわからない。だが僕なりの推測をしてみた。

♪ 花の京町 中坂(なかざか)越ゆれば金剛寺
  揚弓(あきゅう)カツチリ信濃の善光寺 少し下ればナ
  オヤほんまの二十四拝(にじゅうよはい)  
   オオーサポンポコ ポンポコニャ

 まず、「中坂越ゆれば金剛寺」というくだりだが、中坂すなわち豊後街道の一部である中坂の周辺に金剛寺というお寺は今はない。しかし、ある資料によると昔、京町の一角に金剛寺という浄土真宗のお寺が確かにあったことがわかった。現在の熊本市内の寺院一覧には金剛寺という名前のお寺が市北西部の和泉町にあることがわかったので、電話でご住職に確認してみた。このお寺も4~500年の歴史があるそうだが、古い資料が残っていないので京町から移って来たのかどうかは判らないというお話だった。
 次に、「揚弓カツチリ信濃の善光寺」というくだりだが、揚弓というのは昔、寺の境内などで営業していた小弓での的当てのことのようだ。今日でいうゲームセンターのようなものか。別名「矢場」といい、今日の「やばい!」の語源だそうだ。矢場で働いていたのは若い女性たちで矢が飛んでくるところで働いていたから「やばい!」となったらしいが、このお姉さん方、客の求めに応じて閨を共にすることもあるという、まさに“やばい”お姉さん方だったらしい。それはさておき、「カッチリ信濃の善光寺」とはいったいどういうことか。推測するに「かっちりしな」(しっかり当てろの意)の「しな」から「しなのの善光寺」と前段の「金剛寺」を受けて韻を踏んでいるのではないだろうか。続けて「少し下ればナ オヤほんまの二十四拝」というのは善光寺から少し下ったところに二十四拝(輩)の寺院があるという意味ではないだろうか。二十四輩というのは親鸞聖人の高弟24人が開いたお寺のことだが、調べてみると善光寺からそう遠くないところに長命寺という二十四輩の一つがあることがわかった。また、「ほんまの」という言葉には二十四輩を勝手に名乗る寺が多かったことを窺わせる。
 さて、一番わからないのが、題名にもなっている「ポンポコニャ」だが、これには特に意味はないらしい。そう言えば熊本の民謡には「キンキラキン」とか「おてもやん」の中にも「あかちゃか べっちゃか ちゃかちゃかちゃ」というワケの分からない囃子ことばが出てくる。どうも熊本人というのは意味よりも響きのいい、ナンセンスな言葉あそびが好きな人種のようだ。

矢場で働く女たち


ザ・わらべ ~ 熊本民謡・ポンポコニャ ~

2011-01-19 20:06:45 | 熊本
 江戸時代、肥後細川藩の城下町として栄えた熊本には城下町文化が花開いた。この「ポンポコニャ」もお座敷民謡として今日まで伝えられる熊本独特の伝統芸能の一つである。歌詞には熊本の名所が軽妙に歌い込まれている。



♪ 花の熊本 長六橋から眺むれば オヤポンポコニャ
  下は白川 両芝居 少しさがればな オヤ 本山渡し船
   オオーサポンポコ ポンポコニャ

♪ 花の熊本 涼みがてらに眺むれば オヤポンポコニャ
  清水湧き出る水前寺 少し下がればナ オヤ 江津湖の舟遊び 
   オオーサポンポコ ポンポコニャ               

♪ 花の熊本 銀杏城から眺むれば オヤ ポンポコニャ下は清正公菩提所 
  少し下がればナ オヤ横手の五郎さん
   オオーサポンポコ ポンポコニャ 

♪ 花の京町 中坂越ゆれば金剛寺 オヤポンポコニャ
  揚弓ガッチリ 信濃の善光寺 少し下がればナ オヤ ほんまの二十四拝  
   オオーサポンポコ ポンポコニャ


マーチン・スコセッシ監督の「沈黙」はその後・・・

2011-01-18 21:37:28 | 映画
 マーチン・スコセッシ監督の「沈黙」(遠藤周作原作)はその後どこらへんまで進行しているのだろう。スコセッシ監督が映画化に取り組むという話がニュースになったのはもう5年前。そして、いよいよクランクインが近い、キャスティングも始まったというニュースが流れてからもう2年が経った。ベニチオ・デル・トロやダニエル・デイ=ルイスらの名前が上がったりした。しかし、その後これと言った話は伝わってこない。ただ、IMDBには2013年公開としてリストアップされている。5年前の時点で、スコセッシ監督は構想10年とか言っていたから、やっぱり映画というのは大事業なんだなぁと思う。ところで僕は篠田正浩監督版「沈黙 SILENCE(1971)」を観ていない。観た人の話では良い映画だったという評判だ。いつか二人の作品を見比べる機会があったら嬉しい。一種の宗教劇ではあるが、スコセッシ監督の「最後の誘惑」みたいな作品だとちょっとウ~ン・・・


篠田正浩監督版「沈黙 SILENCE(1971)」

小林香織 ~ AIRFLOW ~

2011-01-17 19:03:01 | 音楽芸能
 ジャズもすっかり変わったもんだ。若い頃はライブハウスに行ったり、仕事をサボってはジャズ喫茶に浸ったりしたものだが、ジャズといえば汗臭いオッサンたちがやるもんだと思っていた。ところが最近は妙齢の美人たちが、どんどん進出してきている。しかもそのテクニックがハンパじゃない。アルトサックスの小林香織なんかもその代表的な一人で、僕としては、ジャズの楽しみ方が昔とはすっかり変わった。特にフュージョン系とかボサノバなんかは女性の方が似合うような気がする。おそらく小林香織らを目標に新しい女性アーティストたちがどんどん進出してくるだろう。益々楽しみだ。