徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

はなつばき10周年記念コンサート

2006-10-29 19:04:42 | 音楽芸能
 肥後民家村(玉名郡和水町)の旧布施家で行なわれた「料亭はなつばき」の10周年記念VIENTOコンサートに参加した。古民家に150名ほどのはなつばきファンがお祝いに集まった。VIENTOさんの演奏も快調で、吉川さんの熊本弁による独特のMCも、いつにもまして饒舌だし、若女将の真美さんも踊りに歌に大奮闘。古民家の中は最高潮に盛り上がった。コンサート後にいただいた、はなつばき手づくりのお弁当の味はまた格別だった。これからも蔭ながら応援して行きたい。

VIENTOさんの演奏

真美さんの歌

真美さんの卑弥呼の舞

ワールドシリーズ

2006-10-29 02:02:45 | スポーツ一般
 海の向こうのワールドシリーズはカージナルスが優勝した。優勝決定の歓喜の輪の中に日本人がいる。田口選手だ。しかも昨年のホワイトソックスの井口選手に続いてだ。
 われわれの子供の頃、ワールドシリーズに日本人が出るなんて夢のまた夢だった。最初にワールドシリーズに興味を持ったのは、たしか2年連続でヤンキースとドジャースが戦った1955、1956年の頃だったと思う。ドジャースがまだブルックリンにいて、サッカーでいうところのダービーマッチだった。テレビもまだなかったこの時代に、ヤンキースの強打者ミッキー・マントルや名捕手ヨギ・ベラ、ドジャースの名捕手ロイ・キャンパネラなどの名前は子どもたちはみんな知っていた。
 あれからちょうど50年、夢が現実となり、大リーグは非常に身近なものとなった。そんな感慨に浸りながら、歓喜のシーンをながめていた。

ミッキー・マントル

教育現場の荒廃ここに極まれり

2006-10-26 17:19:21 | その他
 高校の必修科目の単位不足問題が波紋を呼んでいる。現時点で、18県の98校で発覚したといわれているが、実際にはとてもこんな数ではおさまらないだろう。ある教育関係者によれば、実際にやったかどうかは別にして、ほとんどの進学校の教員が受験対策のためにはそういう手段もあるということを認識していたのではないかと言う。教育現場の荒廃ここに極まれり、という感じだ。各県の教育委員会や文部科学省も驚いて見せているが、黙認していたのではないか。これはまさしく教育制度のゆがみの問題、つまり政治の問題だ。
 中国や韓国などとの間には歴史教科書問題があるが、その議論の中で日本の歴史教育は不十分な点が多いと指摘されているが、これでは不十分どころか、ハナっから教える気がないと言ったほうが正しいのではないか。

ばってん荒川さん

2006-10-23 18:30:22 | その他
 ばってん荒川さんが亡くなった。まだ69歳だったんだ・・・。ということは、子供の頃楽しみに聞いていたRKKラジオの肥後にわかでお米ばあさんをやっていたのはいったい何歳だったんだろう。と思って調べてみたら、なんと19歳ではないか。凄い人だな・・・とあらためて感じる。お米ばあさんキャラはもちろんのこと、歌手としても実にうまい人だった。「帰らんちゃよか」などは絶品だ。Vシネでのやくざ役など凄みがあった。だが、それよりも何よりも、もっともっと長生きして正調熊本弁を後世に伝えてほしかった。合掌。

いじめ問題の解決は・・・

2006-10-18 16:01:36 | その他
 福岡の中学校でのいじめ自殺事件報道が過熱している。中学校の校長や担任教員に対する糾弾はすさまじいほどだ。真実は究明されなければならないし、その結果、罰を受けるべき人は受けなければならない。
 しかし、それでこれからいじめが無くなるだろうか。おそらく無くならないだろう。テレビ番組のキャスターやコメンテーター、事件があった学校の生徒、父兄、関係者。誰もが自分はいじめとは無縁のような顔をしてしゃべっている。ほんとにそうだろうか。学校に限らず社会の至るところにあるいじめの温床。これらを作り出しているのは今の社会、つまりわれわれみんななのだ。もちろん政治の責任が問われるべきだが、まず、この問題は、われわれみんなの“こころの問題”だということを認識しなければ何も解決しないだろう。

田口壮選手の活躍

2006-10-15 16:47:22 | その他
 大リーグのプレーオフでカージナルスの田口選手がキラリと光る活躍をしている。出番こそ少ないが、与えられたチャンスで最大限のパフォーマンスを見せようという姿勢がひしひしと伝わってくる。日本のプロ野球で10年、アメリカに渡って5年。その間にはメジャーとマイナーのエレベータ生活を体験したり、シドニー五輪代表になったり、様々な経験を積み重ねながら今日に至っている。こんな人は他にはあまりいない。昨日の決勝ホームランを打った後の、英語での記者会見も立派なものだ。イチローもゴジラ松井も見習ってほしい。おそらく彼はこの経験を生かして素晴らしい指導者になるのではないか。ひょっとしたら日本ではなくアメリカで。






アバウト・シュミット

2006-10-12 12:54:04 | 映画
 深夜の衛星映画劇場で夜更かしをしてしまった。観たのはアメリカ映画の「アバウト・シュミット」。保険会社を定年退職した男の、定年後の悲哀を描いた映画だ。男を演じるのは名優ジャック・ニコルソン、いつもながらの名(怪?)演ぶりだ。観ながら、「へぇ~、アメリカにはまだこんな映画が撮れる監督がいるんだ~」と感心した。監督のアレクサンダー・ペインという人はまだ若手らしいが、ひょっとしてこの人、日本映画を勉強したのではないかと思うくらい、われわれ日本人にも思いが伝わってくる。そのまんま日本でリメイクしてもいけるんじゃないだろうか。日本では「2007年問題」と呼ばれる、団塊世代の大量退職が迫っているが、団塊世代の人にはぜひ観ておいてほしい1本だ。

キリンビアファーム

2006-10-09 13:02:11 | その他
 昨日は甘木のキリンビアファームに行った。母と妻を連れ、久留米の孫娘が来年入園予定の幼稚園の運動会に参加するのを見てから、息子家族と一緒に出かけた。見事なコスモス畑が広がっていた。ビアレストランのソーセージやピザなども美味しかった。運転しなくてはならないのでビールを飲めなかったのは残念だったが。孫娘みわは一日ご機嫌だった。


素直に喜べない格安DVD

2006-10-07 12:05:12 | その他
 新聞の片隅に次のような記事があった。
“「シェーン」も著作権消滅 格安DVD販売認める”
 2004年に改正著作権法が施行され、著作権保護期間が50年から70年に延長された。1953年に公開された映画「シェーン」は2003年末でちょうど50年という旧著作権法が適用されるので既に著作権は消滅したという格安DVD販売業者と、著作権を侵害されたとして販売差し止めを求めた映画会社との間で争われた裁判で東京地裁は、格安品の販売を認め、映画会社側の請求を棄却したというのだ。先般、「ローマの休日」も東京地裁は同様な判断をしている。
 DVDユーザーとしては喜ぶべきことなのかもしれない。しかし、45年ほど前、少年時代に初めて観て以来、「シェーン」を最高の映画の1本と信じている私にとっては複雑な心境だ。問題になっている格安品と思われるDVDを一度観たことがあるが、劣化が進んだフィルムをデジタル化したと見え、色合いが明らかにおかしかった。マスター版を持っているパラマウント社がまだDVD化していないのだから当然そうなってしまう。こんな劣化した映像の「シェーン」を多くの人に見せるのはしのびない。

恩師の墓参り

2006-10-03 16:16:01 | 水球
 高校時代の水球のコーチで、私の人生にも多大な影響を受けた矢賀正雄さんの墓参りに行った。墓石の傍らには、矢賀さんが一生を捧げた水球のボールを象ったレリーフが飾られていた。
 人間的な魅力に溢れたコーチだった。いわゆる熱血型のコーチとも違う。自分の強さ、弱さ、悩み、迷いなどをさらけ出す人だった。この人に引っ張られてわれわれは全国でも有数の強豪チームになった。
 亡くなる1年ほど前、矢賀さんの業績をデジタルビデオ化しましょうと持ちかけ、本人もその気になってシナリオづくりに取り掛かられた。でもそれも未完のまま終ってしまった。

凱旋門賞(Prix de l'Arc de Triomphe)

2006-10-02 17:23:40 | その他
 昨夜フランスのロンシャン競馬場で行なわれた凱旋門賞は楽しめた。もちろんディープインパクトが勝つのではないかという期待もあったが、ライブ映像を見ているうちにそんなことはどうでもよくなった。雰囲気が日本の競馬場と全然違うのだ。あぁ、ヨーロッパでは競馬というのはこういう風に楽しむんだなと思ったら、ディープインパクトが勝つことばかりを願っている自分が浅ましく感じられた。パドックなどでも日本人の顔が多く見られたが、借りてきたような正装スタイルがなんだか滑稽に見えてきた。