昨夜の報道ステーション(テレ朝)にコメンテーターとして出演した歴史学者の磯田道史さんが、今回の熊本地震は、400年前、慶長三陸沖地震に始まり、熊本・大分大地震を始め、中央構造線近くで相次いだ大地震とよく似ているという話をしていた。
今回も5年前の東日本大震災、そして熊本・大分の大地震と400年前を想起させるという。歴史学者の立場から、古文書に残された大地震の歴史を教訓として対策を講じるべきで、安易に「過去に前例がない」とかたづけるべきではないと警鐘を鳴らした。
歌舞伎の演目にもなっている「地震加藤」における慶長伏見地震の清正伝説は知っているが、今回の熊本地震も、地球の長い歴史の中で繰り返し起こっている変動の1ページであるという視点も重要なのだろう。
ちなみに、明日5月1日に改修後再オープンする小田原城の初日の入場料を全額、熊本城の復旧復興にあてるため寄付をするというニュースが流れていたが、これは400年前、小田原大地震で小田原城が被害に遭った際、最初に幕府に支援を求めてくれたのは熊本藩主だったことへのお礼の意味もあるらしい。
▼つつじも真っ盛りになったのだが・・・
今回も5年前の東日本大震災、そして熊本・大分の大地震と400年前を想起させるという。歴史学者の立場から、古文書に残された大地震の歴史を教訓として対策を講じるべきで、安易に「過去に前例がない」とかたづけるべきではないと警鐘を鳴らした。
1596年 慶長伊予地震
慶長豊後地震
慶長伏見地震
1611年 慶長三陸沖地震
1619年 熊本・大分で大地震
1625年 熊本・広島・香川などで大地震
1633年 小田原大地震
慶長豊後地震
慶長伏見地震
1611年 慶長三陸沖地震
1619年 熊本・大分で大地震
1625年 熊本・広島・香川などで大地震
1633年 小田原大地震
歌舞伎の演目にもなっている「地震加藤」における慶長伏見地震の清正伝説は知っているが、今回の熊本地震も、地球の長い歴史の中で繰り返し起こっている変動の1ページであるという視点も重要なのだろう。
ちなみに、明日5月1日に改修後再オープンする小田原城の初日の入場料を全額、熊本城の復旧復興にあてるため寄付をするというニュースが流れていたが、これは400年前、小田原大地震で小田原城が被害に遭った際、最初に幕府に支援を求めてくれたのは熊本藩主だったことへのお礼の意味もあるらしい。
▼つつじも真っ盛りになったのだが・・・
