
先月、熊本県立劇場が発行するメルマガの「もくようエッセー」というコーナーに寄稿した。このコーナーは次の寄稿者を紹介することになっていたので、義兄を通じて熊本市花園にある、瑩光保育園園長の村本さんを紹介した。その村本さんの投稿が先日、下記のとおり掲載された。
《もくようエッセー》♪アイリッシュハープ♪
(瑩光保育園園長 村本宗和)
エロリアン(風の音)を起源としたハープは、古来から神の声として尊ばれており、アイリシュハープはアイルランドの民族楽器竪琴の仲間です。グランドハープ、インディアンハープ、サウルハープ等と同じ仲間ですね。オーケストラで大きな役割を果たすグランドハープは、半音調節を足元のペダルで行いますが、アイリシュハープは34本の弦の上部にあるレバーで調節しますので演奏者の左手が上がったり下がったりするのに気づかれると思います。熊本では未だ馴染みの薄い楽器ですが、7年前から年に2・3回奏者 永山友美子(東京在住)さんをお呼びしソロコンサートを開いています。保育園、幼稚園、スクールコンサート、病院や、福祉施設でのボランティア演奏、一般公演もしています。”音楽のすばらしさを生の音で聞いて欲しい”との奏者の意向で殆ど手づくりのコンサートです。聴覚障害のある施設でのコンサートでは、床板から振動で伝わってくる音色に障害者の皆さんが耳を床板につけながら感動していることもありました。「目の前の演奏で本当に心に響き感動した」「演奏活動からの体験話に勇気を頂いた」等好評を頂いています。
永山友美子アイリッシュハープ 癒しの音色と笑いあり涙ありのトークを聞きに是非足を運んでください。きっとその音色の虜になることでしょう。
次回熊本での公演は、11月3日(月)文化の日10時から鶴屋ホール(東館7F) 瑩光保育園50周年記念コンサートです。入場無料の一般公演です。但し会場の都合で先着300名の定員です。熊本では、「永山友美子熊本支援隊」がボランティアの企画等お手伝いいたします。
連絡先090-8356-5835(村本)・090-6421-6162(高田)