徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

最近のトピックス

2024-07-17 21:26:58 | Web
 最近の個人的トピックスといえば、一つはYouTubeマイチャンネルの登録者数がいつの間にか1万人を超えていたことです。2008年12月に初めて投稿してから16年。始めた時はこんなに多くの方に登録していただけるとは想像もしませんでした。登録していただいた皆様に深く感謝申し上げます。
 二つ目は昨年12月にYouTubeに投稿した「お座敷小唄/芸者ワルツ(リマスター版)」が、投稿後7ヶ月にして視聴回数11万回を数えたことです。この動画は12年前に投稿していたものですが、昨年暮れに見直して画質の悪さが気になり、幸いオリジナル映像が残っていたので画質の精度を上げて再投稿したものです。まさか再投稿版がこんなに多くの方に見ていただけるとは驚きでした。
 また、多くの方からコメントもいただきました。好評価が多いのですが、中には「年端も行かない女児に芸者のマネをさせる」ことへのお叱りもいただきました。12年前も同じようなご意見はいただいておりました。それから12年経ち、しかもメンバーの多くが既に舞踊団を卒業した現在、今さらとは思いますが、あえてご説明させていただきます。この舞踊団花童の主宰である中村花誠先生のお考えは、この舞踊団の本旨は「歌舞伎舞踊」であり、それを基本として育成を図っておられました。しかし、当時は年間200回を超える公演があり、会場も観客層も様々であり、普段日本舞踊とは縁のない方も多く見に来られました。そこで先生は1公演で10数曲の演目を、「歌舞伎舞踊」「各地の民謡」「端唄・俗曲」「童謡」そして誰でも知っている「歌謡曲」などをバランスよく配したプログラムを組んでおられました。この「お座敷小唄/芸者ワルツ」は歌謡曲の中の一つとして演じられたものです。しかし彼女らの踊りは先生の厳しい指導を受けた基本的な所作です。「三つ振り」ひとつとっても誰でもすぐにできるものではありません。そうした点も踏まえていただきあらためてご覧いただければ幸いです。


ご視聴に感謝!

2023-12-13 18:01:02 | Web
 今日、早くもYouTubeマイチャンネルの年間サマリーがメールで届きました。
 まだ今月は半分残っているので、少々気が早いなと思いますが、11月末までの統計データのようです。そして今年の最多視聴回数動画が「伊勢音頭」になったとありました。統計的に12月分を加えても順位が変わることはないと判断したのでしょう。
 最終的な年間統計データはまた後日掲載することとして、ともかく今年も多くの方々に弊チャンネルをご視聴いただきありがとうございました。
 下の画像をクリックしていただきますと、動画のページが開きます。


YouTubeの話題二つ

2023-11-09 19:50:39 | Web
 いつから始まったのか、YouTubeマイチャンネルのホーム中段に「おすすめ」というエリアができていて、投稿動画のうち24本が紹介されている。ここにリストアップする基準があるらしく順番は常に変動している。必ずしも僕が今「おすすめ」したい動画とは一致しないがしばらく様子を見てみよう。

【マイチャンネルのホーム画面】


 NHK熊本ローカルの平日夕方ニュース情報番組「クマロク!」では今週火曜日から3日続けて、秋深まる五木村を現地で取材した。最終日の今日は「五木の子守唄保存会」の淀川つるよさんが唄う正調「五木の子守唄」が披露された。戦後、レコード発売された「五木の子守唄」とは趣を異にする伝承唄が心に沁みた。
 この正調「五木の子守唄」は下の動画の中でも藤本喜代則さんによって唄われています。

2011.4.30 熊本城本丸御殿 春の宴
立方:こわらべ(みわ・めぐみ・ゆうあ・かな)
地方:藤本喜代則と喜代則社中、中村花誠社中

YouTube動画800本目

2023-06-17 21:38:06 | Web
 YouTubeへ投稿した動画が、今日投稿した「俚奏楽 伊勢土産」で、公開・非公開合わせて800本に到達した。2009年の終わりごろから試作を始め、翌2010年から本格的に投稿を始めて13年。まさに「塵も積もれば山となる」である。始めた当初はこんな本数を投稿するなど考えもしなかった。
 これからは新作はそれほど増えないと思うので、投稿済みの動画のうち記録的価値がありそうなものをリマスターしたり、字幕を付けたりすることに重点を置きたいと思っている。

 今日投稿した800本目の「俚奏楽 伊勢土産(歌詞付)」



 投稿を始めた当初、手掛けた何本かの作品の中から下の「どちりなきりしたん」を再見してみた。


投稿動画800本へ!

2023-02-07 14:14:05 | Web
 今日、YouTube のデータを確認したところ、マイチャンネルの投稿動画本数が、公開・非公開合わせて798本になっていた。投稿を始めて10数年経つので「塵も積もれば山となる」結果なのだろう。800本まであと2本だが、さて新作はといっても差し当たって具体的な予定はないが何か記念になるものを考えてみたい。
 ビデオ撮影そのものは2008年頃から、ミニDVテープ式の古い型のビデオカメラで撮っていた。ただ、その頃は明確な目的意識もなく、当時の映像はほとんど残っていない。2009年10月に「少女舞踊団ザ・わらべ」に出逢ったことが大きかった。投稿動画の大半は「ザ・わらべ」およびその後身である「舞踊団花童」の動画。彼女たちに出逢わなければこんなに投稿することはなかっただろう。彼女たちの存在を一人でも多くの人たちに知ってもらいたいと、彼女たちの舞台に足を運んではせっせと撮りまくった。投稿を始めた最初の頃、あまりの反応の無さに驚いた。多くの人たちに見ていただいていることを実感できるようになったのは投稿を始めて5、6年経ってからのことだ。
 この10数年の間には、彼女たちが度々メディアに取り上げられたり、時にはYouTubeに投稿した動画がテレビや各サイトでご紹介いただいたことが視聴者が増えた大きな要因となった。


初めて動画を投稿した2010年8月8日の「城華まつり」(古桶屋町・普賢寺)

 視聴者を増やす大きな要因の一つとなった「世界の民謡・童謡」サイトにご紹介いただいた動画
(クリックして各ページへ)
南部俵積み唄(青森県民謡)
銚子大漁節(千葉県民謡)
伊勢音頭(三重県民謡)
春は嬉しや(京都俗謡)
おてもやん(熊本県民謡)
正調 田原坂(熊本県民謡)
ひえつき節(宮崎県民謡)

2022年度動画視聴ベスト10

2023-01-10 22:20:59 | Web
 YouTubeマイチャンネルの「2022年度動画視聴ベスト10」は次のとおりでした。

 2021年、2022年と連続して「幸若舞 敦盛」が最多試聴動画となりましたが、この勢いが今年も続くのかどうか注目です。また、これらの動画はいずれもアップしてからだいぶ年数が経過しており、年々全体の視聴数が低下傾向にありますので、今年は新作も積極的にアップしていきたいと思っています。

 サムネイル画像をクリックしていただきますと動画を視聴いただけます。

1.幸若舞「敦盛」(34,247回)


2.熊本民謡おてもやん(31,024回)


3.伊勢音頭(30,109回)


4.おてもやん(26,856回)


5.かっぽれ(20,428回)


6.南部俵積み唄(19,631回)


7.ひえつき節(17,929回)


8.だいこんの花(10,137回)


9.2022 藤崎八旛宮例大祭・飾馬飾卸(10,117回)


10.こわらべ ~ 京ものがたり ~(9,578回)

gooブログの仕様変更

2022-09-26 11:58:29 | Web
 最近、gooブログの仕様が変わったらしい。YouTube動画を埋め込んだ記事を見ていて気付いた。動画と直下に書き込んだキャプションの間が妙に開いているのだ。試しに新規投稿ページにYouTube動画のコードを貼り付けてプレビューしてみた。なんと既に動画のアラインがセンターになっている。これまではコードを貼り付け、1行改行してキャプションを書き込んだ後、動画のコードとキャプションを括ってセンタリングしていた。これまでの1行改行が余計になったことに気付き、動画のコードとキャプションが続いたままプレビューしてみると前の状態に戻った。修正方法はわかったがこれまでの同様の投稿記事を探し出し修正するとなるといったい何10件、何100件になるのだろう。気が重い。

仕様変更後の状態




修正後(仕様変更前の状態に戻したもの)

和菓子 LOVE!

2022-09-20 21:29:24 | Web
 ブログ友の「くりまんじゅう」さんが、先日BSプレミアム「美の壺」で放送された「黒の風格 羊羹(ようかん)」にちなんで「羊羹」をブログで取り上げておられた。
 これを読ませていただきながら、7年ほど前に「漱石と羊羹」というブログ記事を投稿したことを思い出し、さっそく「くりまんじゅう」さんの記事にコメントさせていただいた。コメントを書き込みながら、自分のブログに羊羹に限らず、和菓子の記事を書いていることを思い出し、主なものをピックアップしてみた。こうして並べてみると自分の和菓子好きにあらためて気付いた。

◇時を超える菓子「かせいた」(2022.5.29)


◇綾子舞ものがたり(2022.4.6)


◇長谷幸輝検校没後百年記念の和菓子(2020.3.2)


◇細川家立田別邸 ~ 父の幼時を追体験 ~(2017.4.16)


◇いきなり団子のはなし。(2017.7.30)


◇肥後銘菓を買いに・・・(2016.5.18)


◇漱石と羊羹(2015.11.17)


◇銘菓「さおしか」 と 泰勝寺跡(2013.11.19)

渾身の一記事

2022-02-18 21:15:52 | Web
 今日、gooブログの編集ページに入ったところ、「あなたの渾身のブログ記事を応募しませんか」という趣旨のポップアップウィンドウが開いた。応募した記事の中から選考してgoo blogのトップページに掲載するのだという。
 この種の企画に応募したことはほとんどないが、今までの自分のブログを振り返り、今後の方向付けを考えてみるのもいいかなと思い、応募するかどうかは別にして「渾身の1本」を選んでみた。ところがやってみると1本を選ぶのはなかなか難しい。結局、昨年7月5日の記事「謡曲『檜垣』のナゾ」を選び、goo事務局へ送った。この記事を選んだ理由は自分で行動して調査をした記事であること、まだ未解決のテーマであることなどだ。
 おそらく選ばれることはないだろうが、ブログに対するあらためてのモチベートにはなったような気がする。


檜垣嫗(ひがきのおうな)が四里の山道を日参し閼伽の水を供えた岩戸観音


動画の字幕を付ける

2021-11-11 20:54:48 | Web
 10年~5年前に熊本城本丸御殿などでビデオ撮影した動画に歌詞などの字幕を付けて残しておこうと昨年から作業を進めています。何人かの方にご協力をお願いしていますが、中でも藤本流三味線師範の藤本喜代則さんには当時唄われた曲の歌詞を10曲ほど思い出して書き起こしていただきました。心から感謝申し上げます。
 今日、チェックしていたら1曲だけ入力作業が未了であることに気づきました。それが下の「銚子大漁節(替唄 人吉バージョン)」です。いつの日か、再び同じようなイベントが開かれる時の参考になれば幸いです。


藤本喜代則さん手書きの歌詞


「5月の動画視聴ベスト10」と 民謡「田原坂」

2021-06-14 21:34:16 | Web
 YouTubeマイチャンネルの5月度動画視聴ベスト10は次のとおりとなった。
 今回「オヤ!」と思ったのは、「正調 田原坂」が4位に入ったことだ。ちょうど10年前、本條秀美さんが師匠の本條秀太郎さんの三味線一本で唄うこの映像に魅了されて、すぐにビデオを提供いただき、YouTubeにアップした。以来、多くの視聴者の方に再生していただき、現在再生回数は20万回を超えている。
 本條秀美さんは地元植木町の文化財ともいえる民謡「田原坂」の保存会活動や全国大会の開催などを通じ、その伝承と普及に永年尽力されている。
 「田原坂」には熊本節と鹿児島節があり、ややもすれば混同して扱われがちだが、あえて「正調 田原坂」と銘打ったあたりに本條さんの矜持が感じられる。






4月の動画視聴ベスト10

2021-05-14 17:15:10 | Web
 YouTubeのチャンネル・アナリティクスによれば、マイチャンネルの4月度動画視聴ベスト10は次のとおり。
 1位の「ひえつき節」と2位の「幸若舞 敦盛」は先月と同じ。その他では「牛深ハイヤ節」と「熊本民謡 おてもやん」が新たに入ったくらいであとは変わらず。皆さんに視聴していただける動画の傾向がだいぶ見えてきた。



3月の動画視聴ベスト10

2021-04-16 10:22:49 | Web
 YouTubeから4 月のクリエイター向け「マンスリー・ニュースレター」がメールで届いた。その中に「アナリティクスを見る」というボタンがあったのでクリックすると、YouTubeのチャンネル・アナリティクスのページが開いた。アナリティクスというのはアクセス解析サービスのこと。ふだんはあまりアナリティクスを見ることはない。開いたページに先月のチャンネル動画視聴ベスト10が掲載されていた。こんなランキングを見たのは初めてだ。それが下の図なのだが、これを見ると、どんな動画が見られているかがよくわかる。これからの動画投稿の参考にしたい。 



YouTube動画のコマ割り

2021-03-14 19:41:09 | Web
 今日、幸若舞「敦盛」をGoogleで検索していて「おや?」と思った。リストアップされた中に僕がYouTubeにアップした動画もあって、その下に「この動画には10件の重要なシーンがあります」というメッセージが付けられていた。そのメッセージをクリックすると、字幕に対応してコマ割りした画面が現れ、見たいシーンを選べるようになっていた。
 いつからこんな便利な機能が付いたのだろう。でもどの動画もこんな機能が付くわけではないようだ。試しに他の字幕を付けた動画を検索してみたが、コマ割りはされなかった。いったいどういう基準で選ばれているのだろうか。





YouTubeのサマリー

2020-12-18 17:30:38 | Web
 YouTubeの年間サマリーがメールで届いた。初めて見たが、今までもこんなサマリーが届いていたんだろうか。
 今年はイベントがことごとく中止され、動画を撮る機会は数えるほどしかなかった。だから今年アップした動画はほとんどが過去アップした動画を再編集したものだ。
 サマリーの統計値にはあまり興味はないが、実績をデータで示されると「なるほどね!」という感じはある。
 今年アップした動画の中から1本選ぶとすれば、下の「球磨川新調」になるだろう。この曲は昭和初期に作られた新民謡で、毎年、人吉の国宝・青井阿蘇神社で開かれる菊花展の奉納舞台のために作られた「菊の舞」という舞踊曲の中に織り込まれていたが、今回、「球磨川新調」の部分だけを取り出してアップしたもの。今年7月の豪雨による球磨川氾濫で甚大な被害を被った人吉市を始め、球磨川流域市町村の人々に送る応援歌となれば幸いである。