徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

メジャーリーグ、日本人対決!

2007-04-30 02:34:42 | スポーツ一般
 日本人プレーヤーが多くなったせいで、毎日メジャーリーグの放送を見るのが忙しい。マスコミは「松坂対松井」や「松坂対イチロー」を大々的に報じているが、日本人同士の対戦がそんなに興味があるかなぁ?私はあまりない。むしろ、みんな活躍してほしいので、できることなら直接の対戦はない方がいいくらいだ。それよりも世界の最高レベルの選手たちに伍して彼らが存在感をどう示すかに注目している。日本人プレーヤーが多くなったといってもまだ13名(今日現在)。ロースター(ベンチ入り)の総数750名のうちの1.7%に過ぎない。その程度で大騒ぎする日本人の浅薄さというか、了見の狭さを感じているアメリカ人も少なからずいるだろう。と思いつつ、眼はテレビ画面を追い続けた。

子宮の記憶

2007-04-26 19:58:09 | 映画
 「子宮の記憶」という映画を見た。藤田宜永の原作は読んでいないが、なんとも凄い題名だ。それにしても松雪泰子はホントにいい女優さんになった。この映画は松雪泰子の魅力で見せる映画とも言える。この前見た「フラガール」もよかったが、こっちの儚(はかな)げな美しさはいっそう際立っている。
 16~7年前、彼女の出身校・鳥栖商業高に女子のリクルートに行ったことがある。デビュー間もない彼女に対する同窓生たちの期待が大きかったことを思い出す。ちなみに、はなわが歌ってヒットした「佐賀県」に「松雪泰子も佐賀、公表してねえ!」というくだりがあるが、あれはウソで、デビュー当時からプロフィールには佐賀県鳥栖市出身と明記されていた。
 ところで、「ALWAYS 三丁目の夕日」の中で、小雪が演じた「ヒロミ」というキャラクタがあるが、あの映画を最初見たとき、「あ!これは松雪泰子の役だ!」とひらめいたのを思い出した。


「Watch with Me ~卒業写真~」(12/3加筆修正)

2007-04-20 23:46:44 | 映画
 この映画を試写会で見てから既に半年以上経った。この程DVDがリリースされたので再見した。この半年間にも、いわゆる難病モノの映画を何本も見た。その上で再見した感想はやはり、試写会の時も感じたとおり実に淡々と描いているということだ。むりやり泣かせようとか感動させようとかいう感じがない。他の監督だったらおそらくもっとエモーショナルに描くのではと思われるところが随所にあるが、瀬木監督はあえてそうしなかったのだろうか。これは賛否両論あると思うが私には好感が持てた。しかし、あまりにリアル過ぎては見ててつらくなってしまうが、そこはちゃんとファンタジックなサブストーリーが用意されている。主人公にかつての恋人とのエピソードを回想させることによってドラマとしてのふくらみを持たせ、それが最後に現実の世界と結びついたところでエンディング(主人公の死)を迎えるという図式だ。ここら辺は非常にうまいと思う。まだ、この監督の作品はこの1本しか見ていないので、また違った題材の映画を見てみたい。






人生の扉

2007-04-15 17:11:50 | 音楽芸能
 最近のマイ・フェイバリットソングは竹内まりやの「人生の扉」だ。この間、NHKの番組「SONGS」で取り上げていたが、久しぶりに彼女の元気な姿を見た。FMKの、山下達郎のサンデー・ソングブックで時々声だけは聞いていたが、映像で見ると妙に懐かしい感じがした。彼女もいつの間にか52歳になるという。もともと日本の女性シンガーの中では最も好きだったが、五十路を過ぎた彼女もまた、若い頃とは一味違う魅力に溢れた女性だった。自分の人生を振り返るようなこの「人生の扉」は彼女の代表作の一つになるだろう。

人生の扉(作曲/作詞 竹内まりや) 

春がまた来るたび ひとつ年を重ね
目に映る景色も 少しずつ変わるよ
陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
気がつけば五十路を 越えた私がいる

信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ

I say it's fun to be 20
You say it's great to be 30
And they say it's lovely to be 40
But I feel it's nice to be 50

満開の桜や 色づく山の紅葉(もみじ)を
この先いったい何度 見ることになるだろう

ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ

I say it's fine to be 60
You say it's alright to be 70
And they say still good to be 80
But I'll maybe live over 90

君のデニムの青が 褪せてゆくほど 味わい増すように
長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ

I say it's sad to get weak
You say it's hard to get older
And they say that life has no meaning
But I still believe it's worth living

みわの入園

2007-04-12 21:54:35 | その他
 今日は孫娘みわの幼稚園入園の日だった。久留米まで見に行くことはできなかったが、仕事をしていても何となく気がかりだった。夕方、みわから電話がかかってきた。「入園おめでとう!」と言うと、きちんと「ありがとう」と答えた。生まれた日のニワトリのような足、なかなか泣き声が出なかったこと、歩き始め、ぶつかるように胸にかけ込んできた時のこと、音楽を聞きながら可愛いステップを踏み始めた時のこと、おしゃべりができるようになり、会話が成り立つようになった時のこと等々。走馬灯のように頭の中をかけめぐり、何かウルッときた。

今年最後の桜

2007-04-09 12:44:34 | その他
 昨日は今年の桜もいよいよ終わりということで、母・姉と家内を連れ立って南阿蘇村へ出かけた。目的地は、ちょうどこの日にテレビで紹介していた大野勝彦美術館。美術館については別の機会に譲るとして、桜の木の下、暖かな陽だまりの中で食べた弁当は美味しかった。高原のオゾンを胸いっぱいに吸い込み、まさに生き返るここちだった。


こうのとりのゆりかご

2007-04-05 15:30:22 | 時事
熊本市がついに、こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)の設置を許可した。まずは、全国に先駆けて設置を申請した慈恵病院・蓮田院長とそれを許可した幸山熊本市長に敬意を表したい。全国的に物議をかもす中、「抵抗感を感じる・・・」などと何の解決にもならない間抜けな発言をした首相もいたが、もともとこの件に抵抗感を感じない人などいないのだ。それは蓮田院長や幸山市長とて同じだろうと思う。しかし、それより優先すべきは子どもたちの生命を守ることである。政治的な判断というのは、すべて優先順位をどうつけるかにあると思う。その意味で今回の一件は大変教訓を含んだ歴史的判断になるだろう。
(注)写真は馬頭琴奏者リポー氏の表敬訪問を受ける幸山市長