NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

セパ交流戦を終えて

2006-06-18 23:16:24 | プロ野球

 先日の僕のブログで両親が今日ナゴヤドームで野球観戦する話をした(各自、5月16日の母の日・父の日の項目を見てください)。

 今日の両親の野球観戦ですが、残念ながら中日ドラゴンズはソフトバンクホークスに1対4で敗れましたが、両親も落胆した様子は無く、そろそろドラゴンズも負ける頃だし・・・”まあ、野球観戦が出来て良かった”と言ってくれました。また、母はソフトバンクの川崎選手を見るのを楽しみにしていて、実際に川崎選手を見た印象は”やはり格好良かった”という事でした。

 中日ドラゴンズは今日でセパ交流戦が終わり、セパ交流戦は20勝15敗1分という結果で乗り切りました。セパ交流戦が始まる前は、交流戦を終えて、セリーグ首位(勝率で)というのは予想もしていませんでした(現時点で、まだ交流戦が終了していないチームがあり、交流戦全部が終わり、勝数が中日よりも上回るチームはあるが勝率で上回るチームはいない)。交流戦前の予想では、阪神に3~4ゲーム差をつけられての2位か3位と思っていました。根拠は、中日ドラゴンズはパリーグの本拠地で採られるDH制に適した選手がいないので、そもそも交流戦向きのチームではなく昨年の落合監督ではないが交流戦は5割で十分と思っていた事と、パリーグのチームが慣れていない甲子園球場で阪神に勝つのは難しく、交流戦は阪神のためにあると思っていたからでした。実際は、阪神が交流戦で勝てる試合を抑え投手が失敗し、いくつか落とした事。交流戦前は首位を走っていた巨人が故障者が続出して、負けが込んだ事(ある意味、昨年の中日よりもひどいかも)。セパ交流戦では首位争いしているヤクルトは交流戦前の借金が響き、優勝争いにようやく食い込んだといったあたりで終わった。以上が、ドラゴンズの予想外の首位という結果になったと思います。

 僕は交流戦での貯金5は上出来だと思っています。結果を見ると36試合で得点147 失点81  防御率も2点台前半で何故貯金が5しか出来ないのかと思っているドラゴンズファンもいるとは思うが、交流戦では、勝った試合は大勝、負けた試合は追い上げ及ばず1・2点差で負けたという試合が多かったような気がするのと(試合終盤での逆転負けはほとんどなかったはず)、先発ローテーションを見ると名前を聞いて勝てる気がするのは、川上・佐藤の両投手だけで、彼らが投げない金・土・日の3連戦は、毎回3連敗を覚悟していたので、貯金が出来ただけでも十分だと思います。

 交流戦後のドラゴンズは、主力クラスの故障者が出ない限り優勝争いできると思います。最下位のチームの借金の数から見て、優勝ラインは20以上の貯金が出来るチームに限られてくるはずです。現在の戦力(ドラゴンズ・他チームの故障者が帰ってきたと仮定しても)で貯金が20以上出来るチームとなると、投手力を基本に考えると、中日ドラゴンズと○○○○○○○の2チームしか考えられません。交流戦後は、現在2・3位の阪神・巨人はもちろんだが、ヤクルト・広島にも気をつけなければならないと思います。ヤクルトは、リグス・ラミレス・ラロッカの外人トリオの強力打線により、得点力が一気に向上し、交流戦前とは全く違うチームになり、戦いにくいチームになったという印象です。ただ、ヤクルト戦のポイントは中日側ではなくヤクルト側にあると僕は思います。ポイントは、古田選手兼監督が試合に出るか出ないかである。僕自身は、中日戦は監督業に専念していただければと思います。広島は阪神・巨人が確実に貯金を稼いでいるのに対して、交流戦前は4勝4敗と互角で、オールスターゲーム前までは意外に苦戦するのではないかと予想しています。 

 しかし、交流戦後は、中日ドラゴンズが現在の貯金を確実に増やし、秋にはリーグ優勝をすると信じているので、ドラゴンズの選手には頑張っていただきたいと思います。