NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

白星発進

2010-10-20 23:59:55 | プロ野球

 ○中日5-0巨人● 日本シリーズ進出まであと2勝です。

 クライマックスシリーズのファイナルステージのカードは4年連続で中日-巨人であるが、過去3年と違いリーグ優勝チームとして、巨人を迎え撃つという形になりました。

 今日のドラゴンズの先発投手はチェン。最近の調子から見ても妥当な選択肢でした。対する巨人の先発投手は東野。巨人サイドからすれば、裏をかいたつもりだろうが、ドラゴンズの場合、先発投手は誰が来ても、基本的に打てないというのが前提なので、ほとんど意味がありません。ドラゴンズサイドからすれば、中3日で東野が来てくれてありがたかったような気がします。

 東野はそれなりに良いピッチャーだが、レギュラーシーズンでも完投はほとんどないし、スタミナ的にも?というピッチャーで、それを中3日で使ったらどうなるかという事を考えると、結果は明らかだと思います。

 ドラゴンズの場合、試合間隔が開いたから実戦感覚がどうかという事が話題になっていたが、投手陣はともかく打撃陣に関しては、実戦感覚があってもそれほど打てていないのだから、実戦感覚がどうたらこうたらというのは言い訳にもならず、ポストシーズンこそ、打ってもらわないと困るというのが、僕の正直な感想である。

 試合に関しては、1回の攻防で大勢が決した感じです。ドラゴンズのチェンが巨人打線を3者凡退に抑え、裏のドラゴンズの攻撃は、荒木 ヒット→英智 送りバント→森野 タイムリーで1点先制→和田 フォアボール→ブランコ 2ベースで2点目→藤井 タイムリーでさらに2点追加と、打者8人(5安打)の猛攻で4点を先取すると、あとは完全にドラゴンズペースの試合でした。その後は何度もチャンスを作りながら1点しか取れなかったのは、ドラゴンズクオリティーですが、初戦なので良しとしておきましょう。あとは、今日ノーヒットの和田にヒットが出ればOKだと思います。

 今日の試合は打線もそうですが、チェンの好投に尽きると思います。昨年から今年の中盤までは、勝負どころで踏ん張り切れず勝ちきれない試合も多かったチェンだが、今年の終盤からようやく、勝負処の場面で踏ん張り切れるようになった気がします。今日の試合も5回の2アウト満塁のピンチもしのぎ切り、巨人に流れを渡さなかった点は評価したいと思います。7回途中からは高橋→浅尾→岩瀬と勝ちパターンの投手の試運転もできたので、ドラゴンズ的には、ほぼ満点に近い試合でした。

 パリーグのクライマックスシリーズの結果を見ても、初戦を取ることの重要性はわかっていたので、まずは1つ取れて良かったと思います。

 22日の夜から25日の朝まで、所用のため、クライマックスシリーズを見る事が出来ませんが、3連勝で日本シリーズに進出してもらいたいものです。

 明日も頑張れドラゴンズ! (文中 敬称略)