レース当日は、夜中の2時50分に起床し、バナナとパンを食べ、スタート地点近くのホテルに宿泊しているということもあり、4時10分頃にホテルを出ました。
アラモアナショッピングセンターのサンタクロースの横を通り過ぎて、スタート地点の自分のブロック(ゼッケンと同じ色の幟が立っているが意外にわかりにくい)を探しました。
4時55分に車いすマラソンがスタートし、5時に花火と同時に先頭に並んでいるランナーがスタートし、僕は6分30秒後にスタートしました。花火が上がったと同時に、ゼッケンで指を切り、いきなり不吉な予感です。
スタート直後は道路幅も広く、歩いている人もほとんどおらず、意外にスムーズでした。ただ、キロ表示などが全く分からず、自分の感覚でとりあえず走っていきました(結果を見ると、僕自身にペース感覚というものが全くないことを痛感しました)。
3.5キロ地点付近にあるホノルル市庁舎付近のイルミネーション(後日、きちんと紹介します)を通り抜け、5キロを33分8秒で通過したようです。アラモアナショッピングセンターのサンタクロースの横を通り抜け、ワイキキ方面へ向かいました。
カラカウア通りあたりの景色が意外に朧気で、シェラトンモアナサーフライダーホテルの横を通り抜けたことしか、記憶にありません。10キロを1時間4分32秒で通過したようです(自分の感覚では、1時間位だったのだが・・・)。
序盤の難所のダイヤモンドヘッドへ向かう上り坂もさほど渋滞もせず進んでいき、13キロ地点付近で6時30分になり、ようやく空が明るくなりました。ここからが、ホノルルマラソンの本当の戦いの始まりです。15キロ地点を過ぎ、18thストリートの下り坂で少しペースを上げるはずが、意外に上がりませんでした。
17キロを過ぎて、カハラモールの横を通り過ぎます。ここから、カラニアナオレハイウェイの長い直線が続きます。
ハイウェイに入り、ようやく6分/キロを切るペースで走れるようになりました。この辺りは向かい風が少々あったものの、日影の場所を走れたので、まだ大丈夫だったが、ハーフは事前の想定よりも5~6分位遅い、2時間12分54秒で通過しました。
23キロを過ぎたあたりから、ペースは落ちなかったものの、日射しが強くなり、風もあったせいか、目がショボショボするようになり、かなり厳しいレースを強いられました。25キロを過ぎ、ハワイカイの周回道路に入ったところで、トイレ休憩をして、再び走り始めました。
周回道路からハイウェイに戻ったが、ペースはさほど落ちず、30キロを3時間6分10秒で通過しました。この時点で4時間30分以内で何とか走れると思っていたが、ハイウェイがあと5キロあるというのが頭によぎった瞬間が、エネルギー切れの合図でした。ここから徐々に減速していき、腹が空き始め、34キロ過ぎにストップがかかりました。
何とかハイウェイを抜け出し、1月にゴルフのソニーオープンが行われるワイアラエカントリークラブが見える辺りで、さじのようなものをエイドステーションの方が差し出してくるので、食べ物と思い、なめようとしたら、僕にとっては何の役にも立たないワックスで、手がベタベタしたしたままで、走らざるを得ませんでした。ここから先は、7分/キロのペースで走れる気力と体力も残っていませんでした。
ダイヤモンドヘッドに向かう上り坂も辛うじて通過し、目がショボショボする中、40キロ地点付近から見える海の景色を焼き付け、坂を下って行きました。41キロ地点を通過した時点で、既に4時間30分を経過していたが、気力で残りの1キロを走り、4時間39分40秒で何とかゴールしました。
ゴール地点の映像も付けておきます。(ホノルルマラソンの英語版サイトより)
レイとメダルを首にかけてもらい、預けた着替えと完走Tシャツを受け取り、JALのテントでマラサダとコーラを飲み食いしながら、休憩した後、トロリーに乗ってホテルに戻りました。
結果自体は納得のいくものではなかったが、ハワイを走ることができて良かったです。 花火が思っていたよりも盛大(10分ほど上がっていました)だったのと、海の景色や山の景色(ハワイカイから見える山の景色が良かった)が印象的でした。できれば、来年も走りたいが、数年後にまた来たいと思います。
※写真はレース前に撮影したものです
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