12月4(水)、5日(木)と、和倉温泉一泊のドライブに出かけました。
最近人気の”愉快リゾート”系の手軽な温泉を一度も経験したことがないので
JTBで話をすると、JTBではそのようなところはお世話できないとのことで、
普通の温泉旅館でリーズナブルな宿ならということで
おもてなしが日本一の旅館「加賀屋」のすぐ近く、「のと楽」予約となりました。
「加賀屋」は8年前に一度利用し、そのおもてなしとおいしいお料理、施設全般の素晴らしさに
とても満足した思い出があります。
「のと楽」も、人気のあるお宿だと聞いていました。
冷たい雨の中、車で出発しました。和倉温泉までは、車で1時間余りで行けるので
その前に能登羽咋の「気多大社」と「妙成寺」を訪ねることにしました。
途中、道の駅「能登千里浜」でお昼を食べようと思って立ち寄ったところ、
道の駅内のレストランがメンテナンス点検でお休みでした。
そこで道の駅のスタッフさんに教えてもらったお蕎麦屋さん”あら鵜”に入りました。
店内は、少し古風な設えで、壁に貼られた「妙成寺」の説明書やメニューも
あじのある毛筆で書かれていました
”きのこそば”を注文すると、しめじ、しいたけ、なめこ、エリンギ、えのきなどがたっぷり入った、
薄味でとてもおいしい手打ちそばでした。
また、清算を意味する能登弁「さんにょ」と書かれているレシートも面白い、お店でした。
「気多大社」に到着すると、雨が降っていて風も冷たく、とても寒いのです。
気多大社(ケタタイシャ)」:
「万葉集にも記述がある神社。試練を乗り越えて恋を成就した大國主神」を祀り
縁結びのパワースポットとしても有名。
本殿、拝殿、神門などが国の重要文化財に指定されている
12月いっぱいは、ここ数十年天皇陛下以外は入ることができない「入らずの森」に
入れると聞いていたので、大きな鳥居をくぐり本殿へと向かいました。
しかし、そのようなことはどこにも案内されていず、参拝した後、お守りなどの
販売をしている巫女さんに聞いても一言もおっしゃらなかった。
仕方なく、その森の入り口の古い鳥居から、その先に広がる木々の生い茂った森を
眺めただけで、帰ることにしました。
続いて、車で15分ぐらいの「妙成寺」へ向かいました。
雨も止んで、紅葉が美しい境内をゆっくり巡ることにしました。
「妙成寺(ミョウジョウジ)」:
永仁2年(1294)に開山された北陸の日蓮宗本山。
前田家三代目当主利常の母、寿福院が菩提寺としたことを契機に
五代目綱紀まで約70年をかけて造営された五重塔など10棟が
国の重要文化財に指定。
パンフレットの順路に従って、静かな境内を巡りました。
まずは、国歌「君が代」で歌われている「さざれ石」、「浄行堂」では穢れを清め
「仁王門」をくぐり、「開山堂」「経堂」美しい姿の「五重塔」、最も奥に位置する
「丈六堂(釈迦堂)」には、約5m立像の釈迦牟尼仏が奉安してありました。
大きな「本堂」を経て、「鐘楼」を眺め「名勝庭園」へと入りました。
自然の地形を利用したこじんまりした庭園からは、五重塔が美しい姿で眺められました。
さざれ石
浄行堂
仁王門
五重塔
丈六堂(釈迦堂)
大きな釈迦牟尼仏
きれいに紅葉した楓越しに本堂
前田家当主お手植えの楓と鐘楼
こじんまりした名勝庭園
庭園から五重塔を眺める
参拝後、あまりに寒くなったので、茶店により熱いぜんざいや甘酒を
いただきながら一休み、体を温めてから和倉温泉へと向かいました。
午後4時ごろ「のと楽」に到着。
広いロビーからは、能登湾が見え、中央には、大きなクリスマスツリーが飾られとても素敵な雰囲気でした。
部屋へはスタッフの女性が案内してくれましたが、丁寧さに欠けたおもてなしにちょっとがっかりしました。
10畳の和室も古くて、あまりいい感じではないが、オーシャンビューが唯一気分を良くしてくれました。
能登島大橋と能登湾
しかし、お風呂に行こうと浴衣に着替えても足袋がなく、靴下を履いて過ごさなくてはなりませんでした。
夏場は必要ないが、冬場には、絶対準備してほしいと思いました。
リーズナブルな価格のお客には、これくらいが妥当なのかな?と思いました。
夕食は、レストランでハーフバイキングとのことで、初めての経験でした。
レストランの決められた席に着くと、メインの料理、お造り、魚料理、肉料理の
三品は、順々に運ばれてきて、おいしくいただきましたが、それ以後は
バイキングなので、席を何度も立ってお料理を運び、いただきました。
ハーフバイキングのお品書き
最初の一品はお造り、続いてサーモンのソテー、牛フィレ肉のステーキと続きました
ブッフェ料理が並ぶレストラン
最後のデザートに、果物がなかったのが、残念でした。
夕食後、大浴場へ行くと平日のせいかとても静かで、ゆったりと
露天風呂なども楽しむことができ、ゆっくり眠れそうでした
外は再び雨が降り出し、気温も下がって寒くなってきたようでした。
★
★
翌朝(5日)は、お天気も良くなり、青空が見えていましたが、やはり寒かった。
青空の下、ホテルの大きな門
七尾市の「花嫁のれん館」に立ち寄ることにしました。
またまた雨が降り出してきましたが、「のれん館」の駐車場(小丸山公園駐車場)に駐車。
「花嫁のれん館」には、嫁入り道具として持参する華やかな花嫁のれんが、明治~平成までに
作られた美しいのれんが展示されていました。
明治から大正時代の花嫁のれん・・初めて見たのれんです
昭和時代ののれん・・私ののれんもこんな感じです
平成ののれん・・色がかわいいです
私も「花嫁のれん」を持参して嫁いだので、とても懐かしく見学しましたが、
平成の時代もまだその風習が続いていたことに、とても驚きました。
別室には、花嫁衣装とお道具も展示されています
花嫁のれん館を出て、加賀藩前田利家が築いた「小丸山城址公園」をさっと一回り。
七尾市内にはほかに、「一本杉通り商店街」などの散策コースもあるが、
とにかく寒くて、建物の中へ入ることばかり考えていました。
七尾へ来たら必ず寄る道の駅「能登食祭市場」に立ち寄り、その後自宅へと向かいました。
今回のドライブで感じたことは、この季節はやはり暖かな地方を訪ねることが
もっとも大切なのでは、と思ったことです
最近人気の”愉快リゾート”系の手軽な温泉を一度も経験したことがないので
JTBで話をすると、JTBではそのようなところはお世話できないとのことで、
普通の温泉旅館でリーズナブルな宿ならということで
おもてなしが日本一の旅館「加賀屋」のすぐ近く、「のと楽」予約となりました。
「加賀屋」は8年前に一度利用し、そのおもてなしとおいしいお料理、施設全般の素晴らしさに
とても満足した思い出があります。
「のと楽」も、人気のあるお宿だと聞いていました。
冷たい雨の中、車で出発しました。和倉温泉までは、車で1時間余りで行けるので
その前に能登羽咋の「気多大社」と「妙成寺」を訪ねることにしました。
途中、道の駅「能登千里浜」でお昼を食べようと思って立ち寄ったところ、
道の駅内のレストランがメンテナンス点検でお休みでした。
そこで道の駅のスタッフさんに教えてもらったお蕎麦屋さん”あら鵜”に入りました。
店内は、少し古風な設えで、壁に貼られた「妙成寺」の説明書やメニューも
あじのある毛筆で書かれていました
”きのこそば”を注文すると、しめじ、しいたけ、なめこ、エリンギ、えのきなどがたっぷり入った、
薄味でとてもおいしい手打ちそばでした。
また、清算を意味する能登弁「さんにょ」と書かれているレシートも面白い、お店でした。
「気多大社」に到着すると、雨が降っていて風も冷たく、とても寒いのです。
気多大社(ケタタイシャ)」:
「万葉集にも記述がある神社。試練を乗り越えて恋を成就した大國主神」を祀り
縁結びのパワースポットとしても有名。
本殿、拝殿、神門などが国の重要文化財に指定されている
12月いっぱいは、ここ数十年天皇陛下以外は入ることができない「入らずの森」に
入れると聞いていたので、大きな鳥居をくぐり本殿へと向かいました。
しかし、そのようなことはどこにも案内されていず、参拝した後、お守りなどの
販売をしている巫女さんに聞いても一言もおっしゃらなかった。
仕方なく、その森の入り口の古い鳥居から、その先に広がる木々の生い茂った森を
眺めただけで、帰ることにしました。
続いて、車で15分ぐらいの「妙成寺」へ向かいました。
雨も止んで、紅葉が美しい境内をゆっくり巡ることにしました。
「妙成寺(ミョウジョウジ)」:
永仁2年(1294)に開山された北陸の日蓮宗本山。
前田家三代目当主利常の母、寿福院が菩提寺としたことを契機に
五代目綱紀まで約70年をかけて造営された五重塔など10棟が
国の重要文化財に指定。
パンフレットの順路に従って、静かな境内を巡りました。
まずは、国歌「君が代」で歌われている「さざれ石」、「浄行堂」では穢れを清め
「仁王門」をくぐり、「開山堂」「経堂」美しい姿の「五重塔」、最も奥に位置する
「丈六堂(釈迦堂)」には、約5m立像の釈迦牟尼仏が奉安してありました。
大きな「本堂」を経て、「鐘楼」を眺め「名勝庭園」へと入りました。
自然の地形を利用したこじんまりした庭園からは、五重塔が美しい姿で眺められました。
さざれ石
浄行堂
仁王門
五重塔
丈六堂(釈迦堂)
大きな釈迦牟尼仏
きれいに紅葉した楓越しに本堂
前田家当主お手植えの楓と鐘楼
こじんまりした名勝庭園
庭園から五重塔を眺める
参拝後、あまりに寒くなったので、茶店により熱いぜんざいや甘酒を
いただきながら一休み、体を温めてから和倉温泉へと向かいました。
午後4時ごろ「のと楽」に到着。
広いロビーからは、能登湾が見え、中央には、大きなクリスマスツリーが飾られとても素敵な雰囲気でした。
部屋へはスタッフの女性が案内してくれましたが、丁寧さに欠けたおもてなしにちょっとがっかりしました。
10畳の和室も古くて、あまりいい感じではないが、オーシャンビューが唯一気分を良くしてくれました。
能登島大橋と能登湾
しかし、お風呂に行こうと浴衣に着替えても足袋がなく、靴下を履いて過ごさなくてはなりませんでした。
夏場は必要ないが、冬場には、絶対準備してほしいと思いました。
リーズナブルな価格のお客には、これくらいが妥当なのかな?と思いました。
夕食は、レストランでハーフバイキングとのことで、初めての経験でした。
レストランの決められた席に着くと、メインの料理、お造り、魚料理、肉料理の
三品は、順々に運ばれてきて、おいしくいただきましたが、それ以後は
バイキングなので、席を何度も立ってお料理を運び、いただきました。
ハーフバイキングのお品書き
最初の一品はお造り、続いてサーモンのソテー、牛フィレ肉のステーキと続きました
ブッフェ料理が並ぶレストラン
最後のデザートに、果物がなかったのが、残念でした。
夕食後、大浴場へ行くと平日のせいかとても静かで、ゆったりと
露天風呂なども楽しむことができ、ゆっくり眠れそうでした
外は再び雨が降り出し、気温も下がって寒くなってきたようでした。
★
★
翌朝(5日)は、お天気も良くなり、青空が見えていましたが、やはり寒かった。
青空の下、ホテルの大きな門
七尾市の「花嫁のれん館」に立ち寄ることにしました。
またまた雨が降り出してきましたが、「のれん館」の駐車場(小丸山公園駐車場)に駐車。
「花嫁のれん館」には、嫁入り道具として持参する華やかな花嫁のれんが、明治~平成までに
作られた美しいのれんが展示されていました。
明治から大正時代の花嫁のれん・・初めて見たのれんです
昭和時代ののれん・・私ののれんもこんな感じです
平成ののれん・・色がかわいいです
私も「花嫁のれん」を持参して嫁いだので、とても懐かしく見学しましたが、
平成の時代もまだその風習が続いていたことに、とても驚きました。
別室には、花嫁衣装とお道具も展示されています
花嫁のれん館を出て、加賀藩前田利家が築いた「小丸山城址公園」をさっと一回り。
七尾市内にはほかに、「一本杉通り商店街」などの散策コースもあるが、
とにかく寒くて、建物の中へ入ることばかり考えていました。
七尾へ来たら必ず寄る道の駅「能登食祭市場」に立ち寄り、その後自宅へと向かいました。
今回のドライブで感じたことは、この季節はやはり暖かな地方を訪ねることが
もっとも大切なのでは、と思ったことです