クモと糸/池田博明・文 荒川暢・絵/福音館書店/2015年
どこにでも見られるクモですが知らないことばかり。
クモというとすぐ巣をイメージしますが、むかしむかしクモは地面の下にすんでいて、地面の穴から近くにやってきた虫をつかまえていたといいます。
それからながい時間をかけ、クモの糸は狩りの道具へ。
日本には1600種類ものクモがいて、半分近くは網をはらず、歩き回って狩りの場所をみつけ、虫を捕まえるというのもびっくり。
アリは大きな牙と酸で、クモからさけられているのですが、そのアリを専門に狩るのがミジングクモのなかま。
アリとクモの関係について考えたこともありませんでした。
クモの糸のはりかたもさまざま。
最近は人工のクモの糸を作り出しているようですが・・・。
あまり動かず観察しやすいクモ。もっと注意して見ていくことにします。
この絵本に出てくるクモ。
ワスレナグモ、キシノウエトタテグモ、ジグモ、ミスジハエトリ
ハナグモ、アズマキシダグモ、ヒラタグモ、ナガコガネグモ
ジョロウグモ、クロガケジグモ、アシナガグモ、クサグモ、ミズグモ
ネコハグモ、ボカシミジングモ、オナガグモ、ズグロオニグモ、ムツトゲイセキグモ
知っているのはジョロウグモだけ(笑)。それも名前だけ!