どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

クモと糸・・月間絵本たくさんのふしぎ

2017年02月12日 | 絵本(自然)


       クモと糸/池田博明・文 荒川暢・絵/福音館書店/2015年


 どこにでも見られるクモですが知らないことばかり。

 クモというとすぐ巣をイメージしますが、むかしむかしクモは地面の下にすんでいて、地面の穴から近くにやってきた虫をつかまえていたといいます。
 それからながい時間をかけ、クモの糸は狩りの道具へ。

 日本には1600種類ものクモがいて、半分近くは網をはらず、歩き回って狩りの場所をみつけ、虫を捕まえるというのもびっくり。

 アリは大きな牙と酸で、クモからさけられているのですが、そのアリを専門に狩るのがミジングクモのなかま。

 アリとクモの関係について考えたこともありませんでした。

 クモの糸のはりかたもさまざま。

 最近は人工のクモの糸を作り出しているようですが・・・。

 あまり動かず観察しやすいクモ。もっと注意して見ていくことにします。

 この絵本に出てくるクモ。
        ワスレナグモ、キシノウエトタテグモ、ジグモ、ミスジハエトリ
        ハナグモ、アズマキシダグモ、ヒラタグモ、ナガコガネグモ
        ジョロウグモ、クロガケジグモ、アシナガグモ、クサグモ、ミズグモ
        ネコハグモ、ボカシミジングモ、オナガグモ、ズグロオニグモ、ムツトゲイセキグモ

 知っているのはジョロウグモだけ(笑)。それも名前だけ!