どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

こわい!?おもしろい^0^おはなし会  2014~2024

2019年05月12日 | お話し会

 5月の図書館祭りでのおはなし会。

2024.5.16
 もう少しで猛暑日でした。

 1 手遊び
 2 すずめとからす(語り)
 3 ワンピースの話
 4 よかったね(大型絵本)
 5 三本のカーネーション(イタリアの昔話)

2019.5.12
 ぽかぽか陽気。不特定多数だと、年齢もさまざでまですが、楽しめるプログラムでした。

 1 ひねくれもののエイトジョン(アメリカの昔話 偕成社)
 2 おおかみと七ひきのこやぎ(同名絵本 福音館書店)
 3 大きな荷物(おはなしおばさんの小道具 藤田浩子)
 4 くわずにょうぼう(同名絵本 福音館書店)
 5 日天さん、月天さん(ペープサート 永柴孝堂)

 たまたま「おおかみと七ひきのこやぎ」を読んでいたのですが、同じ話でも訳が微妙に違っています。
 おおかみが、がらがら声をなめらかにするのがハチミツでしたが、岩波少年文庫では、チョーク。
 岩波版では、針と糸、はさみをもってでかけますが、今回のは、おおかみをみつけてから、とりにかえります。こやぎが隠れる場所もちがっています。


2018.5.13
 あいにく雨模様の一日でした。

 1 でいだんぼうのおとおりだ! (小川町の民話 はすの実ころり/民話らいぶらりい)
 2 コッケモーモー       (同名絵本 徳間書店)
 3 やなぎのしたから      (手遊び)
 4 ラピンさんと七面鳥     (アメリカの昔話 偕成社)
 5 うさぎのかくれんぼ     (おはなしおばさんの小道具 藤田浩子)
 6 ふしぎなお客        (イギリスとアイルランドの昔話 福音館書店)
 7 アナンシと五        (子どもに聞かせる世界の民話 実業之日本社)

 小さい子から小学生ぐらいまで。どうしても年齢の幅が大きくなるので、焦点のあて方が、むずかしいところがあるのかも。

 「うさぎのかくれんぼ」は指人形を使ったもの。布のなかにかくれるのですが、きになるらしく後ろをのぞきこむ子も。

 「コッケモーモー」は、絵本の展示をみて、さっそく借りだす保護者のかたがいました。
小学校での絵本の読み聞かせや語るときに、学校の図書館にあるのか確認しておくと、図書館の利用につながりそうです。 


2017.5.7
 第16回といいますから、16年目。

 1 ふるやのもり(おはなしのろうそく4)
 2 ペープサート ふたりのあさごはん(けんいちとみけやのおはなし にしゆうこ・作 子どもの本研究所)
 3 だいくとおにろく(同名絵本)
 4 エプロンシアター おべんとう
 5 くらーいくらいおはなし(ルース・ブラウン 佑学社)
 6 めっきらもっきらどおんどん(大型絵本)
 7 魔法のかさ(おはなしのろうそく30)

 途中の手遊び。いろいろあって先輩の引出しの多さにあらためて感心するとともに勉強になりました。


2016.5.14

 1 鳥のみじい(子どもに語る日本の昔話2)
 2 かあさんうさぎのつなひき(じょうずなわにのかぞえかたーたのしいどうぶつ昔話ー絵本から)
 3 ろくろっ首(かたれやまんば第3集)
 4 はらぺこあおむし(大型絵本)
 5 ネコの家に行った女の子(子どもに語るイタリアの昔話)
 6 明かりをくれ(スペインの昔話ーおはなしのろうそく30)

 子ども10人以上と保護者の方。手遊びをまじえてあっというまの45分でした。

 「はらぺこあおむし」は、あおむしの人形をつかって食べるシーンもあって人気でした。

 「ろくろっ首」はこわそうですが、笑い話。あっとするオチがなんともいえません。
 自分も楽しめるのもおはなし会のよさでしょうか。


2015.5.16

 1 王子さまの耳はロバの耳(子どもに聞かせる世界の民話 ポルトガル)
 2 にんじんとだいこんとごぼう(かたれれやまんば第一集)
 3 おばあさんとぶた(おはなしおばさんの小道具)
 4 猫と小僧様(かたれやまんば第三集)
 5 ギーギードア(たなかやすこさん語りから)
 6 旅人馬(日本昔話百選)


2014.5.17

 1 アナンシと五(子どもに聞かせる世界の民話 実業之日本社)
 2 食わず女房(子どもに語る日本の昔話3 こぐま社)
 3 三びきのやぎのがらがらどん(同名絵本 福音館書店)
 4 はらぺこピエトリン(子どもに語るイタリアの昔話 こぐま社)
 5 足折れつばめ(子どもに語る日本の昔話3 こぐま社)
 6 三本のカーネーション(子どもに語るイタリアの昔話 こぐま社)

 

2011.5.14

 1 ミアッカどん(イギリスとアイルランドの昔話 福音館書店)
 2 くわずにょうぼう(同名絵本 福音館書店)
 3 ちいちゃい、ちいちゃい(イギリスとアイルランドの昔話 福音館書店)
 4 おいとけ堀(日本昔話百選 三省堂)
 5 ちょうむすび(黒いさくらんぼ 小澤昔ばなし研究所)
 6 地獄からもどった男(子どもに語る日本の昔話1 こぐま社)


つぶときつねのはしりっこ

2019年05月12日 | 絵本(昔話・日本)


         つぶときつねのはしりっこ/文・いしだとしこ 絵・みやじまともみ/アスラン書房/2005年


 赤ぎつねが、田の畔を歩いていると、いっぴきのどろだらけの「つぶ」をみつけます。

 「どろんこ田んぼの ごみかぶり しりこ ねじって どごさいく しりこ ねじって どごさいく」とからかうと、「つぶ」も ふたを ぱくぱくいわせて、いいかえします。

 「やけのが原の 赤ぎつね おまえのしリっぽ もえているぞ おまえのしりっぽ もえているぞ」

 悪口をいいあっているうち、はしりっこ しようとなって、鳥居くぐって 石段百登って、お宮様の松の根まで、はしりっこです。

 「うさぎとかめ」の話ですが、擬音語が絶妙です。

 赤ぎつねがはしる様子は、 しょん しょん しょん しょん しょん しょん

 赤ぎつねのしっぽは、長く立派なしっぽ。「つぶ」がくいつくのは、最適。

 なかなおりするラストも納得で、水田の風景もなつかしい感じです。